ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

60年間のヒット曲が聴き放題「Top100s by years」

ちょっと前から話題になってたアプリらしいんですけど、これはいいですよ、「Top100s by years」。なんと1948年から2009年のヒット曲トップ100を聴けるというアプリ。しかも曲の一部を試聴ということではなくて、全曲ちゃんと聴けちゃうんですよ。だから全部で6100曲も聴けて、わずか230円。15枚組30時間収録で2980円という「SOFT ON DEMAND 15周年記念BOX」にも驚きましたが(笑)、これはそれ以上だ! 
まぁ、全曲聴けるといっても、曲は選べないんです。年を選ぶと100曲がランダムに再生されていくのですが、飛ばして次の曲に行くことも出来ますから、そんなに不便じゃないですね。でも、それよりも「1960年代って、本当にビートルズなんだなぁ」とか「1977年ってパンクとか言っても、ヒットしてるのは、ほとんどディスコだわ」とかその年の雰囲気がわかるのが楽しいんですよね。順番に聴いていくと、流行の移り変わりが実感できるわけです。これが楽しいんです。各バンドのアルバムを順に聴いていってサウンドの変遷を辿ることは出来ても、音楽シーン全体の移り変わりを聴くことって、なかなか難しいんですよね。好きなバンドだけ聴いていても、その時代の空気はわからないというか。「ロック映像年鑑」(80年代末にビデオアーツから発売されていたロックヒストリー映像集シリーズ)なんか、そういう意味ですごく勉強になったもんなぁ。
「今夜は68年くらい行くかな」なんて流しっぱなしにしてラジオのようにBGMにするには最適なアプリです。3G(携帯電話回線)でも、それほど問題なく聴けるのも嬉しいですね。つまりいつでもどこでも6100曲が聴けるのですよ。
しかし、90年代以降になると洋楽のヒット曲って、全然わからなくなるんですよね。60年代、70年代はロックの名曲とか半分勉強みたいに聴いてたし、80年代は「ベストヒットUSA」を見てたから、メジャーな曲も一応知ってたし。でも90年代以降は、自分の好きなジャンルの曲しかわからなくなっちゃう。それなのに自分が生まれる前の1965年くらいだと、100曲のほとんど知ってたりして、なんか変なもんですね。このアプリで90年代以降もちょっと勉強するか。


Top 100s by Year

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