ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

デジカメ、止めました

 今月からデジカメを使うことを止めました。正しく言うと、デジタルカメラ専用機を使うことを止めたということです。そのかわりにカシオの携帯電話W41CAで撮りまくっています。今月すでにW41CAで100枚以上撮影してますね。
 96年にあの名機カシオQV10を購入して以来、僕はデジカメにハマって来ました。デジカメで撮るということの可能性に感動して、撮りまくり買いまくり。「裏デジタルカメラの本」(1997年 秀和システム)なんて本も書きましたし、「OPEN&PEACE」(1999年 メディアックス)、「デジハメ娘。」(2003年 二見書房)なんてデジカメによる写真集も出しました。いや、90年代末から、やたらに増えた撮影仕事もデジカメ撮影だから出来たことなんですね。なにしろ僕は撮影の知識というのは、ほとんど無いもので、現像するまで結果がわからない銀塩写真(フィルム)の仕事なんて、とてもじゃなくて怖くてできないですよ(それでも90年代には、仕方なくフィルムで撮ってましたけどね。現像が上がってくるまでビクビクしてました…)。
 デジカメのいいところはコストを気にしないで撮りまくれる点。メモがわりにバシバシ撮ります。取材の度にパチリ、目に付いた面白いものをパチリ、遊びに行った記念にパチリ。この10年、毎月100枚以上撮って来ました。そして仕事での撮影では一回で300枚〜500枚は撮影します。調べてみたら今、ハードディスクに残っている画像だけで、10万枚近くありましたよ。うひゃあ。
 仕事以外の日常的に撮った画像は月ごとにフォルダにまとめているんですが、2004年頃から携帯電話で撮影した画像がどんどん増えてきたんですね。シャープのV601SHを使い出したあたりですかね。携帯電話のカメラで撮った画像がバカに出来ないものになってきたんですよ。デジカメ以上に持ち歩く携帯電話ですから、自然と撮るチャンスも多いわけです。特にV601SHはムービーの性能がよくて、スナップ的に撮るムービーの面白さに目覚めましたね。「業界初!携帯ムービーでAV撮りました!」(2005年 ビッグモーカル)なんて携帯電話で撮影したAVまで監督しちゃったくらい。
 それでも、携帯電話で撮影するのは240×320の小さいサイズの画像ですから、ちゃんと撮りたい時はデジカメを…ってな使い分けはしてたんですね。携帯電話でも、もっと大きなサイズでも撮れるんですが、書き込みやら読み込みがやたら遅くて使い物にならないというのが実感でしたから。
 ところが、最近ふとW41CAで、1600×1200の画像を撮ってみたところ、おや、それほど遅くないじゃないですか。もちろんデジカメに比べると、まだまだレスポンスは悪いけれど我慢できないほどじゃない。んー、じゃあ、もうこれでいいじゃん! と思ったわけですよ。
 そんなわけで今月からは一切のスナップ画像、メモ画像、家族で遊びに行った時などの子供の画像なんかも、すべてW41CAでの撮影に切り替えてみました(サイズは1200×960で)。不満点はストロボがないくらいですね。画質的にも、特に問題ないです。仕事で撮影する時はオリンパスのデカいデジカメを使っているわけですが、とりあえずこの2本立てでいいかなぁと。カシオのエクシリム(しかし僕はカシオ好きだなー)は、もうずーっとカバンの奥ですよ。
 考えてみると、僕は自宅にはパソコンを置いていないので、ネットをチェックするのもW41CA。さらに言っちゃえば、エロ画像とかエロ小説も詰め込んでいるので、W41CA見ながらオナニーすることもある(笑)。ああ、もう携帯電話で何でもやっちゃってるなぁ。実際にネットやるんでも、パソコン持ってなくて携帯電話オンリーという人も少なくないみたいですしね。
 ああ、こうやって携帯電話に全てが集約されていくんだなぁ、と実感します。僕もすっかりPDA使わなくなっちゃったもんなぁ。いや、もちろんVAIO type-Uの新しいヤツとか気になりまくりですが(笑)。

 さて、今日はこれから子供たちを連れて立川の昭和記念公園に遊びに行くのですが、デジカメは持っていかず。W41CAで画像もムービーも撮る予定です。

 ちなみに本日の画像は96年にQV10で撮影した渋谷の性感ヘルス「亀と豆の木」の女の子とのツーショット。うわぁ、10年前のおれ、若いなぁ(笑)。
 

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