ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

エロの「デザインの現場」(有野 陽一 アスペクト)

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 エロ本の先鋭的なデザインについて、そのキーマンとなった9人のデザイナー(編集者含む)に取材した一冊です。

 URECCO、夜遊び隊、チョベリグ、SMスピリッツ、TOPAZ、デラべっぴん、すっぴん、BOYES、GOKUH、BODY PRESS、ビデオザワールド、Chuスペシャル、ザ・ベストマガジン、マニア倶楽部……。紹介される数々の名エロ本。誌名を上げていくだけでも、もう目頭が熱くなってきますね。
 僕も書かせてもらった雑誌がたくさんありますし、登場するデザイナーたちともずいぶん仕事をしました。中でも、野田大和氏とは、ゴールドマン監督と三人で「Ha!」というユニットを一緒にやっていた関係もあって、一時期はよく行動を共にしていました(実は本書でも、野田氏の項で僕の名前も登場しています。嬉しい!)。

 誌面で紹介される彼らの作品……、表紙や企画ページ、AVのパッケージなどは、うっとりするほどかっこよく、インパクトのあるものばかりです。それでいて、エロの宿命なのか、どこかとぼけたユーモアを感じさせてくれます。
 登場するデザイナーたちは、みなさん実際に他のジャンルでも活躍していますし、その才能は単にエロ本の枠に収まるものではないのですが、やはりこの作品群にはエロならではの魅力が感じられます。

 デザイナーに限らず、エロに関わる才人には「そこまで出来るなら、エロじゃなくて一般向けをやればいいんじゃないですか」と言う言葉がよく向けられます。でも、エロというジャンルだからこそ活きる表現というのが確実に存在すると思うのです。
 本書はデザインという切り口から語ったものですが、それは当然エロ本自体の歴史を語ることでもあります。あまり取り上げられることのないエロ本の内幕についての貴重な証言も数多く読むことが出来ます。

 本書の制作中に、「ビデオザワールド」と「Chuスペシャル」の休刊のニュースが入ってきたことが綴られています。あとがきにも「この本でとりあげたエロ本のほとんどすべて、今はもうありません」と書かれています。そして現在残っているエロ本には、先鋭的なデザインを受け入れる余裕はありません。エロ本というジャンルは確実に終焉を迎えています。

 著者はあとがきでこうも書いています。
「『アダルトのデザイン』をひとつの歴史として残したい。それ以上でも以下でもなく、これがこの本をつくる趣旨であり、ぼくの純粋な気持ちでした」
 本書がこの時期に出たのは、必然とも言えます。

 紹介されているデザイナー、こじままさき氏は、やはり紹介されているアルゴノオトこと古賀智顕氏のデザインに憧れて、「URECCO」のデザイナー募集に応募したそうです。
 願わくは、本書をきっかけにエロのデザインの芳醇さを知り、それを受け継ぐ人が生まれますように。

 その力を活かす場は、エロ本ではないかもしれないですけれど。

エロ本のデザインに興味がある方は、WEBスナイパーにて、ばるぼら氏が連載している「ポルノグラフィック・デザイン・イン・ジャパン」もぜひお読み下さい。

2014年のデジカメ日記

2月8日
大雪。笑っちゃうくらいの大雪。しかも翌週もまた大雪で笑っちゃう。
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2月11日
Roswellsのベーシストであり、中学時代からの親友であるシマジマサヒコの個展へ。もう30年以上のつきあいになるのか。
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2月12日
近所で見かけた歯科医院の前の雪だるま。怖すぎる。
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2014年1月のデジカメ日記

あわわ、すっかりまとめるのをサボってました。

1月1日
実家の猫は、なぜかおれの頭が大好き。
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1月9日
今年も京王駅弁大会がスタート。最初の駅弁は北海道の鮭児入り三大鮭めし。1950円は、やっぱりちょっと高い。
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1月11日
下北沢B&Bにてレポ主催のトークショー「エロ本黄金時代」に出演。本橋信宏さん、東良美季さん、下関マグロさんに加えて、飛び入りで勝谷誠彦さんと斉藤修さんも。大先輩たちに囲まれて、小さくなっておりました。
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1月19日
毎年恒例の駅弁を食べながらロマンスカーに乗る「ロマ弁」の旅。今年は「ふくのしま豚の醍醐味」と「米の国ニッポン弁当」を持って行きました。「豚の醍醐味」は本年度ベスト駅弁!
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さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味」にハマる

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 最近ハマっているのが桃屋の新製品「さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味」です。

 桃屋の公式サイトの商品説明によると「山椒の高貴でフルーティーな香り、痺れる辛味を生かす為に唐辛子を控えめに使用。7種類の素材を絶妙なバランスで配合し、なたね油でコーティングして、しっとりタイプの味付け七味に致しました。」ということで、あの2009年の大ヒット作「辛そうで辛くない少し辛いラー油」に代表される「食べる調味料」シリーズの新作という位置づけです。

 僕はこういう調味料が大好きで、もちろん「辛そうで辛くない少し辛いラー油」にもハマりましたし、くばらの「キャベツのうまたれ」や、柚子胡椒、塩麹なんかの流行りものにはだいたい手を出してます。
 調味料というのは、それ自体がちょっと高価でも、材料に比べるとその対費用効果はいいと思うんですよね。
 これには合うかな? こっちはどうだろう? と色々試すのも楽しい。うちの食卓にはいつもこうした調味料の瓶が並んでいます。

 さてそんな調味料瓶軍団に新加入した「生七味とうがらし」。見た目はソフトタイプのふりかけ。錦松梅とか、ああいう感じですね。そして商品名は「生七味とうがらし」ですが、実際には唐辛子よりも、山椒のインパクトが強烈です。香りがスーッと鼻に抜け、舌をビリビリと痺れさせます。この辺は好き嫌いは分かれるところだと思いますが、山椒好きには、もうたまらない。むしろ辛味を期待すると、物足りなく感じるかも。
 
 ラベルには「めん類、鍋物、汁物、丼物、焼とり、冷奴等の薬味に、ごはん、おにぎり、お茶漬けにもそのまま美味しい」と書かれていますが、使い道としては柚子胡椒に近いかな。特にさっぱりとした鶏肉に合いそうです。
 また直にご飯にかけてふりかけのように食べるのも美味しいです。そのままだとちょっとキツすぎる感もあるので、焼き海苔でくるみつつ食べるのがいいですね。
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 いや、ホント、失敗覚悟で色々な物に試してみたくなるんですよね。瓶ごと持ち歩いて、こっそりと飲食店でも試してみちゃおうかな。高田馬場の「三歩一」の鶏そばあたり、すごく合うと思うんだよなぁ。
 
 

VHSのDVD化に最適なビデオデッキDMR-EH70V

 ある程度の年齢以上の人なら、アナログコレクションのデジタルデータ化に頭を悩ませたことが一度はあるのではないでしょうか。僕なんかも、大量のカセットテープとVHSテープをどうすればいいのか、常に問題を先送りにして仕事場の引っ越しの度にそのままの段ボール箱を何箱も運んでおりました。貴重なスペースを犠牲にしてきました。
 デジタルにしておけば、必要な時にもパッと探しだして、スッと活用できるのに、アナログのままだと貴重なデータであっても死蔵したまま。これはいけない。なんとかしたい。そう考えつつも、どうにも出来ないままに年月は過ぎて行きました。
 カセットテープに関しては、昨年ソニーのCFD-RS500というラジカセを購入したことで、デジタル化の目処がつきました。カセットテープなどを簡単にMP3に出来るラジカセです。まぁ、ちょこちょこと不満点はあるものの、気軽にカセットテープをデジタルデータ化できるという点では、非常にありがたい存在です。
 なので、いつかこのVHS版が出ないかなぁ、なんて思っていたわけです。簡単にVHSをデジタルデータ化できる一体型ビデオデッキが欲しい。そう、デジタル化の作業においては一体型というのは重要なんですね。CFD-RS500のいいところは、カセットの再生が終わると自動的にMP3化の作業も終了してくれること。これがカセットデッキとPCを連携させてると、再生が終わったら自分でエンコード停止のボタンを押さないといけなかったりするので面倒くさい。流しっぱなしにしておいて、外出なんてことが出来ない。いや、そういう設定にする方法もあるのかもしれないですけど、簡単には出来ないわけはないですか。

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Bluetoothヘッドホン&スピーカーでワイヤレス生活に目覚める

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 常々ヘッドホンやイヤホンのコードには頭を悩ませておりました。邪魔だし、まるめてポケットに突っ込んでおくと、どうやればこんな複雑な状態になるんだろうと不思議に思うほどこんがらがっちゃう。ほどくのに何分もかかったりします。
 それでコード巻き取り式のヘッドホンを愛用してたんですけど、これがどうにも壊れやすいんですね。何種類も試してみましたが、すぐにコードが断線してしまう。人気も無いせいか、あまり製品も開発されてないみたいですし。
 これは、Bluetoothでワイヤレスのヘッドホンしかないのかなぁとは思っていたんですが、なんとなく手を出しかねていました。実はBluetoothの製品を使ったことがなくて、面倒くさそうな印象があったんですよね。

 ところが先日、「両国RRR」「両国門天ホール」で開催された「新春・両国フリマ天国」で、たまたまBluetoothヘッドホンが2千円で売っているのを発見したんですね。Meelectronics Air-Fi Runaway という商品です。まぁ、2千円なら失敗してもいいやと購入。
 翌日から使い始めてみたんですが、あらー、なんと快適な。心配していたペアリング(接続)も実に簡単。ヘッドホンの電源を入れて、iPhoneの「設定」から「Bluetooth」をオンにすると、「AF32」というデバイス名が表示されるので、それを選択するだけ。次回からは電源を入れるだけで自動的にペアリングされます。

 後は、もうiPhoneをポケットでもバックでも好きなところに入れておいても、煩わしいコード無しで音楽を楽しむことができるわけです。Bluetoothヘッドホンに慣れると、コードというのが、いかに鬱陶しいものだったのかというのがよくわかりますね。聴かない時は外して首にかけておくなり、折りたたんでポケットに入れておいてもいい。その際もコードを気にしなくていいんですよ。ぐるぐる巻きにする手間なんかいらないんですよ。

 ああ、ビバ、ワイアレス生活。気になっていたバッテリーの保ちも、2~3日は十分に使えて、ちょっと思い出した時にでもUSBで充電すればいい感じ。どうもバッテリーが無くなってくるとブツブツ切れることが多くなるみたいなので、それを目安にしてます。ちなみに有線でもつないで使えますので、充電が切れても大丈夫ではあります。僕は外出中に切れそうになった時は、iPhone用に持ち歩いているバッテリーにつないで充電してますけどね。

 このRunaway、かけた時のフィット具合も丁度いいし、折りたたむとコンパクトになるし、マイクもついていてそのまま通話もできるしで、大変気に入っております。音質に関しては、特に問題を感じたことはありませんね。他の購入者のレビューを読むと、低音域が強めで高音域、中音域がやや弱いという意見がありましたが、僕の場合は外を歩きながら聴くことが多いので、これで十分です。僕はフリーマーケットで2千円で買いましたが、定価で7千円弱くらいらしいです。この値段にしてはコストパフォーマンス的にも満足な音質なのでは。

 あー、便利だわー、とBluetoothを見直したついでに、今度は自宅で使うBluetoothスピーカーも欲しくなって来ました。今まではiPhoneを突き刺して接続するタイプの据え置きスピーカーに古い3SGを音楽専用として使用してたんですが、新しい曲を入れるのに、いちいちiTunesに同期させないといけないとか、曲目変えるのも面倒くさいとか、色々とデメリットがあったんですね。それならBluetoothスピーカーで、今使ってる5sを鳴らせばすごく楽じゃない?

 ちょっとネットで調べてみると、Cheero Sound Garden Bluetooth スピーカーというのが評判がよいようです。持ち運び前提のコンパクトなスピーカーなんですが、結構大きい音で鳴らせるみたいです。使用方法としてはリビングでBGM的に流すので、持ち運ぶ必要はないんですが、Amazonで約5千円という価格ですから、ちょっと試しに買ってみました。

 いや、これがまた良かった。本体のスイッチを入れて、手元のiPhoneをいじれば、すぐにスピーカーから音が出る。もちろん鳴らしながら他のアプリを操作しててもいい。曲を変えたり、音量を調整したりも全部手元で出来る。専用のリモコンなんかよりも、ずっと操作しやすいわけですしね。実は僕はBGMで流す時は、ほとんど全曲シャッフルで再生するので、曲によって音量レベルが違ったりすることが多いんですよ。それを手元ですぐ調整できるのは、ありがたい。

 YouTubeやゲームの音をスピーカーから流すというのも、なかなかよい感じです。僕のiPhoneだけじゃなく、妻や娘のiPhoneでも鳴らせるというのも家庭用にはいいですね。妻などは、キッチンにスピーカーを持ち込んで家事をしたりしてるみたいです。ただ、電子レンジを使うとBluetoothの接続が悪くなるみたい。
 そう、持ち運べるというのも、実際に使ってみると大きなメリットでした。充電式バッテリーなので電源コード要らず。僕はリビングにいる時はだいたいコタツに入ってるんですが(笑)、ひょいとスピーカーをコタツの上に持ってきて、やや小さめのボリュームで音楽を流したりしてます。バッテリーは満充電でボリューム50%再生で6時間ということですが、こちらも思いついた時に充電するくらいの感じで大丈夫ですね。

 というわけで、すっかりBluetoothの虜ですよ。ビバ、ワイヤレス。ファック・ザ・コードという気分ですよ。あとはワイヤレス充電が、もっと普及すればなぁ……。

※ところで、なぜか今、Amazonではどちらの商品もすごく値上がりしちゃってます。あれ、なんでだろう……。

フェチフェス03でDVDマガジン「おしどり」第二号販売します

前回のフェチフェス02出展のために急遽結成された同人サークル「おしどり」安田理央・小林電人・思春期マーブル・大泉りか・りえ坊)が、今週日曜日のフェチフェス03に再度登場。
もちろん、DVDマガジン「おしどり」も新作を作りましたよ!

りえ坊は、はるうらとのウェット&メッシープレイ
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思春期マーブルのブルマスターKは、女の子がパンツを脱ぐシーンを4パターン
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大泉りかは、世界中で大流行のあのダンス動画に挑戦。
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小林電人は木村つなちゃんの羞恥ストリップ・ダンス。ちなみにFA映像ダンスへのリスペクトだそうです。
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そして僕は10年前(笑)に撮影した巨乳ギャルへの密室インタビュー。
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さらに今回はゲストとして、真咲南朋監督による「女装美少年ザーメン 明奈はいいなり汁奴隷」
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神田つばき監督の「顔ストホスト面接」を収録。
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オープニングとエンディングには小司あんちゃんの羞恥ストリップダンス。
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フェチ&微エロ映像てんこ盛りの70分。
そしてパッケージは、安田三号先生のポストカード!(笑)
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フェチフェス03でのみ発売の限定50部、1000円!

いや、しかし、こんなに充実してる内容なのに、一日しか発売しないってのは贅沢だなぁ。
ぜひフェチフェスに買いに来て下さい!

フェチフェス03 2014年1月26日(日)
■ 開催時間:13時~19時
■ 会場:pstudio 千駄ヶ谷マンション地下・1F・3F~6F
(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-3シルヴァキングダム)
■ 一般入場料: 3,000円 ※18歳未満入場禁止
http://www.fetifes.com/

おしどりのブースは4階の4F-Gです。

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