前半戦のみ出店で目をつけてた駅弁はあらかた買えたかな、と思ってたんですが、うっかりしてました。「さなえばっちゃんのおこわ弁当」も前半までじゃないですか!
昨年も(僕らの間で)大評判となった駅弁なんです。やばい、どうしよう。前半最終日は5時で閉場しちゃう。間に合うか? でも友人が事前に買っておいてくれて、なんとか入手することが出来ました。持つべきものは駅弁仲間。
その日は夜に映画「Denki Groove The Movie? ~石野卓球とピエール瀧」を観に行く予定だったので、ネットカフェに入って個室で食べることにしました。
鮭の塩焼きにホタテの照り焼き、そして煮物とおこわという地味極まりない駅弁です。パっと見ると、これで1280円って高いんじゃない? とすら思います。でも一口食べればわかります。おかずのひとつひとつまで手を抜かない美味しさ。そしてそれ自体がおかずみたいに美味しいおこわ。
派手なおかずは無いけれど、きちんと作ればきちんと美味しい。そういう駅弁のひとつの理想の形がここにあるんですよね。
駅弁の良心とまで言いたくなります。駅弁大会には、必ず「さなえばっちゃんのおこわ弁当」があって欲しい。そう思います。
いや、しかしうっかりしてました。これで食べ損なってたら、一年間後悔するところだった!