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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

曙出版って、あの曙出版!

出版

 最近、ライターの岩尾悟志さんが、出版社を買い取ってオーナーになったんです。ライターが出版社の社長になったのって、エロ界はもちろん普通のライター界でもあまりない大出世ですよね。
 で、岩尾さんが買った出版社を聞いてびっくりしました。曙出版って、貸本時代からある超老舗じゃないですか! 「ドッキリ仮面」とか好美のぼるの怪奇物とか、僕らもよく読んでましたよ! 赤塚不二夫のデビューもここだったし、「おそ松くん」とか「レッツラゴン」とかも曙出版。「ダメおやじ」もそうだ!
 でも、編集者たちは、そんな由緒ある出版社だってこと、知らないらしいんですよね。もったいないなぁ。いや、ま、知ってたからって、別に仕事には関係ないんですけどね。今はエロ本出版社だし。

 そういや、「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」(武居俊樹)を読んでたら、こんなくだりが。

「先生がおっしゃりたいことは判ります。(中略) 一セット二万円弱の百科事典が、何十万セットも売れる。漫画のコミックスは、手がかかるのに利が薄い。だから、小学館は、一冊百円くらいの定価のコミックスには力を入れないっていうんでしょ」
「そう。『おそ松くん』のコミックス、青林堂が出してくれたんだけど、全然売れなかったんですよ」
結局、『おそ松くん』のコミックスは、『嵐をこえて』以来つきあいのある、曙出版から出た。

コミックスで稼ぐために、赤字でも雑誌を出し続けるという今の構造とは、まるっきり逆だったんですねぇ。

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