ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

スタミナとは何か?

スタミナ丼とかスタミナラーメンとかスタミナ焼きとか、スタミナが名前につく料理に惹かれます。メニューにスタミナ系があると、つい注文してしまいます。んで、スタミナ系ってハズレが少ないんですよね。
しかし、このスタミナの定義とは何なのか最近考えております。

たいていの場合は、ニンニク、ニラと豚肉を炒めたもの。あるいは納豆、とろろ、オクラなどのネバネバ系、そして生たまごといった食材を使ったものです。栄養学的にどうなのかというより、いかにも精がつきそうなイメージがありますね。ウナギとかホルモンとかキムチなんかもアリですね。

ちなみに西東京発祥で、店舗を拡大中の「伝説のすた丼」のすた丼は、豚肉と長ネギをニンニク醤油で炒めた具に生玉子をトッピング。見た目にもスタミナです。

スタミナラーメンと呼ばれる名物も地方ごとにあり、天理スタミナラーメンはトンコツ、鶏ガラをベースにニンニク、豆板醤で味付けされ、具には炒めた白菜、豚肉、ニラを使用した、濃厚で辛くコッテリした味が特徴、埼玉スタミナラーメンはトンコツ、鶏ガラをベースにニンニク、豆板醤で味付けされ、具には炒めた白菜、豚肉、ニラを使用した、濃厚で辛くコッテリした味が特徴と、どちらもニンニク&ニラ&豚肉の黄金トリオが使われていますね。そして茨城スタミナラーメンはキャベツとカボチャとレバーをメインにした甘辛のあんかけがのっています。黄金トリオは欠場ですが、その代わりにレバーがスタミナ感を担当しているようです。

しかし昨日、梅もと秋葉原店で発見した冷やしスタミナセット(600円)は、その概念を否定するものでありました。

なんと冷やし豆腐そばと海鮮丼のセット。豆腐、大根おろし、ワカメに刺身(イカ、エビ、サーモン、玉子焼き)。スタミナをイメージする食材は一切なし。せめてとろろかオクラでも入ってれば納得するんですが。
冷やしじゃない方のスタミナセットは生たまごが入ってるので、かろうじてセーフ?

豆腐がスタミナ担当なのでしょうか。まぁ、畑の肉とは言いますが。
スタミナ研究の道は意外にディープです。

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