沖縄と並んで「駅弁のない県」である徳島県が、「藍よしのがわトロッコ」運行開始
を機に徳島県の駅弁が4年ぶりに復活。ということでかつての人気駅弁「阿波尾鶏とりめし」をリニューアルした駅弁ということです。
鶏肉そぼろ、玉子そぼろが敷き詰められたご飯の上に阿波尾鶏の塩焼きが乗っているという、まぁ、鶏めしとしてはオーソドックスな作りではあるのですが、特長は徳島県名産のすだち果汁と、馬市特産の唐辛子を使った「みまからドレッシング」が添えられているところですね。
すだち汁をかけると、鶏肉がグッと爽やかな味わいになって、これは美味しいですね。みまからというのは激辛唐辛子らしいんですが、このドレッシングはそれほど辛くはないんですが、ちょっと独特の味がありますね。
この二つの調味料、鶏肉だけじゃなくて、そぼろご飯にかけても、なかなか美味しいです。
切り干し大根、ひじき煮、ピリ辛きゅうり漬け、でこまわし(じゃがいもの味噌田楽)と付け合せも充実。
さっぱりとした優しい味の駅弁ですね。こってりとした駅弁に飽きたら、どうぞ。