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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

1988年のモデルプランツ幻のシングル「時計じかけのダンスミュージック」をアップ

音楽活動

 一昨日、野獣のリリアンで久しぶりに木魚と対バンしました。僕がモデルプランツで初めて木魚と対バンしたのは1986年の新宿ロフト。今からもう26年も前のことですね。ちなみにその時のもう一つの出演バンドが、人生でした。
 そのせいか、なんか懐かしくなってしまって、モデルプランツの昔の音源などを漁っていて、1988年に発売されるはずだった幻のシングルを発見しました。
 モデルプランツはその前年にナゴムカンパニーのオムニバス「おまつり」に参加していたのですが、このシングルはオフィスパラというレーベルから発売されることになりました。オフィスパラは、THE ALEX、BILLY THE CAPS、GYMNOPEDIA、VELLUDO(ヴィーナス・ペーターの沖野俊太郎 がVo)、DIP THE FLAG(後のDIP)などが在籍した、どちらかというとストリートロック系のレーベルでしたが、なぜか当時テクノポップバンドだったモデルプランツもここからリリースすることになりました。なんとなく、テクノポップだったらナゴムだろうという順当さに抵抗があったのかもしれません。若かったんですね(笑)。

 フールズメイトなんかに広告も出してもらったんですが、発売前にレーベルが消滅。既にプレスも済んでいたはずだったのですが、その現物も僕は見ていません。手元にあるのはレコーディングの時にダビングしてもらったカセット音源のみ。ジャケットも、もはや不明です。確か僕がいい加減に描いたキース・ヘリング風のイラストだったと思うんですが……。
 収録曲は初期の代表曲である「時計じかけのダンスミュージック」、ハードコアパンクのテクノポップ的解釈?の「普通の恋の結末」、珍しくメロディアスな「踊る20世紀」、そしてノンクレジットだった「チキンになりたい」の4曲でした。
 当時としては、手応えのあるレコーディングで、これはいいシングルが出来た! と思ってた矢先の発売中止で、心底がっかりしたことを覚えています。



 この時のメンバーは、安田理央(Vo、リズムボックス)、増田智之(Key)、桜田徹也(G)、田中伸明(B)、山本祐司(Syn-B)に、同じレーベルのガールズバンドCHU−DOKUのMAKOがゲストで参加しています。この頃のメンバーはみんな中学〜高校時代の友達で、まだなんとなく遊びの延長という感じでした。この直後くらいに僕以外のメンバーがすべて入れ替えになり、本格的に活動を始めます。
 そして1991年に、ゴールドマンのHa!レーベルからCDシングルとして「時計じかけのダンスミュージック」をリリースします。実はこの時期は、バンドとしての活動が行き詰まっていて、新機軸を開拓しようと全面的に打ち込みを導入しているのですが、それがちょっと裏目にでてしまった感があるのです。なので、当時はあまり気に入っていなかったのですが、現在聴き直してみると、これはこれで悪くないかなと思いますね。
 録音メンバーは、安田理央(Vo、MC-202)、花田健哉(Key)、高田英宏(B、Prog)、田中麻里(Vo)にゲストで撲殺チェーンソーロボトミーゼットンがギターを弾いています。


 モデルプランツはこの後間もなく一度解散し、1994年に復活。それからはマイペースで活動を続けますが2009年に25年の歴史に幕を下ろしました。
 その最後のライブでは、久しぶりに初期の曲を演奏しています。25年目の「時計じかけのダンスミュージック」です。

 まぁ、東京アンダーグラウンドニューウェーブシーンの資料の足しになるかもということで、ポツポツと当時の音源や映像をネットにアップしていこうかと考えております。

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