鶏樽めし(1100円/C-3/秋田県)
さぁ、今年も京王駅弁大会が開幕いたしました!
いつも悩むのが、最初の一発目の駅弁のチョイスです。
自分ルールとしては「一発目はチラシ1面掲載分から」というのがあります。
やっぱりスタートは華やかさが欲しい。一面を飾るスター弁から行きたい。
しかし、今回は対決企画の「海の三宝対決」も「新作肉駅弁対決」もイマイチ惹かれない。宮島口うえののあなごめしは整理券必須。初日は現地喰いをしたいので、熱湯が必要な特製どんぶりの抹茶ひつまぶし日本一弁当も除外。じゃあ、実演が話題のシウマイ弁当にするかとも思ったのですが、これ800円なんですね。安いのはいいことなんですが、実は僕には初日には重大なミッションがあったのです。
それは、第50回駅弁大会オリジナルバッグをゲットすること。このバックは1000円以上のレシートとモバイルクーポンを提示するともらえるのです。つまり、初弁は1000円以上の物にしておきたい。そして、買ってすぐに1階の引き換え所に駆け込みたいので、行列ができる駅弁も避けたい。
そんな消去法で浮かんできたのが、秋田県は大館駅の「鶏樽めし」でした。
昭和45年から51年まで発売されていたのですが、容器を作る金型が壊れたことから販売が中止されたそうで、今回は40年ぶりの復活。
樽状の容器の中に鶏めし、その上に鶏肉の甘辛煮やホタテの甘露煮、いそあげ(蒲鉾)などが乗った釜めしっぽい感じの弁当です。なるほど、懐かしい素朴な味わいなんですが、それでも当時の物より甘みは控えめになっているとか。鶏肉もホタテも美味しく、いくらでも食べられそうです。
開幕弁としては、ちょっと地味かなぁとも思ったのですが、どうしてどうしてなかなかの実力派。ああ、これこれ、という安心感のある駅弁でした。
最初は屋上で食べようかと思ったのですが、なんと屋上は工事中で、ベンチが10個ほどある状態でなんとも殺風景。再び会場へ戻って、お休み処でいただきました。
そしてこれが第50回駅弁大会オリジナルバッグ。実質無料とは思えないしっかりした作りです。2000個限定のようですが、ぜひゲットして下さい!