ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

四味 穴子重 (1350円/兵庫県/B-3)

 今年もやってまいりました。京王百貨店新宿店の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。もちろん僕も初日の今日は開店前から並んで参戦して来ましたよ。
www.keionet.com
https://www.instagram.com/p/BsZOKSED5KY/
 記念すべき最初の駅弁=ファースト弁は、例年どおりにチラシ一面から選んで、「四味食べ比べ対決!」の中から「四味 穴子重」にしました。
 今回の「四味食べ比べ対決!」はなかなかおもしろくて、「味くらべ牛肉どまん中」は、醤油味、みそ味、しお味、カレー味と味付けが違い、「食べくらべ四大かにめし」は、たらば蟹、ずわい蟹、毛蟹、花咲蟹と種類が違う。
 そしてこの「四味 穴子重」は、蒸し穴子、焼き穴子、煮穴子、焼き穴子と調理法が違うんですよね。
 開場と共に突入して、まだ行列の短いうちに並んですぐに「四味 穴子重」をゲット。そのまま輸送駅弁の列に並びますが、早くも階段の行列が8階にまで達してました。二十分ほど並んで、今度は「SL大樹日光埋蔵金弁当PREMIUM」を購入して、8階の引換会場へ行き、メルマガ読者特典のオリジナルボトルホルダーと100円割引クーポンをもらって、屋上へ!
 今年は久しぶりに屋上にテーブルが出ているのが嬉しいんですが、風が冷たくて寒い! 超寒い!
https://www.instagram.com/p/BsZXBoHjT40/
 でもがんばって「四味 穴子重」をいただくことにしました。
https://www.instagram.com/p/BsZjB7Xj3SS/
 さて、「四味 穴子重」。フタをあけると4つに区切られていて、蒸し穴子が乗ったご飯、焼き穴子のちらし寿司、炙った煮穴子が乗った穴子飯、刻み焼き穴子が入ったいなり寿司が並んでいます。正直言って、チラシの写真に比べると、それぞれ穴子がたいぶ小さいなという気もしますが、まぁ、想定内か(笑)。それでも、黒豆だったり漬物だったりが充実しているので、食べ飽きません。個人的に全体的な味付けが、やや甘めかなとも思いましたが、これくらいの方が好きな人も多いのかな。
 味わいにバラエティがあって、美味しく、楽しい駅弁だと思いましたね。
 うん、今大会も幸先がいいぞ。今年は何弁食べられるかなー。

2018年度個人的ベスト10曲

今年は定額配信(僕はGoogle Play Musicがメインです)のおかげで、割と新しい曲を聴きまくりました。新しい曲をこんなに聴いてるのって、80年代以来かもしれない。とはいえ、あんまり時流に合ってる曲は聴いてないんですが。今の主流のダルなヒップホップとかR&Bとか、アイドル系とか苦手なもので…。

いうか、実は高橋芳朗さんがラジオで紹介した曲ばっかりなんですよね。「アフター6ジャンクション」とか「ジェーン・スー生活は踊る」(どちらもTBSラジオ)で彼が紹介する曲がどれもツボで、それを片っ端から聴くことから広げていきました。音楽誌を読まなくなり、レコードショップに行かなくなって、好きな音楽に出会うのが難しくなっていたんですが、高橋芳朗さんのセレクトにはずいぶん助かりました。そういうラジオ番組、もっとあるといいのに。

 定額配信でチェックして、いいと思った曲はすぐにプレイリストに突っ込んで、それを繰り返し流し聴きするという聴き方をしているので、アルバムというより曲単位で聴いてました。もともとアルバムよりシングル志向なので、配信中心になってアルバムの概念が崩壊してるという流れは割と歓迎してます。

ということで今年の個人的ベスト10曲です。

第10位 Starcrawler - I Love LA

Starcrawler perform I Love LA on Later... with Jools

まぁ、とにかくボーカルのアロウ・デ・ワイルドちゃんの蜘蛛のようなフリーキーかつチャーミングなルックスにやられました。そのルックスを活かし切った一度見たら忘れられないパフォーマンス。そしてストレートにかっこいいバンドサウンド。中継で見たフジロックでのステージも最高だったなー。この曲自体は去年に発表されてるみたいですが、アルバム発売が今年なので入れちゃいました。


第9位 Khruangbin - Maria Tambien

Khruangbin - Maria También (Official Video)

テキサスのサイケファンクバンド、Khruangbinのインストナンバー。エキゾチックでどこか物悲しいメロディがやたらと心に響いてきます。最初に音だけ聴いた時にもフィルムで撮影したザラついた映像が目に浮かんできたんですよね。これは細野晴臣さんのラジオ番組で聴いたんだっけな。


第8位 Antarctigo Vespucci - Kimmy

Antarctigo Vespucci - Kimmy [OFFICIAL AUDIO]

フロリダのインディーロックバンド、Fake ProblemsとブルックリンのパンクバンドBomb the Music Industryの二人によるユニットらしいですが、ポップでキャッチーで疾走感があって、こういう曲、大好きです。特にイントロのフレーズが耳に残りますね。


第7位 Janelle Monáe – Make Me Feel

Janelle Monae Performs 'Make Me Feel'

これ、10曲の中で唯一のメジャーなヒット曲かな(笑)。女優としても活躍中のジャネール・モネイのモロにプリンスな曲で、実際に生前のプリンスも制作に関わっていたらしいですね。いや、実は僕はプリンスはどうも苦手なんですけど、プリンス的なものはすごい好きなんですよね。単に顔と声が苦手なのか(笑)。特にこのライブパフォーマンスビデオは、ラストJBになっちゃうところも含めて、超かっこいいです。

第6位 The Marias - Ruthless

The Marías - Ruthless

プエルトリコ出身の女性ボーカルを中心とした5人組。艶かしくてけだるくてロマンティックなボーカルとサウンド。こんなの好きに決まってるじゃないですか。


第5位 Bye Bye Badman - Daisy

바이바이배드맨 / Bye Bye Badman - Daisy (Feat. 윤주) (Official M/V)

高橋芳朗さんがラジオで紹介していて気にいった曲。韓国のネオアコというか、渋谷系というべきか。バンド名はストーンローゼズの曲名からですかね。パーカッションのリズムから始まり印象的なギターリフが鳴り響くイントロで、一気に心を掴まれました。リアルタイムでは渋谷系って、あんまりハマらなかったんだけど、K渋谷系はなんかグッと来て、今年はずいぶん聴きましたね。


第4位 Benny Sings - LATE AT NIGHT

Benny Sings - LATE AT NIGHT

今年は、シティ・ポップ、AOR的な曲もよく聴きました。もともと好きなんですよ。中学・高校とパンク/ニューウェーブと平行して、ナイアガラ系のシティ・ポップを愛聴していたもので。ベニー・シングスの「CITY MELODY」は、この秋に一番聴いたアルバムですね。すんごい「ちょうどいい」サウンドなんですよ。心地よい。


第3位 Vulfpeck - Half of the Way

VULFPECK /// Half of the Way (feat. Theo Katzman)

LAの変態ファンクバンド、Vulfpeck。どファンクなインスト曲から、超ポップなR&Bまで、レパートリーはグチャグチャなんですが、そのどれもがかっこいいんですよね。ギターのテオ・カッツマンが歌いまくるこの曲なんか、かなりAOR的なんですが、メロディもフレーズもいちいちカッコイイ。気がつくと頭の中で鳴ってます。


第2位 boy pablo - Losing You

boy pablo - Losing You

ノルウェー出身の若干19歳、パブロ君率いるboy pablo。爽やかさと切なさの正に青春そのものなサウンド。しかも印象深いフレーズやメロディを必ず入れてくるんですよね。「Feeling Lonely」のギターリフとかもたまらんなぁ。ルックスが垢抜けないのも、またよし。


第1位 Ben Browning - Even Though

Ben Browning - Even Though (official video)

オーストラリアのエレクトロ・ポップ(?)バンドCut Copyのベーシスト、ベン・ブラウニングのソロ。Cut Copyも結構好きだったけど、こっちの方がストレートなポップで超ハマりました。でもところどころひねくれたアレンジだったりしてるのもツボ。あー、シンセってつくづく気持ちいい音だよなーと、改めて思ったり。わけのわかんないPVも最高。

という感じで、まぁ、今年はホント、ポップな曲ばっかり聴いてたなー。

次点としては以下の10曲(順不同)

Angelique Kidjo - Once in a Lifetime
高橋ユキヒロ - VOLARE (NEL BLU DIPINTO DI BLU)
kero kero bonito - Time Today
The Lemon Twigs - If You Give Enough
キリンジ - 時間がない
A Certain Ratio - Make it Happen
Theophilus London - Only You (feat. Tame Impala)
STIIR - Free Yourself
Parquet Courts - Almost Had to Start a Fight/In and Out of Patience
The 1975 - Give Yourself A Try

でも、実は今年一番よく聴いてたアルバムは、テーム・インパラの「Currents」だったんですよね。2015年発売なんだけど当時はスルーしてて、今頃聴いて、「うわ、これ、おれ、めちゃくちゃツボ!」って聴きまくってました。これ聴くと、本当に多幸感に包まれちゃう。


Tame Impala The Less I Know The Better (no intro) Optional Subs

というわけで、今年もお世話になりました。
来年もよろしく。
また新刊出る予定です(笑)。今度のは、僕がずーっと書きたかった本です。

セブンイレブンアプリにハマった夏

 数年前に仕事場のマンションの一階がセブンイレブンになってから、もう何でもかんでもセブンイレブンで買うようになってしまいました。朝、仕事場に出勤する時にはセブンイレブンでホットコーヒーかアイスコーヒーを買うのが習慣になり、お腹が空けばセブンイレブンで肉まんとかお菓子、喉が渇けば麦茶を買い……。冷蔵庫代わりに使っているといえば聞こえはいいですが、どちらかというとも、セブンイレブン様の奴隷になっているという状態であります。

 そんな僕にセブンイレブン様がスマホアプリを作ったというニュースが! はい! 何に使えるのかわかんないけど、とりあえず落とします! だってセブンイレブン様のアプリだもん!

 というわけで、このセブンイレブンアプリ、何ができるのかといいますと、購入する時にレジでアプリを表示してバーコードをスキャンしてもらうと(ナナコカードに紐ついてますので、実際はナナコカードだけでOK)、なんか色々とポイントが貯まるというわけなんですね。んで、ポイントが貯まるとランクアップして、それに応じて割引クーポンなどがもらえると。ま、どうせ色々買ってるんだから、少しは得したりするのかな、とアプリを使いはじめたわけです。

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 このアプリ、買い物のジャンルごとにポイントが貯まるようになってまして、例えば「おにぎり・寿司」とか「めん類」とか「スイーツ」とか、買うとそれぞれに加算されるんですね。んで、ある程度のポイントで銅バッジとか銀バッジとか金バッジとかにランクアップされると。

 このジャンルの中に「お店巡り」というのがあったんですよ。違う店で買い物する度にこのポイントが貯まるんですね。ちょっとスタンプラリーっぽいじゃないですか。都会で暮らしてると、もうあちこちにセブンイレブンがあるわけですよ。例えば、僕の仕事場のある高田馬場って、高田馬場が店名についてる店だけで9店舗もあるんですよ!

 2店行っただけで銅バッジをゲット、5店行ったら銀バッジをゲット。仕事場と自宅の周囲だけであっという間に銀バッジですよ。じゃあ、次は金バッジか、と思ったら、なんとそこから45店周らないと金バッジがもらえない! いきなりハードル高くなってる!
 でも、乗りかかった船だ。やってやろうじゃないですか、あと45店巡ってやろうじゃないですか!

 そして僕のセブンイレブン巡りの旅が始まったわけです。仕事や遊びで、どこかの街に行く度にセブンイレブンがないか探します(ご丁寧にこのアプリには近くの店舗を表示してくれる機能もあります)。あったらとりあえず買い物します。欲しい物が無くても何か買います。飲み物とかグミとかフリーズドライみそ汁とか(笑)。とりあえず何でもセブンイレブンで買うようになりました。もう、セブンイレブン様の目論見どおりですよ。
都道府県制覇」なんてジャンルもあるので、仕事の出張で地方に行った時は張り切りますね。ま、あんまり地方出張する機会もないし、旅行も好きじゃないので、こちらは銀バッジ止まりで終わってますが。

 いや、しかし合計50店ってなかなか大変でしたよ。6月9日に始めて、50店目に到達したのが8月15日。この2ヶ月は、もう本当に「どこかセブンイレブンないか?」「なにか買う物ないか?」ってことばっかり考えてましたよ。周りの人に奇異の目で見られてしまうくらい(笑)。
 ようやく金バッジをゲットした時は嬉しかったですね。あと2店だったので、いつもの駅のひとつ手前で降りて歩いて周ったんですけどね。

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 こんなに苦労してゲットした金バッジではありますが、もらえるのは、せいぜい30円引きクーポンだったりするんですけどね! でもいいの! 別にそういうことじゃないから! 欲しいのは名誉だから! いや、全然誰にも誇れないけど!

 金バッジを達成したかと思ったら、次はプラチナというのがありまして、さらにここから50店。ここまで来たら、がんばるべきなのかな、おれ……。

 と、いうように、今年の夏はセブンイレブンアプリにハマりまくっていたんですが、はっきり言って、このアプリの出来は最悪なんですね。なんで天下のセブンイレブン様が、こんなひどいアプリを平気でリリースしたのか、不思議でしょうがない。

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 まずUIがひどい。アプリを立ち上げると、最初に出てくる画面が、それぞれのジャンルのアイコンが上から下へとユラユラ落ちていくという物。これ、何の意味があるんでしょうか? 落ちていくアイコンをクリックするのはゲーム感覚だとでも言うのでしょうか。不便でしょうがありません。まぁ、右端のボタンをクリックすればバッジ一覧が並んだ画面になるのですが、それなら最初からその画面にしておけばいいでしょう。
 という感じで、とにかくUIが使いにくい。これ、自分たちで試用したりしてないのかな、まさか。

 そして一番どうなんだろうと思うのが、買い物した時のポイントが反映されるのが、それから数時間後ということ。
 アプリの説明文によれば、

バッジのゲージやランクアップなど、以下を目安に更新されます。
●お買い物による加算/減算やランクアップ、タイムラインの更新
・00:00~08:29のお買い物→13時頃
・08:30~13:59のお買い物→19時頃
・14:00~18:59のお買い物→24時頃
・19:00~23:59のお買い物→翌日7時頃

●お買い物以外の加算/減算やランクアップ、タイムラインの更新
アクションから、約2時間半~3時間半後(一部バッジを除く)

※通信状況により反映が遅延する場合があります。

つまり反映されるのが10時間以上かかったりするわけなんですよ。最初の頃とかそれがわからずに、スキャンをミスされちゃったのかと思いましたよ。
一日に4回まとめて反映することしか出来ないって、もしかしてセブンイレブン社内で、書類書いて回したりとかしてるんですか? 

他のポイントカードではそんなことないと思うんですけど、このシステムだとしょうがないんですか? 21世紀の科学力って、こんなもんなんですか?

なので、せっかく50店舗周った! ようやく金バッジをゲットしたぜ! という時でも反映されるのが数時間後なので、爽快感が全くなし。

お店巡りって、かなりゲーム性があって楽しいだけに、この仕様は本当に残念でしかたありませんよ! 
バージョンアップに期待したいところですが、これで改善されて、もっとゲーム性がアップしちゃったりしたら、おれ、ヤバいことになっちゃうかなぁ…(笑)。

www.sej.co.jp

不要になったスマホを音楽再生専用機に、タブレットはカレンダー表示専用機に

 買い替えて不要になったスマホタブレットって、どうしてますか? 性能的には古くなっていても十分使えたりするので、放置しておくのも、もったいないなぁと思っていたんですよ。買い替えてすぐの時ならともかく、いまさら売ってもたいしたお金にならないだろうしなぁ…。
 とりあえず、2016年に購入したiPhone 6sをどうしようか。まだまだ現役で使える機種ですが、SIM抜いちゃってる状態で、さて何に使えばいいのか。

 色々考えた末に、こいつを音楽再生専用機にすることを思いつきました。
今、僕は仕事場では基本的にPCで音楽を聴いてます。数年前から、持ってるCDは全てデータ化してPCに突っ込んで、iTunesで聴いてました。しかし、iTunesってバージョンアップする度にどんどん使いにくくなってないですか? なので、僕はここのところ、Google play musicで音楽を聴くようになってました。Google play musicは、自分の持っている曲のデータも5万曲まで(!)保存出来るので、ほとんどの曲をアップロードしちゃってます。なので、自分のPCの中にある曲でも、わざわざGoogle play musicクラウドから聴くという変な状況になってるんですが、使いやすくて非常によいです。Google play musicで配信してる曲と自分が保存した曲がシームレスに扱えるのもいい。

 ただ、PCのスピーカーがあんまりよい奴ではないので、音質的にちょっと厳しいという不満はあったんですよね。はっきり言って、音質とかあんまりこだわらない方なんですが、それにしてもちょっと寂しい音質。

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サンワサプライMM-SPSBA2という液晶テレビ・パソコン用サウンドバースピーカーを、サンワサプライ 液晶ディスプレイVESAマウント取付け上棚MR-VESA2 を使ってディスプレイの上に載せてます。これはこれで省スペースで大変便利。

 じゃあ、もっといいスピーカーをPCに繋げばいいかというと、そうもいかない。PCでは別に音楽だけを聴いてるわけじゃなく、インタビューの音声を再生したり、レビュー用にAV見たりなんかもしてるんですよ。こういう時は、モニターのところから小さい音声で再生した方が自然なんですよね。離れたところに置いたちゃんとしたスピーカーで聴くのは、ちょっと違和感がある。

 じゃあ、二種類のスピーカーを切り替えるようにすればいいのかとも考えたんですが、それも面倒くさい。いっそ音楽再生用のノートPCでも入手するか、なんて思いついたんです。そっちに大きいスピーカーをつないで、音楽はそっちだけで聴くようにする、と。
 そこで、ハッと気がついたんですよ。それ、iPhoneでいいんじゃん? iPhoneBluetoothスピーカーに飛ばせばいいんじゃん?

 というわけで、さっそくBluetoothスピーカーを購入。Creativeの「SP-T12W」を選びました。発売は2010年と古い商品なんですが、ネットのレビューなどの評判がかなりよいんですよね。そして6千円弱と激安。それから充電もできるiPhoneスタンドも購入。
 スピーカーは作業しているデスクの背後の本棚の上に設置。スピーカーってなんとなく上の方に置いた方がいい気がしません? SP-T12Wは予想以上に小さいので、本棚の上にぴったりでした。

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『AV女優、のち』発売記念イベントやります

 おかげさまで新刊「AV女優、のち」(角川新書)、発売二週間で増刷が決まるなど、好評をいただいております。
 というわけで、ちょっと発売日から時間が空いてしまいましたが、発売記念イベントをいたします。
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8/1(水)阿佐ヶ谷ロフトA
安田理央『AV女優、のち』発売記念イベント TALK ABOUT『AV女優、のち』

【出演】安田理央、みひろ、長谷川瞳、澁谷果歩、アケミン

AVが最も輝いていた00年代に活躍し、そして引退したAV女優たちへのインタビュー集「AV女優、のち」(角川新書)の著者と本書に登場した女優、そして現在活躍中の女優を交えての出版記念トークショー。彼女たちにとって、AVとは何だったのか? そしてAV女優という職業とは?

OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥3,000 / 当日¥3,500(飲食代別/要1オーダー500以上)

「AV女優、のち」に登場した、みひろさん、長谷川瞳さんに加えて、AV引退を発表した澁谷果歩さん、そしてAVライターのアケミンさんと「AV女優という仕事」について、真面目にトークしたいと思います。「AV女優、のち」に登場した女優さんの飛び入りもあるかも…?

『AV女優、のち』はもちろん、『痴女の誕生』『巨乳の誕生』の物販もいたします。既に買っちゃったという方も、お持ちいただければサインでもなんでもしますよ!
TALK ABOUT『AV女優、のち』 – LOFT PROJECT SCHEDULE

また8月22日には、パリッコの新刊『酒場っ子』発売記念トークイベントに、せんべろ古本トリオとして参加します!

2018年08月22日(水) 19:30~  ジュンク堂書店 池袋本店
パリッコ『酒場っ子』(スタンド・ブックス)刊行記念 もっと楽しむ! 大衆酒場

出演:パリッコ(酒場ライター)『酒場っ子』
   とみさわ昭仁(プロコレクター)『無限の本棚』
   柳下毅一郎(映画評論家)『皆殺し映画通信 骨までしゃぶれ』
   安田理央(アダルトメディア研究家)『AV女優、のち』

若手飲酒シーンの旗手として、今、酒場についての話題では欠かすことのできないパリッコさんが、初の酒場エッセイ集『酒場っ子』発売を記念して、せんべろ古本トリオとして酒場、古本界隈を賑わす、とみさわ昭仁さん、柳下毅一郎さん、安田理央さんの3人と初の公開酒場トークショーを開催いたします。東京、そして日本全国の場末からチェーン店まで、様々な酒場をそれぞれの視点で飲み歩く4人による、どこでも楽しく飲むには――!?

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 
■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

honto.jp

ちなみにこの日は僕の誕生日ですので、プレゼントをくれたりしてもいいんですよ!(笑)

エロスクラップで節電オナニーを!

※2011年3月に書いた原稿です。

 いや、もう本当にこんな原稿書いている場合じゃないんですよ。日本が大変な時に、こんな不謹慎な原稿書いてたらいけませんよ。こんな原稿書いて、貴重な電気を無駄にしちゃいけません! 本当、申し訳ないです。

 というわけで、東京もあの地震以降、節電ムードになっております。店も照明を落としたり、営業時間を短縮したり。我が家だって、極力エアコンを使わないようにしたりして、寒さにブルブルと震える生活をしてますよ!
 そして計画停電というものがあるわけですよ。幸い、僕の自宅も仕事場も、停電しないエリアなんですが、それでもいつ停電がやってくるかわからない。
 電気に頼り切った生活をしていると、こういう時に困るんですよね。テレビも見られないし、やることないから、オナニーでもしようか。あっ、でもDVDもパソコンも使えないじゃん!

 電気に頼ったオナニーライフを送っていると、こういう時に困っちゃうわけですよ。いや、ま、僕は実は基本的に写真&文章派だから、大丈夫なんですけどね。
 とは言っても、最近は僕も、画像も文章もPCのモニター、もしくはiPhoneで見るという電気に頼ったオナニーライフになっちゃっていました。

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やっぱりスマホ、便利ですよねぇ。

 これはいかん。オナニーなんて不謹慎な行為に無駄な電力を使うなんて。いやむしろ、電気がないからオナニーできないなんて、そんな軟弱なことでは立派なオナニストとは言えないでしょう。いつでもどこでも、やりたくなったらできる、そういう心構えでいたいものです。ま、人目があるとこでは、やらないですけどね。

 てなわけで、エロ本オナニーを見直そうかと思ったのですが、ただエロ本を読みながらというのは芸がない。というか、PCやiPhoneでは、自分の好きな画像やテキスト(小説の一部分など)をまとめて見ながらやっているので、通常のエロ本だと、もうちょっと勝手が違っちゃうんですよね。

 そこで思い出したのが、エロスクラップ。みうらじゅんさんがやっているのが有名ですが、官能作家の睦月影郎さんもやっていましたし、実践していた人は多いようです。
 そして、僕もかなり熱心にやってました。高校生くらいからB5ノートにコツコツと、好きな写真や漫画のシーンを貼りつけてベッドの下に隠しておいたりして。ひとり暮らしをするようになってからは、大判のスクラップブックを使ってワイド版にグレードアップ。
 僕の場合は何冊も作るのではなくて、少しづつ貼り替えたりして濃縮した「究極のズリネタ」として練りあげていくスタイル。結局、エロライターになって、結婚もしてからも、しばらく作っていましたね。

 んで、そのエロスクラップを引っ張り出してみたんですよ。そうしたら、これが今でも十分に使えるの。なんだかんだで、僕はエロの趣味があんまり変わってないんですよね。なにしろ今でも一番のズリネタが、小学生の頃に初めて読んだ永井豪のエッチ漫画「イヤハヤ南友」と「けっこう仮面」なんですから。もう30年以上も愛用してるんですよ。当然、エロスクラップにも「イヤハヤ南友」や「けっこう仮面」の絵が貼りつけてあるわけなんですけどね。

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自分の「エロ」の原点を訪れる・浦和の古書店でエロ本漁り

 自分で意識してエロ本を買ったのはいくつからでしょうか? 小学校高学年の時に、「GORO」くらいは買っていたような気がしますが、本気でハードコアなエロ本を買ったのは、中学三年生の時の「SMセレクト」でした。いきなりSM! 我ながらハードコアですね。

 実家からちょっと離れた商店街の小さな小さな本屋でした。本をレジに持って行く勇気が無くて、ずっと他の本を立ち読みして、結局その日は買えなかったなんてこともあったような気がします。純真というか、気が小さかったんですね。
 当時はSM雑誌が人気でたくさん発売されていました。今よりもSMはエロの中でもっとポピュラーな存在で、ハードなエロをみたいと思ったら、SMしかない、という感じでした。

 そのたくさんのSM雑誌の中でも、僕は購入するのは「SMセレクト」一誌に絞っていました。
「SMセレクト」という雑誌は、SM雑誌ブームを巻き起こした老舗にして、最も売れたメジャーなSM雑誌なのです。最盛期には15万部も出ていたというから、驚きますね。今のアサヒ芸能より売れてるんですよ。

 でも、当時の中学生の僕はそんなことは知りませんでした。なぜ「SMセレクト」に狙いを定めたかというと、まずこの雑誌はポケット版といって、いわゆる新書版サイズのコンパクトな判型だったんですね。だから隠しやすい。中学生にとっては、親に見つからないようにするのは最重要課題。しかもSMなんてマニアックな本ですからね、発見されたら大変なことになります。その点、このポケット版は比較的隠しやすいと思ったわけです。

 しかし、当時は他にも同じサイズのSM雑誌はたくさんあったのですが、その中でも「SMセレクト」を選んだのは、裏表紙に理由がありました。他の雑誌は裏表紙にも縛られた女性のヌード写真が掲載されていましたが、「SMセレクト」だけはなぜか普通の映画の広告になっていたんですね。裏返してレジに出せば、SM雑誌だとバレないかもしれない。いや、今思えばそんなのバレバレなわけですが、当時の純真な中学生にとっては、それは大きなアドバンデージだと思ったのですよ。

 てなわけで、僕は大変な逡巡と緊張の後に「SMセレクト」の入手に成功。受験勉強もそっちのけでオナニーしまくったわけです。その時に連載されていた杉村春也先生の「白鳥円舞曲」(文庫化された時は「美姉妹・奴隷生活」に改題)は、未だにココロのナンバーワン官能小説です。

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※その時に買った号(1982年5月号)。後に吉祥寺の古書店で再入手した。
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※その号の裏表紙。カトリーヌ・ドヌーヴ主演の「終電車」。おそらく勝手に掲載していたのでは?

 高校生になると僕もずいぶん厚かましくなりまして、堂々とエロ本屋に出入りしていました。高校はお茶の水だったもので、ビニ本の聖地である神田神保町芳賀書店なんかにも通っていました。
 でも、高校生は貧乏でもありました。高価なエロ本はなかなか買えない。そこで、もっぱら地元の浦和の古本屋で購入していたんですね。神保町の古本屋よりも、相場が安かったもので。
 中でも浦和古書センターという店が一番のお気に入りでした。名前こそ「センター」ですが、古くて狭い店内に古本、古雑誌が山と積まれているという当時の典型的な古本屋でした。そしてエロ本が充実していたのですね。この浦和古書センターで出会った数々のエロ本に魅せられ、僕はその後にエロ業界で働くようになったのでした。

 さて、この浦和古書センターという店、当時から古かったのですが、なんとまだ健在! そして本の山はあれから二十数年で更に蓄積し、すごいことになっているというのです。
 無類の古本好きである友人のとみさわ昭仁さんが、昨年ここを訪れたものの、あまりのすごさに店内に入れなかったと。
 うわぁ、そりゃ行かなくちゃと、同じく古本好きの柳下毅一郎さんと3人で向かったのです。その日はせっかくだからというので、赤羽からひと駅づつ下車して古本屋を巡るという京浜東北線古本ツアーをしたんですね。

その時の模様はこちら。
d.hatena.ne.jp

 そしてゴールとして浦和古書センターに向かったのですが、なんと定休日! 浦和古書センターは、火水木と週に3日も定休日があるんですよ。まぁ、当時の人たちが店主なら、しょうがないですよね。もうかなりの高齢のはずですから。
 てなわけで、その日は浦和古書センターを再訪することは出来ず、ずっと気になっていたのです。いつかは訪れなければ、と。

 ところで、今年、東京三世社という出版社が自主廃業を決めました。東京三世社は、日本のエロ出版社の草分け的存在で、かつては吉行淳之介中村メイコも働いていたといいます。
 実は僕のエロ本デビューも東京三世社でした。1987年に「台風クラブ」という雑誌でファッションヘルスの体験ルポを書きました。当時は僕は別の出版社でアイドル雑誌をつくっていて、アルバイトとしてこっそり書かせてもらったのでした。
 そういう意味でも僕にとって大きな存在の東京三世社ですが、さらにあの「SMセレクト」の版元でもあったのです。
 だから東京三世社廃業のニュースを聞いた時、僕は自分の「エロ本」の原点が失われたような気持ちになりました。
 そして思ったのです。今こそ自分の「エロ本」の聖地を見に行かなければ、と。

 まずはあの商店街の本屋です。全国の書店がものすごいペースで閉店している時代です。あんなに小さい本屋が、残っているはずがない。それはわかっていました。
 京浜東北線南浦和駅を降り、そして徒歩10本ほど。商店街というのもためらわれるような、ちょっと店が集まった程度の小さな通りです。僕が浦和を離れて、すでに25年。ここを訪れるのは初めてです。

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 当時の面影は全然ありませんでした。いや、当時のままの店もあったのでしょうけど、僕の記憶があまりにも薄れていました。そして、その商店街には書店はありませんでした。たぶん、この辺だったと思うけど…、という場所には和菓子屋がありましたが、だいぶ年季の入った店構えでした。本屋は僕が浦和を離れて、そう経たないうちに閉店したのでしょう。

 初めからあきらめていたものの、それでもやっぱり寂しい気持ちになりつつ、僕はその辺りを歩きまわりました。25年の歳月はあまりに長く、記憶の残っている街並みはほとんどありません。
 確かここの角にエロ本の自動販売機があったんだよなぁ。朝とか夜とか、ランニングに行くとか言って家を出て、こっそり買ったんだよなぁ……。などを思い出すも、もちろん自販機が残っているはずもありません。

 僕はとぼとぼと、浦和の浦和古書センターに向かいました。商店街の変わり様を目の当たりにした後だと、本当に浦和古書センターが残っているのかという気持ちになってきます。つい先日、閉まっている店頭は見ているから、間違いなく残っているはずなのですが、妙に不安な気持ちになってしまいます。

 そして、浦和古書センターはありました。「古書」と大きく書かれたホロ屋根は当時と変わりないのですが、開け放たれた扉から見える店内は、確かに蓄積化が進み、すごいことになっています。うわぁ、これはとみさわさんが、入れなかったのもわかるわぁ。

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 人間の身長以上に積み上がった本と雑誌の山がいくつも並び、本棚は完全に隠れています。体を横にしないと店内には進んでいけそうにありません。しかし僕はこの店に来るために浦和に戻ってきたのです。意を決して入ります。
 歴史のある古本屋ならではの独特の匂い。そして時空の入り乱れた本の群れ。昭和初期のものと思われる歌本が最近の雑誌の上に積み重なっています。はっきりいって、ゴミの山にしか見えないでしょう。

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 中央の本棚はかろうじて見ることが出来ます。そうそう、この奥の方の本棚がエロ本コーナーなんだよな。70年代のSM雑誌や「奇譚クラブ」や「あまとりあ」といった60年代以前のエロ本が棚にはズラリと並んでいます。そして手前の通称エサ箱には、最近のDVD付エロ本やアイドル写真集などがたくさん刺してあります。
 僕の欲しい80年代エロ本は残念ながらほとんどありませんでしたが、それでも古いエロ本で面白そうなものを5冊ほど買いました。

まずはこの旅の原点とも言える「SMセレクト」東京三世社)。

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 本当は僕の買った1982年の号が欲しかったんですが、この日は見当たらず1978年8月号を。SM雑誌って、70年代以前のものは意外に見つかるんですが80年代以降があんまり無いんですよね。あんまり価値が無いということなのでしょうか。
 78年の時点で、僕が読んだ82年の号と雑誌の構成はほとんど変わりませんね。巨匠・杉浦則夫先生のSMグラビアに佐伯俊男のイラスト。団鬼六の小説は「鬼ゆり峠」。絵物語に体験ルポ。僕の敬愛する作家、杉村春也先生はまだ登場していないようです。
 ところで僕が「SMセレクト」を買う理由のひとつだった裏表紙は、「女子学生マル秘レポート HOTバイブレーション」という洋物成人映画の広告。

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ありゃ、これじゃ当時の僕は買えなかったな。

「問題SM小説」(コバルト社)1970年11月号。

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ウィキペディアによれば、日本で初めて誌名に「SM」を使った雑誌なんだそうです。でも表紙に「SUSPENSE」「MYSTERY」と言い訳のように書かれているのが面白いですね。内容は、あまりSM色が強くなく、ちょっと変わった官能小説誌という感じ。特集の「SM用語読物辞典」にも「トルコ風呂」「ビデ」なんて、あんまりSMとは関係なさそうな言葉が並んでいるのが象徴的。後にマゾ男性向きの内容に変わっていったそうで、どちらかというとそっちの方を入手できれば面白かったかも。

「Sadism・M」桜桃書房)1979年6号。

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表紙以外カラー無し。内容も実話誌に毛が生えた程度で、お世辞にもSM雑誌としてのクオリティは高くないですね。マゾ男性向けの記事が割と多いあたりが少し珍しいかな。


「Viva! Girl」(鳳苑書房)1972年9月号。

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これはSMではなくヌードグラビアメインの雑誌。横尾忠則ばりのコラージュなど、ポップなデザインが多くて、結構楽しめます。

「面白半分」(面白半分)1978年2月号。

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エロ雑誌ではなく、1972年から1980年まで発行された伝説的なサブカルチャー誌です。吉行淳之介野坂昭如開高健五木寛之藤本義一金子光晴井上ひさし遠藤周作田辺聖子半村良などの人気作家が半年ごとに交代で編集長を務めました。僕の買った号は、最も人気が高かったという筒井康隆が編集長。山下洋輔タモリ眉村卓豊田有恒と執筆陣も豪華。東海林さだお横田順彌のファッショングラビア(!)が掲載されているのがたまりません。

これだけ購入して1800円。いやぁ、やっぱり浦和古書センターは安いです。いや、ま、安いのばかりを狙って買ったということもありますが。

せっかく浦和まで来たのだからと、他の古本屋も3軒ほど回りましたが、戦果なし。それじゃあというので、二駅戻って蕨へ。ここには前回の古本ツアーの時に宝の山だと驚嘆した「N」という名店があるのです。ここでも「平成性風俗考」(久家巧 1995年 三一書房「川嶋のぶ子のビデオフォーカス」(川嶋のぶ子 1983年 秀英書房)「ピンサロジー(萩原彰 1981年 徳間書店「売春許すまじ 松本市トルコ風呂建設反対の記録」(松本女性史の会 1984年 銀河書房)と3000円分購入して、ホクホク顔で帰路についたのであります。

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しかし、古本屋が街からどんどん消えていっております。古いエロ雑誌も一緒に消えています。浦和古書センターでもそうでしたが、70年代以前のエロ雑誌は貴重ということもあって、意外に売っているのですが、80~90年代となると見つけるのが難しくなってきています。僕にとってはやはり80年代が思い入れのあるところ。そんなわけで、ヒマを見つけては、古本屋をめぐって80年代のエロ本を探しているのであります。


※「メンズナウ」2010年10月掲載。

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