ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

万歩計のある生活

 いつものように書店で仕事術の棚(手帳術とか整理術とかの本に目がないんです。整理できないのに…)を見ていると「『歩く!』仕事術」 (二木紘三 アーク出版)という本が目にとまりました。まぁ、ようするに歩いた方が血の巡りがよくなって仕事がはかどるよ、という本なんですが、なるほど面白い着眼点だなと感心しました。確かに僕も原稿に行き詰って散歩すると、ひらめきが生まれることが多いし、女の子を撮影する時なども歩きながらの方がフレンドリーになれて話を引き出せたりします。著者が提案するように歩きながら商談とか会議ってのもアリかもしれないなぁと思いました。現実的には難しいだろうけど。
 で、この本には歩くことの効用が色々書いてありまして、僕も単純ですから「よし、これからは積極的に歩くことにしよう」なんて思っちゃうわけです。そこで買ったのが、万歩計です。ちょうどヨドバシカメラのポイントが3万円も溜まっていたことに気づいたもんで、それ使って買っちゃいました。オムロンWalking style HJ-113というヤツです。3千円ちょっと。千円くらいの万歩計も多いので、高級品といえるかもしれないですね。ポケットやかばんの中でも、正しく測定できる「フリー装着」という点に惹かれました。万歩計って、結構計測にムラがあると聞いたことがあるので、どうせならイイ物を買おうと思ったのです。どうせポイントだし(笑)。シンプルでコンパクトなデザインも気に入りました。
 そんなわけで、ポケットに万歩計を突っ込んで計測する日々が始まったのですが、これが意外に効果があるんですね。歩数がカウントされるかと思うと、せっかくだからと無理にでも歩きたくなっちゃうんです。エスカレーターがあっても階段で昇ったり、わざわざ遠回りしてみたり。万歩計というくらいで、一日一万歩が目安なわけですけれど、そうなると一万歩達成できないと悔しい。先日なんか、仕事で帰りが遅くなったのですが、じゃあどうせなら一駅前で降りて歩いてみようかなと思ったものの、途中でもう12時近いことに気づいたんですね。この万歩計、時計内蔵で一日ごとに計測してる、つまり12時を超えると翌日扱いになってしまう。
 しまった! 僕は乗り換えの池袋で駅から出て、あわてて歩いたんですよ。現在11時50分。今、8千歩ちょっと。10分で2千歩って歩けるか? 夜の池袋を歩きましたよ。ええ、10分で2千歩ってのは無理だったんですけどね。ギリギリまで頑張りました。別に一万歩達成したからって、どうってことないのに。もうゲーム感覚になってるから、クリアしたくてしょうがないんです。バカというかホントに単純ですね、我ながら。まぁ、その分、池袋から自宅までの分がカウントされて翌日は楽に一万歩達成できたんですが。
 昨日なんか、用事があってあちこち出かけたんですが、かなり無理して歩いちゃいましたね。おかげで19713歩ですよ! 約14キロ歩いた計算になります。万歩計持ってると、本当に歩くのが苦痛じゃなくなるんですよね。カウントを見るのが楽しみになるんです。
 毎日一万歩歩いたからって、それほど健康面やらダイエット面やらで大きな効果はないでしょうけど、これなら無理せずに続けられるかもしれないなぁと思いました。みなさんもどうですか、万歩計。
 そういや、僕の買った機種の更に上位にUSB対応でPCと接続できる万歩計があったんですよ。USB万歩計。なんかすごいな。そっちにしておけばよかったかも。

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