ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

僕の愛するカレー ベスト5

 今日は飯田橋に取材に行ったので、久しぶりに「キッチンめとろ」で昼食。飯田橋に行くと、ついここの焼肉カレーを食べたくなってしまうのです。飯田橋の編プロで働いていた頃、そしてライターとして神楽坂の英知出版に通っていた頃、しょっちゅうここの焼肉カレーを食べておりました。僕の愛するカレーのひとつです。心のカレーランキングベスト5に入るな。つーと、あとの4つは何だ?
 というわけで、僕の心のカレーランキングベスト5を紹介していきましょう。普通とは逆に1位から発表。

●第一位 「炒伽哩」(ex夢民)のベーコンエッグ野菜カレー
 
 高田馬場の夢民本店でも食べましたけど、やっぱり江古田店に思い入れがありますねぇ。煮込んでおらず、野菜炒めにカレーをかけたような感じの珍しい野菜カレー。たっぷりの野菜の歯応えと切れ味のいい辛さとスパイシーさがたまりません。帰りにライオネスコーヒーキャンディくれるもの嬉しい。でも江古田店は今年閉店してしまいました。ああ…。池袋などにもあるから、食べようと思えば食べられるんですけど、やっぱり地元というところにも魅力があるんですよねぇ…。

●第二位 江古田「トキ」のカツカレー

 
 江古田のシンボル的な老舗喫茶店。大盛スパゲティが有名ですが、ここのカレーも美味いです。フルーツもたくさん煮込まれていると思われるマイルドな和風カレー。ルーが足りなくなりそうになると、「ルーかけましょうか?」と追加してかけてくれるサービスも嬉しい! そしてこの巨大なカツ! これだけでお腹がいっぱいになっちゃいそうなボリューム。それなのにルーにもトロトロに煮込まれたお肉がゴロゴロ。日本で最も幸せな気持ちになれるカツカレーだと思いますね。無造作に積まれた懐かしいマンガを読みながら食べるのが最高。

●第三位 神保町「共栄堂」のスマトラカレー ポーク


 カレー激戦区神保町の老舗。大正13年からの歴史ある味。真っ黒なルーは、ヒリヒリと辛く、エキゾチックな味わい。カレーにはポーク、チキン、ビーフ、エビ、タンと色々あり、エビなども美味いと聞くのですが、いつもついポークを頼んでしまいます。だって、あのよく煮込まれた豚肉がうっとりするほど美味しいんですよ。特に脂身のとことか。注文するとすぐに出てくるスピーディーさとか、一緒にポタージュがついてくるサービスもうれしいですね。でも、結構辛いのでポタージュの熱々さが辛い時もあったりして。

●第四位 飯田橋「キッチンめとろ」の焼肉カレー


 こちらもヒリヒリした辛みが魅力のクラシカルな日本的なカレーに、ドスンと乗せられた柔らかい豚焼肉。しっかりと味付けされた焼肉は、それだけでご飯を2杯くらいいけそうなボリュームがありますが、それがカレーと組み合わさると、さらに見事なハーモニー! 添えられた千切りキャベツも見事なアシストを決めてくれてます。食べる度に「ああ、これこれ」と嬉しい気持ちになりますよ。

●第五位 「松屋」のカレギュウ


 いきなり牛めしチェーンなのですが、「松屋」のカレーはレベルが高いのですよ。適度に辛くて適度にスパイシー。本当は狂牛病騒ぎの直前に登場して、あっという間に消えた幻のビーフカレーが一番美味かったのですが、今のカレーも悪くないです。そのカレーと牛丼を合いがけにした「カレギュウ」は素晴らしい発明。昔、「牛友」チェーンという牛丼屋でもこのメニュー出してたっけ。僕はいつも玉子も追加します。最初にお箸で牛丼部分を食べ、それからスプーンに持ち替えてカレー部分を食べます。やっぱりカレーの味が勝っちゃうんですよね。中央の混ざる部分は単にお肉が一杯のカレーになってます。でも、まぁ、その味の移りかわりも楽しみです。

というわけで、僕は基本的にクラッシックな日本のカレーが好きなんだなぁ。いや、インドカレーもタイカレーも大好きなんですが、選ぶとなると日本式カレーになっちゃいますねぇ。



ところでWIRED VISONにワイアード・ゲーム専門ブログの記者Chris Kohlerのカレー愛に溢れすぎた原稿が掲載されていて、ちょっと感動しました。

「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』]



「日本のカレーは、世界で最も完成されたカレーだ。これに異を唱える人がいるとすれば、理由はただ1つ、日本のカレーを食べたことがないからだ」

「いったん日本風カレーの中毒になると、米国に帰っても中毒が治ることはない。もう一度日本の カレーを食べたいと願いながら日々を過ごし、また東京に行って日本のカレーをもっと食べられるよう 貯金に励むことになる」

「その豊かでクリーミーな 味わいを出すのにどんな材料を使っているのか、私にはほとんど分からなかったが、クラックコカインが入っていることはまず間違いないと思われた」

「私はポークカツカレーとチキンカツカレーの2つを注文した。もちろん、ジャーナリストとしての使命感からだ」

「カレーライスは日本人のソウルフードだ。米国の子どもたちがマカロニチーズをガツガツ食べるように、日本の子どもたちはカレーライスをガツガツ食べる」

「平均的な日本人はラーメンを週に1回食べるが、カレーは週に4回食べるらしい」

http://wiredvision.jp/news/200805/2008050121.html


週に4回もカレー食べないよ! まぁ週2回くらいだな。
ちなみにChris Kohler氏はゴーゴーカレーより、リトルスプーンの方が好きらしい。松屋のカレーは専門店じゃないから見落としてる可能性があるな。ぜひカレギュウを食べて欲しいとメールしてみようかな。

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