ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

曲を流せるポッドキャスト番組を作ってみた

 最近、歩きながらポッドキャスト番組を聴いてるんですが、音楽系の番組でも著作権の関係で曲は流せず、後でプレイリストで聴いて下さい、となっていて残念なんですよね。やっぱりトークの流れで曲も聴きたいですよね。

 ところが、昨年Spotifyが始めた「Music + Talk」という機能を使うと、ポッドキャストでも番組内で曲を流せると言うじゃありませんか。
 仕組みとしては、トークの間にSpotifyに登録された曲を再生できるというもの。つまりSpotifyにある曲に限られ、プレミアム契約者だとフルで曲を聴けるけれど、無料ユーザーだと30秒くらいのさわりしか聴けないということになるのですが、それでもトークの話題に出てきた曲を確認できるのは嬉しい。「Music + Talk」で作られた音楽系ポッドキャスト番組をちょこちょこ聴くようになりました。
 そうなるとやっぱり自分でもやってみたくなるじゃないですか。
 Anchorというポッドキャスト配信プラットフォームを使えば簡単にSpotifyで配信できるそうです。

 よーし、とりあえず試してみよう。でも一人でしゃべるのは苦手なので(司会とかトークショーの仕事はよくやってますが、一人でしゃべることは、まず無いのです)、相方として田口こくまろさんに声をかけてみました。

 こくまろさんは、現在タイのチェンマイに在住。実は、9年前に一部で話題を呼んだ僕の「45歳からのアニメ入門」(もう9年前なのか!)のtag師匠その人であります。tag師匠はアニメだけじゃなくて、ロックやヒップホップ、アイドルなどに造詣が深いのですよ。

 東京とチェンマイでリモートで会話して、曲を薦め合うってのは、面白いんじゃないかなと思ったわけです。
 こくまろさんも快諾してくれたので、さっそく番組を作ることにしましょう。

「長いと聴く気がしないから一回30分程度」「交互に曲を紹介しあう」「毎回テーマを決める」などコンセプトを煮詰めて行きます。どうせ飲みながらやるだろうから、タイトルも「音楽と酒」にしてみました。

 まずは選曲です。最近気に入ってる曲をそれぞれ一曲ずつ、そして第一回のテーマである「ひとり酒のおともにしたい曲」をそれぞれ2曲ずつ選びます。つまり番組中で流れるのは合計6曲。この6曲をまとめたプレイリストを作ります。作らなくてもいいんですが、プレイリストにしておいた方が後々の作業が楽になりますからね。
 このプレイリストは公開してますので聴いてみて下さい(下の再生ボタンをクリックすると曲の一部が聴けます)

 そしていよいよ番組収録。東京の僕とチェンマイのこくまろさんが海を隔ててZOOMで会話。オープンニングの会話から、「ではザ・ウィークエンドの『Sacrifice』です」と言って、Spotifyで曲を再生して聴きます。ま、この辺は後でカットするので、別に本当に曲をかけなくてもOKです。
 だらだらとお酒を飲みながら30~40分ほど話して収録終了。

ZOOMでトーク中のこくまろさん(左)と僕(右)。飲みながらなのでユルユルです。

 ZOOMの録音機能で音声データをダウンロードしたら、音声ファイル編集ソフトを使ってトーク部分を編集します。僕はSoundEngine Freeというフリーソフトを使っています。

SoundEngine Free、操作も簡単で使いやすいです。

 曲紹介までのトーク部分をバラバラに分割し、会話の無駄な部分をカットしていきます。言い淀んでいるところなどをカットしていくと、スラスラと饒舌に話しているように聞こえるわけですよ(笑)。本当はつっかえつっかえ、ダラダラと話してるのに。

 実は、ポッドキャスト番組としてSpotifyに登録する作業はこくまろさんにお願いしていたんです。こくまろさんは、ITサービス系のライターでもあるので、こうした作業はお手の物ですからね。
 ところが! タイからだとAnchorを使ってSpotifyの曲を登録するという作業が出来ないというんです。国によって機能の制限があるというのはよくあることなんですが……。

 仕方ない、僕がやりますか。こういうのあんまり得意じゃないけど……。

 まずはAnchorのアカウントを作って、Spotifyのアカウントと連携させます。
 そして「ポットキャストの設定」で番組の情報を登録します。番組タイトル、番組の説明テキストを入力。カテゴリーは「MUSIC」、言語は「日本語」を選択。

 この時、番組のカバーアート(バナー)が必要になります。1,080x1,080ピクセルの正方形の画像を使うんですが、いずれは誰かにちゃんとデザインしてもらうとして、とりあえずは僕が適当に作ってみました。ちなみに「Anchorに選んでもらう」という機能もあって、適当なビジュアルを合わせてくれたりもしますよ。至れり尽くせりだなぁ。


 
 次はトーク部分の音声ファイルを読み込みます。トークのファイルは7本。これを順番に並べていき、さらに「音楽」からプレイリストを開いて、使用する6曲を読み込み(+のアイコンをクリックする)、トークの間に挟んでいきます。
 つまり「トーク1」「曲1」「トーク2」「曲2」「トーク3」「曲3」というように並べていくわけです。

 これが連続して再生されれば、ポッドキャスト番組の一丁上がりとなるわけですが、このAnchorの素晴らしいところは、トーク部分にBGMをつけられる機能があることなんですよ!
「ビート」「穏やか」「陽気」「好奇心」「ドラマチック」「エレクトリック」「フォーク風」「哀愁」「不気味」「気まぐれ」などのジャンルがあり、それぞれに10曲以上のループビートが用意されてるんですね。

 憎いのが、ちょっとBGMが流れてからトークが始まり、トークが終わるとBGMのボリュームが上がったりするという調整まで自動でやってくれるんですよ。
 たどたどしいトークでもBGMがあると、全然聞きやすくなったりするので、これはぜひ活用したい機能です。
 今回は「エレクトリック」の「Plataz」という曲をメインで使ってみました。
 さらにチャイムなどの効果音なども入れることも出来ますので、上手く使うとより本格的な番組が作れそうです。
 
 トークのファイルを並べ、その間にSpotifyの曲を挟んで、さらにトークにBGMを入れる。これでポッドキャスト番組は完成。拍子抜けするほど簡単です。

 さぁ、さっそく配信するぞ、と思ったら、その前に「コミュニティガイドラインSpotifyのコンテンツポリシーに従っているか」審査が必要になります。
 僕はアダルト系ライターではありますが、番組ではそういう話は一切してないので、問題ないはず(笑)。
 クリックひとつで審査に提出されます。そして1~2時間くらいで審査が終了すると自動的にポッドキャストが公開されるのです。

Spotifyで公開された「音楽と酒」

 いや、ホントにすごく簡単に自分のポッドキャスト番組が持てるんですよ。ちょっとびっくりするほど手軽でした。僕はPCと併用しましたけど、スマホだけでも大丈夫。
 これは楽しいですよ。クセになるなぁ。というわけで、「音楽と酒」、どんどん更新していくつもりなので、ぜひ聴いて下さい。
 
open.spotify.com

※↑だと曲が流れないので、できればSpotifyアプリを入れて↓から再生してみて下さい。
https://open.spotify.com/show/1cmc22xfSA4ZicrJjuAjfx?si=0aa8cbfe30b641d4&nd=1

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