ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

すき家のやきそば牛丼

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 ちょっと出遅れましたが、すき家やきそば牛丼食べて来ました。牛丼自体は、吉野家の方が美味いということはわかっているのですが、すき家の実験的なメニューは好きなんですよね。高菜明太マヨ牛丼とか3種のチーズ牛丼とかわさび山かけ牛丼とかうな牛(鰻+牛丼)とか、ご飯の代わりに豆腐を使った牛丼ライトとか、本気とは思えないような攻めの姿勢ですよね。中でも青ネギとコチュジャンタレと生卵によるねぎ玉牛丼はお気に入りです。

 それにしても、牛丼の上に焼きそばをのせるとは、炭水化物+炭水化物のW攻撃……。いや、別に関西じゃお好み焼き定食は普通だし、ラーメンライスだって同じ組み合わせだ。焼きそばパンというものだってあるわけだし。
 実は僕は、カップ焼きそば丼というのをよく作っていました。確か80年代のポパイで紹介してたのを真似したんですが、カップ焼きそば(ペヤングなど液体ソースのもの)をご飯の上に乗せるわけです。ソースがご飯に染みて、なかなか美味いんですよね。まぁ、もう若くない身なので、ずいぶん食べていませんが(笑)。
 なので、僕はあまり驚いていませんでした、やきそば牛丼。そこに「牛」が加わることで、どうなるのかは興味があるところでしたが。

 ただ、既に食べた人の感想などをネットで見ると、あまり評判がよくない。んー、やっぱり難しいのかなぁと思いつつ、注文してみましたよ、やきそば牛丼。すき家って、ノーマルな牛丼にトッピングするというシステムなので、券売機には「やきそば牛丼」って無いんですよね。なので、牛丼+やきそば、ですからね。初心者の方は注意して下さい。
 さて、やって来ましたやきそば牛丼。別皿で特製ソースと青のりの小袋が付いてきます。丼の上には焼きそばが敷き詰められ、その合間から牛丼の具が見え隠れしています。ソースと青のりをまわしかけて、いただきます。

 まずは、焼きそば。んー。柔らかい、というかフニャフニャ。作りおきして、時間が経ったものをチンした感じ? そして牛丼の味が完全にソースに埋没しちゃってますね。焼きそばと牛丼をつなぐ共通項は紅生姜だ!と思って、紅生姜を多めに入れてみたんですが、そんな交渉策を使うまでもなく、牛丼がソース軍に完敗してます。昔、松屋でキムチカレーというメニューがあって、あれもキムチがカレーに完敗していたのを思い出しました。二つのメニューが相乗効果を出すのではなく、片方に飲み込まれちゃってるんですよね。牛肉の多い焼きそば丼ですね、これは。

 カレギュウのように、右半分が牛丼、左半分が焼きそばというならイケるかなぁとも思いましたが、丼じゃ食いづらそう。じゃあ、平皿でとなると、なんとなく今は亡きアキハバラデパート1Fのダニエルのお好み焼きと焼きそばとたこ焼きの盛り合わせとかを思い出しそうですね。
 結論としては、それほど悪くもないけれど、よくもない。まぁ、二回目はないかなぁというのが率直な感想。ソース味の牛丼というのは、可能性を感じなくもないです。あと、焼きそばをもうちょっとなんとかしてくれれば、多少変わるかも。
 ところで、同じく期間限定のカレー南蛮牛丼も気になるなぁ(笑)。

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