ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

エロ雑誌がどんどん薄くなる

リニューアルした「オレンジ通信」(東京三世社)と「ビデオボーイ」(ジーオーティ)を買ってみました(どちらもリニューアル2号目)。

DVD付エロマンガ誌(?)へと変貌を遂げたのが「ビデオボーイ」。あまりの変わりっぷりに驚かされます。まあ、「ビデオボーイ」自体は「べっぴんDVD」という雑誌に実質移行してるんだけど、「ビデオボーイ」という由緒ある誌名を使ってコレを出すのかと思うと、ちょっと哀しくなりますね。

編集プロダクションが変更になった「オレ通」の方は、リニューアル前に既にほとんど記事ページがなくなっていたから、それほど変わったという感じは受けないんですけど、ライター陣が沢木毅彦・東良美季・原達也・水津宏・秋元康介と、僕よりも一世代上の超ベテランばかりなのが面白いですね。

しかしなー、エロ雑誌コーナーを見ていて実感するのが、その薄さ。軒並み本誌が100ページ未満でDVD付ですよ。んで、厚い雑誌はほとんど広告。 「S&Mスナイパー休刊によせて」にも書きましたけど、もはや本当にエロ雑誌はDVDの包み紙に過ぎないんだなぁ。エロ雑誌における記事の存在って、いったい何だったんだろうと考えてしまいますね。
なにしろあの「性生活報告」にまでDVDが付く時代ですからね。

 しかし、グーンと薄くなって(やっぱり100ページ未満)、なおかつDVDもつけないで860円という強気の姿勢を崩さない「ビデオザワールド」は、色々な意味ですごいなー。

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