ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

安田理央×永山薫 特別対談が掲載されました

「痴女の誕生」発売に合わせて、エロ漫画評論家の永山薫さんと行った対談がおなじみWEBスナイパーに掲載されました。
sniper.jp


 永山さんとの対談は2009年に、やはりWEBスナイパーで行った『アダルトメディアの現在・過去・未来』から、実に7年ぶりです。
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 今回はエロ本、AV、エロ漫画の現状から始まり、熟女、ロリ、痴女、男女の性差、処女、巨乳、シーメールや男の娘など、二次元と三次元の相互影響についてみっちりと語っております。後半なんて、チンコ、マンコという単語がこんなに連発されるテキストというのも、相当珍しいのではないかというほどエキサイトしております(笑)。
 拙著「痴女の誕生」では、二次元方面については意識的に言及を避けていたのですが、この対談はそれを補うものになっているのではないかと思います。
 巨乳雑誌「バチェラー」が、二次元・三次元ともに巨乳やシーメールなどを「輸入」させたという話など、実に面白かったですね。
 その後、色々取材していくにつれて、やはりアダルトメディアの歴史において二次元と三次元の相互影響は、見逃すことはできないなと再認識しております。次のテーマはこの辺かなぁ。
 ということで、7月には金田淳子さんとAVとBLの関係についてのトークショーを行うことが決まっております。こちらもお楽しみに。

「痴女の誕生」参考資料

10年前に「エロの敵」を出した時にもやったのですが、「痴女の誕生」を書くにあたって参考にした本や雑誌を紹介したいと思います。

「痴女の誕生」巻末の「参考文献一覧」に掲載したリストはこちら。

参考文献一覧

<単行本・ムック>

宝泉薫『アイドルが脱いだ理由』(宝島社)2001年
前場輝夫:撮影『愛・MY・ME 飯島愛』( 英知出版)1992年
馬場賢治『アクション・カメラ術』(KKベストセラーズ)1981年
森ヨシユキ『アダルトビデオ「裏」の世界』(宝島社)2012年
藤木TDC『アダルトビデオ最尖端』(コアマガジン)2011年
東良美季『アダルトビデオジェネレーション』(メディアワークス)1999年
オレンジ通信特別編集『アダルトビデオ10年史』(東京三世社)1991年
オレンジ通信特別編集『アダルトビデオ20年史』(東京三世社)1998年
本橋信宏『アダルトビデオ 村西とおるとその時代』(飛鳥新社)1998年
藤木TDC『アダルトメディア革命史』(幻冬舎)2009年
豊田有恒『あなたもSF作家になれるわけではない』(徳間書店)1979年
下森真澄・宮村裕子『ANO・ANO』(JICC出版局)1980年
別冊宝島『1億人のAV』(宝島社)1994年
『妹ゲーム大全』(インフォレスト)2004年
『裏パソコン通信の本PART2』(三才ブックス)1995年
本橋信宏・東良美季『エロ本黄金時代』(河出書房新社)2015年
二村ヒトシ金田淳子・岡田育『オトコのカラダはキモチいい』(メディアファクトリー)2015年
『大人限定 男の娘のヒミツ』(マイウェイ出版)2015年
三葉『オンナノコになりたい!』(一迅社)2007年
団鬼六奇譚クラブ 花と蛇 決定版』(暁出版)1970年
北原童夢 早乙女宏美『「奇譚クラブ」の人々』(河出文庫)2003年
津田一郎『ザ・ロケーション』(晩声社)1980年
唯登詩樹『ジャンクション』(白夜書房)1993年
松沢呉一『熟女の旅』(ポット出版)1999年
リビア・セント・クレア『ジョアンナの愛し方』(飛鳥新社)1992年
佐野亨:編集『【昭和・平成】お色気番組グラフィティ』(河出書房新社)2014年
カンパニー松尾井浦秀夫『職業AV監督』(秋田書店)1997~1998年
和田二郎『職業。素人ヌード雑誌編集長。』(マガジンマガジン)2007年
藤井良樹『女子高生はなぜ下着を売ったのか?』(宝島社)1993年
水道橋博士水道橋博士異常な愛情』(青心社)1995年
別冊宝島『性メディアの50年』(宝島社)1995年
黒木香伊藤比呂美『性の構造』(作品社)1987年
荻上チキ『セックスメディア30年史』(ちくま新書)2011年
別冊宝島『超コギャル読本』(宝島社)1998年
美崎薫デジタルカメラ2.0』(技術評論社)2007年
『隣りのお姉さん100人』(二見書房)1982年
このどんと『奴隷戦士マヤ 誕生編』(コスミックインターナショナル)1989年
近石雅史『永瀬愛物語 騎乗位の天使』(マガジン・マガジン)2003年
現代風俗研究所『日本風俗業大全』(データハウス)2003年
『80年代AV大全』(双葉社)1999年
『花は紅 団鬼六の世界』(幻冬舎)1999年
永沢光雄『風俗の人たち』(筑摩書房)1997年
篠山紀信:撮影『135人の女ともだち 篠山紀信全激写』(小学館)1979年
別冊宝島『100万人のアダルトビデオ』(宝島社)2002年
鈴木義昭『ピンク映画水滸伝』(青心社)1983年
井川楊枝『封印されたアダルトビデオ』(彩図社)2012年
三木幹夫『ぶるうふいるむ物語』(三木幹夫 立風書房)1975年
飯島愛プラトニック・セックス』(小学館)2000年
『ヘンタイ道まっしぐら』(KKベストセラーズ)1999年
川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』(ちくま新書)2011年
東良美季『代々木忠 虚実皮膜 AVドキュメンタリーの映像世界』(キネマ旬報社)2011年
渡辺真由子『リベンジポルノ 性を拡散される若者たち』(弘文堂)2015年

<雑誌>

AERA』(朝日新聞社
『アップル通信』(三和出版
『anan』(マガジンハウス)
アサヒ芸能』(徳間書店
『attiva』(徳間書店
『いやらしい2号』(データハウス
S&Mスナイパー』(ミリオン出版 ワイレア出版
『egg』(ミリオン出版
『AV CLUB』(日之出出版
『おとこGON!パワーズ』(ミリオン出版
『オトコノコ倶楽部』(三和出版
『おとなの特選街』(KKベストセラーズ
『オレンジ通信』(東京三世社
奇譚クラブ』(曙書房 他)
『綺麗』(笠倉出版社)
『月刊DMM』(ジーオーティー
小悪魔ageha』(インフォレスト
『GORO』(小学館
『実話裏歴史スペシャル』(ミリオン出版
週刊現代』(講談社
『週刊SPA!』(扶桑社)
週刊プレイボーイ』(集英社
週刊ポスト』(小学館
小説宝石』(光文社)
『熟女クラブ」(三和出版
スーパー写真塾』(少年出版社)
『スーパー・ベスト』(KKベストセラーズ
『セクシーアクション』(サン出版
台風クラブ』(東京三世社
チョベリグ!!』(東京三世社
デラべっぴん』(英知出版
『特選小説』(綜合図書
『ナイスマガジン』(桃園書房
『NAO DVD』(三和出版
『熱烈投稿』(少年出版社)
『ビデオエックス』(笠倉出版社)
『ビデオ・ザ・ワールド』(白夜書房 コアマガジン
『ビデオメイトDX』(コアマガジン
『ビデオプレス』(大亜出版)
『ビデパル』(フロム出版
平凡パンチ』(平凡出版 マガジンハウス)
『ベストビデオ』(三和出版
『別冊くい~ん』(アント商事)
『ペントジャパンスペシャル』(ぶんか社
『ボディプレス』(白夜書房
『本当にあったHな話』(ぶんか社
『MAZI!』(ミリオン出版
『ヤンナイ』(大橋書店)
ユリイカ』(青土社


実は最初は、自分の持っている蔵書だけを資料に書けないかな、と思ったのですが結局は国会図書館にも何度か通い、当事者インタビューも結構やっています。あとDMM R-18をはじめとする動画配信サイトにはずいぶんお世話になりましたね。かなり古い作品も配信してたりするので、すごく助かりました。


さて、これらの中でも特に重要と思われる本をいくつか紹介したいと思います。絶版になっているものもありますが、古書店やネットオークションをチェックすれば、入手はそれほど難しくないと思いますよ。

オレンジ通信特別編集『アダルトビデオ10年史』東京三世社 1991年発行)
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 AV情報誌の老舗であった「オレンジ通信」(2009年休刊)の1991年3月増刊。前に紹介した『アダルトビデオ20年史』の前作にあたるムックで、ビデオ前史である1980年から1990年までのAVの歴史を克明に記録しています。当然の如く最初の10年間に関しては『20年史』よりも詳しく書かれています。藤木TDC氏によるAV女優レコードガイド「歌うAVギャル」や中野D児氏の業界自叙伝「The Story Of A Man Called Mr.D」などはぜひ読んでおきたい貴重な資料です。AV史を語る上ではこの『10年史』と『20年史』は必ず押さえておきたいところですね。



藤木TDC『アダルトメディア革命史』幻冬舎 2009年発行)
藤木TDC『アダルトビデオ最尖端』コアマガジン 2011年発行 現在は『ニッポンAV最尖端』として文春文庫化)
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「協力」という形でクレジットさせていただいた藤木TDC先輩のこの二冊は、情報の濃密さが圧倒的です。藤木さんの仕事を見る度に、いつも「ああ、おれはまだまだ甘いな」と反省してしまうほどです。AVの歴史について書いた本としては、この二冊は最も重要なのではないかと思っております。
『革命史』ではテクノロジーの進化がAVにもたらした変化、『最尖端』では日本のAVの特異性について書かれています。


水道橋博士水道橋博士異常な愛情』(青心社 1995年発行)
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サブタイトルは「または私は如何にして心配するのを止めて風俗とAVを愛するようになったか。」。現在はすっかり健康な人になってしまった(笑)浅草キッド水道橋博士がエロの冒険家だった時代の著書です。1992年から1995年にかけて「熱烈投稿」に連載していた「チンチン日記」をまとめたもので、「痴女の誕生」でも重要な役割を果たした南智子さんのプレイ体験記は必読です(巻末の南智子浅草キッドの対談も素晴らしい)。ここで描かれる博士の風俗へのハマりっぷりはすごいんですが、この時期の風俗界はそれも無理はないほどに先鋭的でエキサイティングだったのです。

『大人限定 男の娘のヒミツ』マイウェイ出版 2015年発行)
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来栖美憂氏による男の娘のメディア史と、しのざき嶺氏の名作マンガ「ブルーヘブン」の再録を中心にしたムック。やはり圧巻は日本書紀から現代に至るまでの「男の娘」史です。マンガやゲーム、アニメなどに登場する男の娘たちの変遷を詳細に紹介してくれます。個人的にはあまり得意ではなかった分野なので、この本は本当に参考になりました。



「安田理央のよくわかる日本アダルトメディア史」店頭販売開始

http://instagram.com/p/vvGDCGDW_L/
 昨年11月の「第十九回文学フリマ」であっと言う間に完売したコピー誌「安田理央のよくわかる日本アダルトメディア史」ですが、当日会場で入手できなかったという方が多かったもので、一部のお店で販売させていただくことしました。
http://instagram.com/p/vw9sFPjW0_/

安田理央のよくわかる日本アダルトメディア史」は、「ビージーン」(ジーオーティー)という雑誌に「教えて! エロい人」というタイトルで2012年9月から2013年4月まで連載したコラムをまとめたものです。
 60年代から現在(2012年)までの日本のアダルトメディアの歴史を、僕が先生となって「ビージーン」編集部の女性編集者パン谷さんに講義するというスタイルになっています。なので参考書風にして、安田三号にも、それ風のイラストを描いてもらいました。

「文フリ」用にこれを作った時は、ボリューム的にもちょうどいい手持ち原稿だな、くらいの気持ちで選んだんですが、改めて読み返してみて、アダルトメディア全体の歴史を語った書籍って、これまで無かったことに気づきました。
 アダルトメディアは、ピンク映画のスタッフが黎明期のAVを作ったり、さらにビニ本の会社がAVメーカーになったり、近年ではエロ本がAVにおんぶにだっこ状態になったりと、各ジャンルが密接なつながりを持って発展して来ました。
 でも不思議なことに、AVならAV、エロ本ならエロ本とそれぞれのジャンルの歴史を追った本はあっても、アダルトメディア全体の歴史を俯瞰する本は全然ないんですよね。僕の書いた「エロの敵」は一応、エロ本、AV、デジタルメディアの3ジャンルの歴史を語っていますが、これも章立てが別になっているんですね。
 その点、この「よくわかる日本アダルトメディア史」は、年代ごとに分けて、縦軸で語っています。連載してた時はあまり意識してなかったんですけど、意外に他ではやってない試みだったんですね。

 というわけで「安田理央のよくわかる日本アダルトメディア史」、24ページのコピー小冊子ではありますが、これを読めば日本のアダルトメディアの流れが概ね把握できるという本なのであります。いや、あんまりメリットは無いかもしれないけどね(笑)。
 こういう形でアダルトメディアの歴史を紹介する仕事、もっとやりたいな、と思っております。ご依頼、お待ちしておりますよ!

さて「安田理央のよくわかる日本アダルトメディア史」ですが、とりあえずおなじみ中野ブロードウェイタコシェさんで取り扱いを開始しました。
 この後、神保町の芳賀書店さんでも取り扱っていただく予定です。

300円(税別) 通販もタコシェさんをご利用下さい。

Welcome to TACO ché - ようこそタコシェへ - » 60年代以降のエロ媒体を俯瞰する「安田理央のよくわかる日本アダルトメディア史」

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場

昨年9月から、「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場」というインターネットラジオ番組を毎月YouTubeにアップしています。タイトル通り、ライター仲間の遠藤遊佐と僕の事務所で明るい時間から酒を飲みながらダラダラと無駄話をするというダメな番組です。
もともとは「WEBスナイパー」で「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ60分」のタイトルで2年半に渡って行っていた企画なのですが、連載終了に伴い、新たにアダルトグッズメーカーのトイズハートさんをスポンサーに再スタートしたというわけです。

まぁ、本当にゆるーいノリのトークでお恥ずかしい限りなのですが、一緒にお酒を飲みながらダラダラ聞いていただけると幸いです。

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第1回

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第1回 - YouTube
第一回ということで、スポンサーのトイズハートの石田常務をゲストに、オナホ談義に花を咲かせています。

主な話題

新規開店のご挨拶/新スポンサーはトイズハート様/遠藤は北海道で山下達郎を見てきた/ピエール瀧の汗タオルをどうすればいいのか/遠藤夫は湿気フォビア/安田はこの夏、痛風デビュー/天国に一番近い飲み屋/安田理央自己紹介/エロライター業界は大変だ/遠藤遊佐自己紹介/エロ業界は女扱いしてくれる/トイズハート社員はイケメン揃い/女子オナニー界抗争/トイズハート誕生秘話/大ヒット商品セブンティーンとは/オナホって、こんな感触なの?!/セブンティーンはロングセラー/まったり系オナホとは/オナホの洗い方/大型オナホは気持ちいい/オナホはオナニーの延長か、セックスの代替か/なぜ男は手動、女は電動なのか/女はエロに金を払わない/ぷにあなDX/セブンティーンが家にある男子/メンテナンス問題/使い慣れた物が一番/遠藤は地震が起きたらマルちゃんを持って逃げる/オナホモニター募集/ゲスト募集

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第2回 ゲスト:やつめたなこ

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第2回 - YouTube
ゲストにAV女優・AV監督のやつめたなこさんをお迎えして、ダラダラとお送りいたします。いつもよりは若干、お色気濃度高め? なんとやつめたなこさんの放尿実況まであり!?

主な話題

40過ぎたらベーコン食べちゃダメ/本日のゲストのやつめたなこさんって誰?/長◯まさみ似の仲居さんとしてデビュー/やつめさんはAV女優なの?/この間、塗りました/たなこの初体験は高校3年生/たなこの初オナニーは5才とか6才/11PMが見たくて/昔のテレビはおっぱい出まくり/遊人の本を古賀新一楳図かずおに挟んで買う/チッチとサリーは中学生/あさりちゃんはBLの入門書/シンデレラの絵で興奮/遠藤は動画派/本の匂いでヌレヌレ/「マッサン」が始まった/こおんなに白濁しちゃって/似非ヨン様としっぽり/ルビーでは最年少/監督デビュー作は古希熟女VS童貞/70の後に50なら/童貞クン募集ドキュメント日本最高齢AV女優「帝塚真織」&五十路筋肉美BODY「彩美ルリ子」のダブル熟女が本物童貞君にモーレツアタック!/やつめたなこは変質者を募集しています/痴漢に痴女プレイした話/変態プレイの相場は五千円/やつめたなこの放尿実況/今月のトイズハートコーナーは「R20」と「ダブルヘッド」

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第3回 ゲスト:加藤カジカ

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第3回 - YouTube

ゲストは、安田理央の弟子であり、ゲス系ネタを得意とし、デブ専としても知られる加藤カジカ。酒の飲めない彼を尻目に、安田と遠藤は遠慮なく飲みまくります。

主な話題
カジカは酒が飲めない/デブ専は宿命/渡辺直美はエロい/なぜ安田の弟子になったのか/大島薫はデカチン/ミク●イは出会い系/テレクラキャノンボールは普通/デブアイドルを売り出したい/今の松坂慶子が最高/トイズハートコーナーは遠藤オススメの電マ「トイズハート・フェアリー」、小悪魔な電マ「バルキリー

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第4回 ゲスト:深志美由紀

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第4回 - YouTube

ゲストは女流官能作家・深志美由紀さん。あまりにも濃い深志さんの人生経験に圧倒される二人であります。

今月の話題

深志美由紀と書いてみゆき・みゆきと読みます/どんなエッチな小説を書いているんですか?/熟女パブに勤めてました/熟女の魅力とは?/水商売をはじめたきっかけは、聖飢魔IIのおっかけ/AKB商法の元祖は聖飢魔II?/キャバクラ嬢はやらせてくれるのか?/最初の夫は出会い系サイトで知り合いました/作家デビューはコバルト文庫/初めての不倫デートでそのままかけおち/ギタリストに弱い/団鬼六賞優秀作受賞/ティーンズ・ラブとは何か?/寝取られ・孕ませ・ラブラブEND/トイズハートコーナー。今月紹介する商品は、「むっちり広報もるこ」「プロステート・ギア ロング」/AVのエキストラは儲かる?/遠藤遊佐を忘年会に誘って下さい

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第5回 ゲスト:アケミン

安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場 第5回 - YouTube

本日アップの最新回のゲストは美人AVライター、アケミンさん。先日、電撃入籍をしたアケミンの新婚生活話(?)から、AV女優の話、そして安田が毎年熱中している京王駅弁大会の話など、ダラダラと話しております。

今月の話題

遠藤誕生日おめでとう/アケミン入籍おめでとう/AVライターは意外にちゃんとしてる/すぐ同棲する女/妊活で勃つ男はすごい/なぜAVライターになったか/AV雑誌が無くなった/遠藤は女優が苦手/今の女優はすごい/女子はAVに厳しい/3人の今年の推し女優は誰か?/「人形オナニー」はどうでしたか?/AVはあくまでお仕事/アケミンは永遠の新人ライター?/安田は会社勤めが続かなかった/履歴書の趣味欄に「セックス」と書いた/京王駅弁大会が始まるよ/今大会の注目駅弁は?/丼に注目せよ/みんな大好きシウマイ弁当/駅弁の貴婦人/トイズハートコーナーはミニサイズディルド「ジュニア」、ソフトなバイブ「プリティガール」、リアルさを追求したオナホ「リアル」/告知など

「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場」スタート!

 新しいネットラジオ番組を始めました。安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場」
AVライターにしてオナニーマエストロの遠藤遊佐と、酒を飲みながらダラダラと話すというダメな大人によるダメな大人のための月一番組です。
 新装開店となる今回は新スポンサーのトイズハートの石田常務をゲストに、オナホ談義に花を咲かせます。

今月の話題

新規開店のご挨拶/新スポンサーはトイズハート様/遠藤は北海道で山下達郎を見てきた/ピエール瀧の汗タオルをどうすればいいのか/遠藤夫は湿気フォビア/安田はこの夏、痛風デビュー/天国に一番近い飲み屋/安田理央自己紹介/エロライター業界は大変だ/遠藤遊佐自己紹介/エロ業界は女扱いしてくれる/トイズハート社員はイケメン揃い/女子オナニー界抗争/トイズハート誕生秘話/大ヒット商品セブンティーンとは/オナホって、こんな感触なの?!/セブンティーンはロングセラー/まったり系オナホとは/オナホの洗い方/大型オナホは気持ちいい/オナホはオナニーの延長か、セックスの代替か/なぜ男は手動、女は電動なのか/女はエロに金を払わない/ぷにあなDX/セブンティーンが家にある男子/メンテナンス問題/使い慣れた物が一番/遠藤は地震が起きたらマルちゃんを持って逃げる/オナホモニター募集/ゲスト募集

 新装開店、というのは、実はこの番組は「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ60分」として2012年5月から2014年9月まで2年以上に渡って、WEBスナイパーで連載していたんですね。これが最終回ということになったんですが、二人とも楽しんでいた企画なので、自主的にでも続けようかと考えていたところ、なんとトイズハートさんがスポンサーを名乗りでて下さったのです。ありがたい! オモチャはトイズハート!

「ダメダメ60分」の方もWEBスナイパーにアーカイブされていますので、ぜひ聞いてみて下さい。16回からはゲストをお呼びしております。姫乃たま、KENSAKU、まな、柳下毅一郎、真咲南朋、館淳一小室友里、沢木毅彦、元エムズ広報・平地、と身内間たっぷりのゲストラインナップ!(笑)。

 お酒を飲みながら、ダラダラとお聞き下さい。

「例のプール」発売されました!

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たぶん「今年、最もどうかしてる本」であろう「例のプール」(アスペクト)が発売されました。
例のプールとは、都内某所の撮影スタジオ内にあるプールで、水着物AVなどでよく登場するために、いつのまにか「例のプール」と称されるようになりました。

しかし、この「例のプール」だけで一冊作ってしまおうという無茶な企画が通るなんて、この出版不況の時代にどうかしてるとしか思えません。かっこいいぜ、アスペクト!

というわけで、この話を持ちかけられた時は、耳を疑いましたが、そんなメチャクチャな企画に参加できるなんて、なかなかあることじゃありません。即答でお引き受けいたしました。
インタビューやAVレビュー、そしてキャスティングなどを担当しております。

内容は、AV女優の初美沙希ちゃんや地下アイドルの姫乃たまちゃんの例のプールでのグラビアや、例のプールに関してのAV制作者のインタビュー、例のプールが登場するAVのレビュー、例のプールに関する噂の検証など、この一冊で例のプールの全てがわかる! 

というか、完全に出落ちな一冊なんですが、まぁ、持ってるだけでウケると思いますよ。

実際にネットではかなり盛り上がってますね。

“例のプール”まさかの書籍化、出版社「世の男性のハート鷲掴み」。(ナリナリドットコム)

例のプール”本が発売! 気になる中身をレビュー(日刊SPA!)

男子反応「例のプール」特集本発売(WEB R25)

日本一有名なプールを大解剖した本 「例のプール」(アキバBlog)

他にも、この時に撮影した関連記事もありますね。

“例のプール”&「ARROWS Tab QH」でオトナの限界を試す!(ASCII.JP)

コミケ待機中の紳士に贈る コスプレ写真を2.5次元化する超簡単レタッチテク(週アスPLUS)

以上、姫乃たまちゃんの画像が満載ですので、ご覧ください。
彼女のBlogにも、未発表画像がたくさん掲載されてます。

【画像あり】出版記念!『例のプールの本』の話

いやー、元取ってるな、おれたち(笑)。

エロ本業界の厳しすぎる現状について書きました

http://instagram.com/p/gj0cGYjW4g/

 発売中の「創」12月号に「”冬の時代“エロ出版社に吹き荒れるリストラの嵐」という原稿を書きました。

 ここ1年ほどのエロ出版業界は本当にヤバイ感じです。原稿にも書きましたが、2020年のオリンピックの東京開催決定でエロ本への規制が強まるという話がありますが、正直そこまで保たないだろうなというのが実感です。いや、もうエロ本は既に死んでいるという方がいいかもしれないですね。
 多くの関係者に取材したリアルなレポートになっておりますので、興味ある方はぜひ。

 しかし、この取材をしていて、本当に辛い気持ちになりました。7年前に「エロの敵」を書いた時も、エロ本業界を取材していて、その未来の無さに激しく落ち込んでしまったのですが(実はあの本、最初は一人で書くはずだったのですが、エロ本パートを書いているうちに落ち込んでしまって書けなくなり、雨宮まみにAVパートを頼んだのでした)、今回はその比じゃなかったですね。
 もう、誰もが未来を見ていない。この先、エロ本が再び盛り返すとは誰も考えていない。あと何年、細々とでも生き延びられるかということしか考えていないという、完全に終わった業界であることを思い知りました。

 特にキツイなと感じたのが、今、エロ本を読んでいる人は「ネットが出来ない人」だという現実です。現在、エロ本の読者の年齢層は40代から50代がメイン。そしてその大半がネットをやっていない人、なのです。だから、エロ本でネットの記事を書くと不評だと言います。
 キツい言い方をしてしまえば、エロ本を読んでいるのは、保守的な情報弱者なのです。だから、何か新しいことをやってはいけないのです。

 エロ本がそっぽを向かれたのは、編集者の怠慢だという意見もあるかもしれませんが、実はもうそういう時期は過ぎています。新規の読者を見込めないとすれば、いかに今の読者を逃さないようにするしかありません。となれば、新しいことをするのは逆効果です。あくまでも「保守」。これが今後のエロ本を作っていく上で心がけなければいけない鉄則となるのではないでしょうか。

 そして、これはたぶんエロ本だけに限らず、あらゆる雑誌にも言えるのでしょうね。

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