ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

ジャンプフェスタという地獄

 ジャンプっ子のムスメとムスコにせがまれて、幕張メッセで開催されたジャンプフェスタに行ってきましたよ。朝7時に家を出て!
 9時の開場時には、もう長蛇の列。うひー、会場に入るだけで1時間待ち。もちろん場内も大混雑。ムスコの希望の遊戯王デュエルも1時間待ち。何をやるのも1時間待ち! というか入場制限で並ぶのすら禁止のブース続出。


 そして壮絶だったのがオリジナルグッズ販売ゾーンですよ。会場入りの時点で、「3時間半待ちでーす」とか言ってて、ウソだろうと思ったんですが、午後でも大行列! 何の説明も無しに屋外で2時間並ばされ、屋内に入ってからは、ブロック分けされて柵の中に押し込められて、地べたに座らされて、また45分待ちですよ。
 しかもオリジナルグッズ販売って、希望商品を申し込み用紙に書き込んで、受付でお金払って、窓口で受け取るというシステム。こんなにシステマチックにしていながら、これだけ並ぶって、いったいどれくらい客が来てるんだか…。
 しかしなぁ、なんでグッズ買うのに、こんな強制収容所みたいな扱いをされないといけないのか。 「物売るっていうレベルじゃねぇぞ」ですよ。暴動起きてもおかしくないのに、規律正しく並んでいて日本人偉い。小学生も多いのに偉い。みんな頑張った。
 つーか、たいして貴重でもないグッズ(会場限定発売品はあまり無く、せいぜい先行発売)を買うのに、なんでこんなに人が集まるのか。消費が冷え込んでるというのは本当なのか。ムスコやムスメが買ったのも、それ、普通にジャンプショップで買えるだろってものだったしなぁ…。 いや、オトナにはわからない価値があるんだろうけどね。


 コスプレイヤーもウロウロしていて、コミケに近いムードはあるんだけど、違うのは客が10代男子と20代女子ばかり(あと付き添いの親)ということ。「遊戯王」目当ての小中学生男子と、腐女子系の女子がメインで、いわゆるオタクっぽい20代以上の男子がほとんどいないのよ。なんか不思議な空間だったな。


 まぁ、とりあえず、僕はもう二度と行きたくないです。今までの人生で、これほど疲れたことはございません。
 でも、子供たちは大満足で「また来年も!」とか言ってるんだよなー。


おまけ:今や懐かしい「物売るっていうレベルじゃねぇぞ」動画。ジャンプフェスタの小学生たちを見習っていただきたい。

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