水割りが好きなんです

　季節によって飲みたいお酒の種類は変わりますよね。例えば僕は毎年、夏になるとラムとか泡盛などの、いかにも熱帯っぽい酒が飲みたくなります。でも、涼しくなってくると、ピタリと飲みたい気持ちが消えてしまうんですね。まぁ、これはかなりイメージに左右されているとは思うんですけど。

　ところが今年は、暑くなってきてもラム欲、泡盛欲が、とんと湧いてこない。では、何を飲んでるかというと、芋焼酎の水割り、それも薄めのヤツなんですね。僕は焼酎は麦派なんですけど、水割りにするには芋が一番美味しいような気がします。大きめの陶器のタンブラーに大きな氷を入れて、芋焼酎１に水２くらいの割合にして、グビグビ大量に飲む。さっぱりしていて、今の気候にぴったりな気がします。

　いつもの僕の夏の晩酌パターンは、まずビール、続いて酎ハイ、そしてラムか泡盛のロックという流れなんですが、今年はビールの次は芋焼酎の水割り。そのまま最後までそれでいっちゃうことが多いですね。暑い時は、酎ハイの炭酸が快感なんですが、今年は水割りの喉越しの方が気持ちいい。単にトシで刺激に弱くなっただけかもしれませんが（笑）。
　本当は、事前に水で割っておいて１〜２日寝かしておいた方が美味しいといいますが、そんな悠著なことやってられませんよ。すぐ飲みたいもん（笑）。

　今、お気に入りの芋焼酎は、鹿児島・原口酒造の「本芋」。水割りにすると、ほんのりした芋の甘さが引き立って、実に飲みやすいんですね。
　あと、最近は人気ないですが、ウィスキーの水割りも大好き。「美味しんぼ」かなんかだと、常温の水の方が香りが立っていいとか書いてありましたが、やっぱり冷たい方が美味しいですよねー。