盟友パリッコと駅弁大会で駅弁を買って来てうちの事務所で飲もう、という話になりました。パリッコの都合で会場に行けるのが18時過ぎ。ううむ、この時間だと狙ってた駅弁は大方売り切れちゃってるな。さてどうしようか……。輸送ブースと実演ブースを悩みながらウロウロ。
飲みながら食べるわけだから、それに合った駅弁ということだよな。まずはビールか。となくると、魚介より肉かな……と、方向性を絞っていって、候補として上がったのが鹿児島の「北さつま牛・鹿児島黒豚贅沢すきやき重」と、兵庫県の「神戸名物ステーキ&しゃぶしゃぶ弁当」。ううむ、牛&豚のすき焼きか、ステーキ&しゃぶしゃぶか。なんとも贅沢な対決ではありませんか。悩んだ末に「北さつま牛・鹿児島黒豚贅沢すきやき重」を選びました。理由はすき焼きの方が下のご飯に味がついて、つまみになるんじゃないかと考えたからです。チラシ一面の「新作肉弁当対決」の駅弁でもありますしね。
さて、すきやき重。ご飯が全く見えないほどにびっしりと覆い尽くされた牛肉と豚肉。サブは玉子焼きと紅しょうがだけという潔さ。まずは豚から行きましょう。む、むぅ、美味い。続いては牛、こ、こっちも美味い。
とにかく肉自体の味がよいですね。噛みしめると溢れ出てくる肉の味。黒豚は脂の甘みと柔らかさ、さつま牛はしっかりした肉の歯ごたえ。どちらもビールにぴったり。そしてその味の染みたご飯もまた合うんですよ。私の読みは間違いなかった、と満足しながら、あっという間に完食です。
あー、やっぱり美味いなー肉。駅弁は魚介よりも肉派なんですよね。