ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

コミックマーケット68@東京ビックサイト

 はい、夏コミケ行って来きましたよ。サークル初参加、つーか、以前も5年前にちょろっと覗いたくらいなんで、コミケ自体が初体験みたいなもんです。友達のけっこう仮面・まぼろしパンティ本サークルのブースに間借りしましてですね、「ダリオレコード」第一弾、「七夏、それから」のダイジェスト版である「七夏、それから 体験版」DVD−Rを売ってまいりました。
 りんかい線国際展示場駅に降り立って、まず構内の広告がアニメ絵オンリーになっているのには驚きましたね。オタク駅。そして駅を出ると、人、人、人。まだサークル入場の時間なのに、この人の多さは何だ! ま、この日は終始、人の多さに驚かされてたわけですよ。こんなに人がたくさん集まってるのって、あんまり経験ないですねぇ。

 で、まぁ、ブースにちょこんと座りましてですね、販売してたわけですよ、一枚一枚心をこめて焼いた「七夏、それから 体験版」のDVD−Rを。しかしですね、なーんか、お客さんが寄り付かない。なんか僕の前を避けてすらいるような気がします。目を合わせてくれません。そしたら遊びに来てくれた「電波男」の本田透さんが言うわけですよ。
「安田さん! それ、どうみても歌舞伎町の裏ビデオ店の店長がブルセラDVD売ってるみたいですよ。そんなところ怖くて近づけませんYO!」
いや、確かにわざと、いかがわしいブルセラDVDみたいな装丁にしてみたんですけどね。実際はアレですよ、他のブースで売ってる漫画よりおとなしい内容ですよ。隣のブースなんか、小学生(ふたご姫とか)がズボズボ陵辱されてる漫画売ってましたよ。世間一般的には、そっちの方がヤバイのではないでしょうか。
 ま、次回はもっと周囲に溶け込むようなルックスを研究していこうと思いました。それでも、ポツリポツリと売れていきましたし、そんなに告知してなかったのに多くの人が「安田さんですか?」と声をかけてくれるんですよ。嬉しいですね、そういうの。あと、知り合いも次から次へと来てくれました。柳下毅一郎さんに、とみさわ昭仁さんにベギラマちゃん(実は実際に会うのは初めて)、ビューティ・ヘアさん、ワニマガジンのWさんに二見書房のKさんに竹書房のMさん、永井豪エッチ漫画ファン仲間の皆様…。吉田戦車さんも来てくれたそうなんですが、到着したのが4時過ぎで「何もやってないんだけどー」と電話が来ました。コミケは4時で終了なんですよ、先生…。
 それから某AVギャル2名も来てくれたので、ちょっとの間代わりに売り子してもらいました。コミケとは異質なムードの美女2名が座ってると、明らかに僕の時と客の食いつきが違う! 次回は、最初から女の子を用意していこうとメモ。
 とにかく対面販売してるのが楽しくて、ほとんど席を立つこともなく、あっという間の6時間でした。なので、他の知り合いのブースにも挨拶にいけなかったし、ほとんど買い物はできませんでしたが、いやぁ、楽しいもんですね。こりゃ、みんなが病みつきになるのがわかるなぁ。もっとサブカル寄りで、コミケみたいな大規模即売会あったらいいのに、とも思いましたが、たぶんダメなんでしょうね。こういうオタクのパワーには、やっぱり勝てないのよね、サブカル。
 おっと、そういえばコミケはくさいくさいと聞いていましたが、実際には、そんなに臭くないですよ*1。そりゃ、確かに汗臭いかもしれないけど、そりゃこれだけ人が集まるイベントなら当たり前だし、それならサマソニとかのライブイベントだって同じことですよ。全体的にルックスもさっぱりしてるし、パッと見ならオタクのイベントかライブイベントか、わかんないと思いますよ。と、ついつい、最近、オタク擁護にまわってしまうワタクシ。やっぱ、あのパワーを目の当たりにすると、憧れちゃうんですよ。いや、正直いって萌えとか、よくわかんないんだけどさ。
 それでは冬コミではダリオレコードのブースでお会いしましょう。当選するかわかんないけどさ。
 

*1:開場前からいたから、鼻が慣れたのでは、という指摘をいただきました。午後から行くとやっぱり臭いとか。うーん、そうなのかなぁ。

Amazon 【最大70%OFF】ミュージックセール