ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

野獣のリリアン360度配信ライブ、そしてネット出演番組色々

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 私が参加している大人数編成ハイパーロックンロールバンド、野獣のリリアンが今年結成10周年を迎えるということで、よーし、ライブもイベントもたくさんやるぞー! と思っていたら、このコロナ禍。
 予定していたライブやイベントも軒並み中止となってしまいました。

 野獣にちなんで8月10日にも記念イベントをやろうと前々から計画をしていたのですが、この状況ではお客さんを入れての公演は難しい。

 よーし、それなら配信だ! ということで第一部は、お蔵出しライブ映像で振り返る野獣のリリアン10年の歩みを語るトークショー
 そして第二部はライブの配信という二部構成でやることになりました。

 まず、第一部は、前身バンド「二重のリリアン」の2006年の初ライブ映像から、2010年の「野獣のリリアン」初ライブ、そして現編成による昨年のライブまで、7本の映像を見ながらメンバーでトークいたしました。

8月10日は野獣の日/映像で振り返るスウィート10野獣トーク!

 そして第二部のライブですが、なんと360度撮影による配信なんですね。

 なので、スマホYou Tubeアプリならば、見たい方向にスマホを向けたり、指でスワイプすれば、自分の好きな角度からの映像が見られる。
 PCでYou Tubeの場合はマウスでグリグリと動かせます(このBlog内の動画ウィンドウでも動きます)。
 自由に好きなアングルを選べるのは、テレビ中継のスイッチャーにでもなったような気分になれますよ。

 でも、特にオススメなのがVRゴーグルでの鑑賞。まるでライブステージの中央にいるかのような臨場感を味わうことができます。
 野獣のリリアンというバンドは、ルックスも個性的すぎる総勢12人のメンバーが野獣のごとく暴れまわるステージを特色としておりまして、今回のライブではライブハウスのフロア中央に置かれた360度撮影カメラを取り囲むようにして演奏しております。
 つまり、VRなら12人に襲いかかられるような気分が味わえる!
 360度撮影というジャンルにおいては、野獣のリリアン以上に向いているバンドはないのでは? と思うほどです(笑)。
 ぜひ、お試し下さい!

8月10日は野獣の日/野獣のリリアン360°バーチャルライブ!

 この360度撮影ライブ、7月21日にも決行しておりまして、こちらも大変好評だったので、今回はさらにそれを上回るステージを! と意気込んでおりました。
 しかし今回、静岡在住のドラマーのスズキヨシフミが上京できないということになり、なんとリモート演奏で参加!
 それなら、現在京都にいるためなかなかライブに参加できない飯田和敏にもリモート出演してもらおうと、久々の12人全員参加ライブとなりました。

 野獣のリリアンは、様々なスキルを持っているメンバーが集まっておりまして、今回の配信においては「野獣のリリアン技術班」が試行錯誤を繰り返して、360度撮影リモート演奏ライブを実現させたのであります。
 もう我々、なんか無駄に配信スキルが上がっておりますよ。特に360度配信に関しては、ちょっとしたもんですよ(笑)。

 今回の映像は、無料で見られるのですが、もし気に入って下さったら、ぜひ「投げ銭」をお願いします。
 一口500円で全6種類。それぞれに音源などの特典付き(全6種セットもあります!)。この収益は、すべて今回の配信及び、野獣のリリアンがお世話になりまくっている最強のライブハウス、みんな大好き四谷アウトブレイクさんに寄贈されます! 
コロナ禍に負けるな、おれたちのアウトブレイク
というわけで、投げ銭の方もぜひよろしくお願いいたします。

https://428outbreak.thebase.in/


ちなみに前回の360度ライブ配信はこちら

野獣のリリアン 〜360°映像LIVE配信~『三百六獣度』


そして野獣のリリアン結成十周年プロジェクト第一弾は、この動画でした。

野獣のリリアン - Yoko For Your Right (STAY HOME VERSION)


しかし、ここのところ、安田理央個人としても、すっかりネット配信番組に出まくっております。もう、おれYou Tuberって自称していいんじゃないの?(笑)


まず、なんとあの内田理央さんのYou Tube番組に出演してしまいました!
以前から、名前が一字違いということでよくネタにされてきたんですが、内田理央さんの方も、僕のことを気にしてくれていたとか。しかも、内田さん、エロ文化にも興味があるということで、なんとエロについてのWだーりお対談! こんなことになるとは、人生って面白いなぁ(笑)。

とにかくメジャーな女性タレントとして、その発言は大丈夫なんですか? と心配になるほどのぶっとびぶりが楽しいです。
しかし、内田理央さん、実際に会うとすげえ美人でびっくりしましたよ! 仕事柄、美人には慣れてるつもりだったんだけどなぁ(笑)。
youtu.be
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それから、先日8月9日に新宿ロフトプラスワンで行われた「コアチョコTシャツデスマッチ 歌舞伎町大決戦」にも出演しました。
超個性的なアパレルブランド「ハードコアチョコレート」主催で、コアチョコゆかりの各ジャンルのプロフェッショナルが、それぞれプレゼンして一番おもしろいネタを決めるというイベント。

私は今回初出場だったんですが、なんといきなり優勝をキメちゃいました!
ちなみに私のネタは「昭和のエロ本のヤバいネタ」。まぁ、鉄板ですな!
こちらは1800円で2020年08月16日いっぱいまでの有料視聴なので、急いで! 他の出演陣のネタも超面白いですよー。

ch.nicovideo.jp


さらに毎月のレギュラー番組なのですが、「日本を代表する良心的人権派雑誌」実話BUNKAタブーの公式チャンネルにも出演しております。
姫乃たまと実話BUNKAタブーの最新号を読んで感想を述べ合うというものですが、毎回かなり面白いトークとなってますよ。

もはや腐れ縁的な姫乃たまとの息のあった掛け合いをお楽しみ下さい。
そうだ、最新回からは、姫乃たまが突然坊主頭になっているのも、見どころです(笑)。

youtu.be
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コロナ禍で、イベントの司会仕事などはすっかり無くなってしまったわけですが、こういう感じで色々出演しております。

ネットでお会いしましょう!

2019年度個人的ベスト10曲

昨年に引き続き、今年も極めて個人的な年間ベスト10曲を選んでみました。
rioysd.hateblo.jp

ええ、全く個人的に気に入った曲なので、時代的なトレンドとはだいぶかけ離れているような気もしますが、まぁ、こういう曲もよかったから、聴いてみてね! というくらいの気持ちでチェックして下さい。ポップで聴きやすい曲ばかりだと思いますよ!


10位 Rex Orange County - 10/10
今年は若いシンガーソングライターの曲をよく聴いてました。10代でデビューし、まだ22歳というロンドン出身のアレックス・オコナー君のソロプロジェクト、レックス・オレンジ・カウンティ。このキュートなポップセンスは素晴らしいなぁ。歌い出しのひと声だけで、もう世界に引き込まれる。この曲は結構ヒットしたみたいですね。

Rex Orange County - 10/10 (Official Video)


9位 Hand Habits - what lovers do
ロサンゼルス出身のシンガーソングライター、メグ・ダフィーのソロプロジェクト。彼女はワイズ・ブラッドやケヴィン・モービーのサポートギタリストとしても活躍してるみたいですが、とにかく声が絶品。どこか遠い世界へ連れて行かれてしまいそうな、幽玄で切ない歌声なんですよね。

Hand Habits - what lovers do


8位 Ku One Chan - A must do(해야해)
なんか全然情報がないんですけど、韓国のシンガーソングライター(たぶん)。写真を見る限り、彼もすごく若そう。どの曲もアーバンで洒落てて心地いいです。特にこの曲は、いわゆる「ダチーチーチー」フィルインが超かっこいいクールなファンク。

구원찬 / KU ONE CHAN - '해야해' (Official Audio)


7位 Vampire Weekend - Harmony Hall
いわずと知れたヒット曲。爽やか。こういうのが好きなんですよ、僕は! 今年の夏はこのアルバムは聴き倒しましたね。

Vampire Weekend - Harmony Hall (Official Video)


6位 The Divine Comedy - Queuejumper
この人、もうかなりのベテランなのに、自分は今までどうして聴かなかったんだろう、と後悔したほどにツボなんです、ディバイン・コメディ。粋なユーモアのセンスが最高。慌てて全アルバムを聴きました。ことごとく好みでした。

The Divine Comedy - Queuejumper


5位 Twin Peaks - Dance Through It
名前が名前なので、検索するのが難しいバンド(笑)。バンド名はあのドラマが由来というわけじゃないらしいですね(シカゴにあるチェーン飲食店からとったとか)。この曲は不穏に繰り返されるベースリフと印象的なサビのコーラスにハマりました。あと、シュールなPVもよかったなー。

Twin Peaks - "Dance Through It" [Official Music Video]


4位 Sudan Archives - Confessions
この人も若干23歳にして注目を浴びるバイオリニスト&シンガーソングライター。様々な先鋭的な要素がクロスオーバーしながらも、優美な印象があって、若いのに大物感がすごい。PV見たらド迫力なお姉ちゃんで、またびっくり(笑)。

Sudan Archives - Confessions


3位 Whitney - Day & Night
これも、検索しょうとするとヒューストンの方ばっかり引っかかっちゃうシカゴのフォークデュオ。この曲が収録された「Forever Turned Around」は、今年一番聴いたアルバム。本当に全曲良くって、今回もどの曲を選ぼうか迷ったくらい。まぁ、みんな同じような曲とも言えるんですが……(笑)。

Whitney - Day & Night


2位 Temples - You're Either On Something
サウンドもルックスも2019年のバンドとは到底思えないUKのサイケデリックバンド。この酩酊感あふれる、ねっとりとしたポップセンスが好きなんですよね。特にこの曲はズブズブと沈み込んでしまうような魅力があります。

Temples - You're Either On Something


1位 The Drums - Body Chemistry
遂にジョニー・ピアースのソロプロジェクトになってしまったThe Drums。「Let's Go Surfing」の頃のバタバタしたチープさは後退して、メロディーの良さが前に出てきたこのサウンドを聴く限り、結果的にはよかったんじゃないかなと思います。印象的にループするベースリフが基本になってる曲作りは変わってないし。今年、一番頭の中で鳴ってたのがこの曲でした。

The Drums - "Body Chemistry"

20位以下はこんな感じ。もう全部好き。今年はベスト20にしようかと思ったくらいです。
Metronomy - Insecurity
Aldous Harding - The Barrel
GULI - Ansia (ft. Juan Ingaramo)
Billie Eilish - bad guy
Soak - Life Trainee
Sault - Over
HAIM - Now I'm In It
Caleb Hawley - Limited World feat
Oliver Tree - Miracle Man
Arosa - Stellar Smile

Spotifyでベスト20のリスト作りましたので、聴いてみて下さい。


Rex Orange Countyのとこでも書きましたけど、今年は新曲は若いシンガーソングライターとか若いバンドの曲ばっかり聴いてましたね。特に意識してなかったんだけど、気がついたら若い子の曲ばっかり気に入ってた。あとベースラインが印象的な曲が多いかなぁ。まぁ、こんなエントリー書くくらいですから、ベースラインは気になるんですよ。
rioysd.hateblo.jp


ベスト20としては、2019年発売の曲に限定してセレクトしたんですが、実際にはノーザン・ソウルとブラジリアン・ポスト・ロックに開眼した年でもありました。
ノーザン・ソウルは、もちろん映画「ノーザン・ソウル」を見た影響ですね。というか、おれの好きなソウルってノーザン・ソウルって言うのかと初めて気づいたというか(笑)。

Shirley Ellis Soul Time
今年の前半は「ノーザン・ソウル・ディスクガイド」片手に、片っ端からノーザン・ソウルの名曲を聴いてましたね。かなりのレア盤でもだいたいYou Tubeに上がってたのはありがたかったです。

そして今年の後半は、ブラジルのロックばかり聴いてました。マリーザ・モンチは好きでしたけど、ブラジルの音楽には特に興味はなかったんですよ。でも、なんかのきっかけで聴いたLeonardo Marquesのニューアルバム「Early Bird」がすごくよくて、そこからその周辺を掘っていきました。

Leonardo Marques - I've Been Waiting

そうしたら、想像していた「ブラジルのロック」と全然違う世界があったんですよね。オルタナっぽかったり、渋谷系っぽかったり。そしてみんな歌が上手い! 

実はここ数年、なぜか日本語の歌詞の曲を聴きたくないという気分になっていて、そこにポルトガル語の響きがモロにハマったんです。最近、韓国とか台湾とかの音楽をよく聴いてるというのも、そこがあったのかもしれない。もはや英語すら聴きたくないという(笑)。

体系的にきちんとブラジルの音楽を聴いているわけではないので、かなり偏ってるんですが、特に好きなのはTransmissorと、Pato Fu(ボーカルのフェルナンダ・タカイのソロも)と、Kassinです。この辺の話はまた後ほど書きたいですね。

Transmissor "Eu & você" Video Oficial

Pato Fu - Made in Japan (Best Quality)

Kassin - Calça de Ginástica

というわけで、実際に今年よく聴いていた曲のプレイリストも貼っておきます。全230曲(笑)。こちらはGoogle Play Musicです。
play.google.com


この辺の曲中心にビデオマガジン的に楽しめるプレイリストも作りました。BGV的にどうぞ。
www.youtube.com


いやー、サブスク時代、最高だなー。

安田理央が選ぶ、史上最高のベース・ライン10選

「『NME』が選ぶ、史上最高のベース・ライン10選」という企画がありまして、まあ、こういう企画の常で「えー、それはおれは納得いかねぇ!」とか思うわけですよ。どんなセレクトであろうと、誰もが納得するわけがないんですけどね(笑)。

web.smartnews.com

 

特に1位に選ばれてるピクシーズの「Debaser」に関しては、「その路線だったらネッズの『Kill Your Television』の方がかっこいいだろう!」なんて言ってたわけです。そうなると、つい自分でも10曲選びたくなるじゃないですか。

で、選んでみました。ベースラインが死ぬほどかっこいい(と、あくまで個人的に思ってる)10曲です!

 

10位 Do The Du/A Certain Ratio

www.youtube.com

コールドファンク最高! というわけで、こんな体温低そうに淡々とシンプルなフレーズ弾いてるのに、なんでこんなにかっこいいんだろう。

 

 9位 Stand Uq/Modern Romance

www.youtube.com

 ファンカラティーナ最高! チャラさ満点のいかがわしさが魅力のモダンロマンスですが、この曲は超ヘヴィなファンクでしびれます。おれの考える理想のファンクのひとつの形だなー。

 

8位 That Old Black Magic/James White And The Blacks

www.youtube.com

 生涯フェイバリットアーチストの一人、ジェイムス・チャンス(ホワイト)。このアルバムを一番最初に聴いたせいもあるけど、コントーションズよりもブラックスの方が好きなんですよね、いかがわしくて。ええ、いかがわしいのが好きなんです。

 

7位 無防備都市/ムーンライダーズ

www.youtube.com

 そんなに熱心なライダーズファンじゃないんだけど、「カメラ=万年筆」「マニアマニエラ」「青空百景」の三枚は死ぬほど好き。そしてこの曲の博文さんのベース、超かっこよくて悶絶した。

 

6位 The Less I Know The Better/Tame Impala

www.youtube.com

 今回選んだ中で一番新しい曲。サイケデリックな酩酊感が素晴らしくて、うっとりしちゃいますねぇ。PVもエロくて最高。

 

5位 Kill Your Television/Ned's Atomic Dustbin

www.youtube.com

この企画やろうと思ったきっかけの曲なのに5位になっちゃった(笑)。でも、本当にこの曲のベースはかっこいい。パンク系のベースラインでは一番かっこいいと思う。ベース2人いる必要があんまり感じられないところも最高。

 

4位 Mongoloid/DEVO

www.youtube.com

中学生(小学校かも)の時に「すすめ‼!パイレーツ」にDEVOが出てきて興味を持ったのが、もしかすると自分のパンク的なものに触れた最初の出来事だったかもしれない。え、こんな曲アリなの?! って衝撃受けました。この超早いライブバージョン最高。

 

3位 Take Me To The River/Talking Heads

www.youtube.com

「NME」でも3位にヘッズの「サイコキラー」が入ってて、まぁ、もちろんあっちのベースラインも最高なんですけど、こっちも超最高。おれ、一番好きなベーシスト、ティナ・ウェイマスかもしれないなー。特にこの頃の。

 

2位 Gronlandic edit/Of Montreal

www.youtube.com

米アセンズのエレファント6在籍バンドとして、デビュー当時のふにゃふにゃインディーポップの印象をまだ持たれたりしてるんだけど、実は途中からギラギラしたグラム路線になってて、もういかがわしさ爆発。来日公演も下品でよかったなー。そしてこの曲、DJやる時にもよく使うんだけど、必ずといっていいほど「これ何?」って聴かれる。ファンキーさ、いかがわしさ、わけのわからなさというおれの好きな要素を全部突っ込んでる理想の一曲。

 

1位 coco/EP-4

www.youtube.com

日本を代表するコールドファンクナンバー。ファンクというリズムを意識したのも、ベースというもののかっこよさを意識しはじめたのも、この曲がきっかけだったかもしれない。今でも自分の中のファンクの基準はこの曲のこのリズム。なので、いろいろと間違っている気がする。

 

というわけで、ニューウェーブファンクばっかりの相当偏った10曲ですね。PILとかポップグループとかギャング・オブ・フォーも入れたかった。つまり、おれにとって、ニューウェーブってベースがかっこいい曲ってことなのかな。

 

追記

この10曲をプレイリストにまとめましたので、ぜひ一気に聴いたり踊ったりして、そのかっこよさにシビレまくって下さいませ。

安田理央が選ぶ、史上最高のベースライン10選 - YouTube

2019年3月の個人的なベスト10曲

ここんとこGoogle Play Musicのおかげで、近年にないくらい新しい音楽を聴いているわけですが、毎月プレイリストを作って、いいなと思った曲はそこに放り込んで何度も聴くという聴き方をしております。

で、3月のプレイリストからベスト10を選ぶとこんな感じです。順位はとくにつけておりません。


Phoebe Bridgers - Motion Sickness (Official Video)
3月一番グッと来たのはこの曲ですね。LA出身の女性シンガーソングライター。なんか3月はこういう感じのしっとりとした曲ばっかり聴いてた気がします。なんかセンチな気分だったのでしょうか(笑)。



Pond - Paint Me Silver
本当はPONDはニューアルバムが出ていて、それがよかったんですが、さかのぼって前作聴いたら、そっちの方が気に入ったという(笑)。大好きなテーム・インパラの兄弟バンドなんですが、テーム・インパラの新曲よりこっちを聴いてたなー。



Stella Donnelly - Tricks
こっちはオーストラリア出身の女性シンガーソングライター。なんかすっかりSSWおじさんになってます(笑)。モロなギターポップだし、PVも笑えるし、大好き。



Ladytron - Until the Fire (Official Audio)
UKエレポップユニット、レディトロンの8年ぶりの新作。力強いドラムとシンセの音色がよいです。



Whitney - The Falls | Live @ JBTV
シカゴのフォークロック・バンド。こういう線が細くてグルーヴィンでメロディアスな曲に弱いんだよなー。このライブ映像見るまでドラムが歌ってるとは思わなかった。



TERRY CALLIER - ORDINARY JOE
映画「ノーザン・ソウル」見てから、ノーザン・ソウルばっかり聴いてるんですよね。聴いていて気持ちがいい。ああ、おれが好きなのってノーザン・ソウルだったのか、と気づいた(笑)。中でもこれがお気に入りであります。



Cigarettes After Sex - Sweet (Live on KEXP)
本当に3月はこういうおセンチな曲ばっかり聴いてたなぁ。これも映像見て、こんなヒゲのおっさん(名前はゴンザレス)が歌ってるの知ってびっくりした。勝手に線の細い美少年だと思いこんでたよ(笑)。



Far Caspian - Blue
UKの四人組ギターバンド。もうこういうネオアコっぽいヤツは無条件に好きなんだからしょうがないじゃん。



The Comet is Coming - Super Zodiac / Channel theSpirits
UKジャズのキーパーソンのユニットなんですか? なんかよくわかんないけど、カッコイイ。コズミック・ジャズ・ロック!



Garden City Movement - Miss You (Under Shimokita Sky)
クルアンビンの来日公演が大変よくって、同じレーベルということで聴いてみたイスラエルのバンド。ジャケに日本語の帯付いてるし、モロに渋谷系の音だし!


3月のプレイリストの全曲は以下の33曲。Google PlayMusicのユーザーなら、こちらからプレイリストが聴けますよ。
play.google.com

Ladytron - Until the Fire
Body Language - The Chasing
Kero Kero Bonito - Swimming
杉真理 - コロンブス
Hand Habits - what lovers do
Whitney - The Falls
Scary Pockets - Rocky Raccoon (feat. George Krikes)
Terry Callier - Ordinary Joe
Liquid Liquid - Push
Phoebe Bridgers - Motion Sickness
Dobie Gray - Out on the Floor
Don Varner - Tear Stained Face
Don Varner - You Left the Water Running
細野晴臣 - 住所不定無職低収入(New ver.)
Pond - Sixteen Days
Pond - Paint Me Silver
Pond - Selene
Cigarettes After Sex - Sweet
Communions - Flesh and Gore, Dream and Vapor
WONK - La Di Da (The Internet Cover) feat. MALIYA
Men I Trust - Show Me How
Harry Nilsson - Everybody's Talkin' (From "Midnight Cowboy")
Jucara Marcal e Kiko Dinucci - Sao Jorge
Fino Coletivo - Is Very Good Jan
Ana Larousse - Teresinha
Stephen Malkmus - Boss Viscerate
Garden City Movement - Miss You (Under Shimokita Sky)
Far Caspian - Blue
The Comet Is Coming - Super Zodiac
Tame Impala - Patience
Avey Tare's Slasher Flicks - Remember Mayan
Stella Donnelly - Tricks
Anderson. Paak - King James

2018年度個人的ベスト10曲

今年は定額配信(僕はGoogle Play Musicがメインです)のおかげで、割と新しい曲を聴きまくりました。新しい曲をこんなに聴いてるのって、80年代以来かもしれない。とはいえ、あんまり時流に合ってる曲は聴いてないんですが。今の主流のダルなヒップホップとかR&Bとか、アイドル系とか苦手なもので…。

いうか、実は高橋芳朗さんがラジオで紹介した曲ばっかりなんですよね。「アフター6ジャンクション」とか「ジェーン・スー生活は踊る」(どちらもTBSラジオ)で彼が紹介する曲がどれもツボで、それを片っ端から聴くことから広げていきました。音楽誌を読まなくなり、レコードショップに行かなくなって、好きな音楽に出会うのが難しくなっていたんですが、高橋芳朗さんのセレクトにはずいぶん助かりました。そういうラジオ番組、もっとあるといいのに。

 定額配信でチェックして、いいと思った曲はすぐにプレイリストに突っ込んで、それを繰り返し流し聴きするという聴き方をしているので、アルバムというより曲単位で聴いてました。もともとアルバムよりシングル志向なので、配信中心になってアルバムの概念が崩壊してるという流れは割と歓迎してます。

ということで今年の個人的ベスト10曲です。

第10位 Starcrawler - I Love LA

Starcrawler perform I Love LA on Later... with Jools

まぁ、とにかくボーカルのアロウ・デ・ワイルドちゃんの蜘蛛のようなフリーキーかつチャーミングなルックスにやられました。そのルックスを活かし切った一度見たら忘れられないパフォーマンス。そしてストレートにかっこいいバンドサウンド。中継で見たフジロックでのステージも最高だったなー。この曲自体は去年に発表されてるみたいですが、アルバム発売が今年なので入れちゃいました。


第9位 Khruangbin - Maria Tambien

Khruangbin - Maria También (Official Video)

テキサスのサイケファンクバンド、Khruangbinのインストナンバー。エキゾチックでどこか物悲しいメロディがやたらと心に響いてきます。最初に音だけ聴いた時にもフィルムで撮影したザラついた映像が目に浮かんできたんですよね。これは細野晴臣さんのラジオ番組で聴いたんだっけな。


第8位 Antarctigo Vespucci - Kimmy

Antarctigo Vespucci - Kimmy [OFFICIAL AUDIO]

フロリダのインディーロックバンド、Fake ProblemsとブルックリンのパンクバンドBomb the Music Industryの二人によるユニットらしいですが、ポップでキャッチーで疾走感があって、こういう曲、大好きです。特にイントロのフレーズが耳に残りますね。


第7位 Janelle Monáe – Make Me Feel

Janelle Monae Performs 'Make Me Feel'

これ、10曲の中で唯一のメジャーなヒット曲かな(笑)。女優としても活躍中のジャネール・モネイのモロにプリンスな曲で、実際に生前のプリンスも制作に関わっていたらしいですね。いや、実は僕はプリンスはどうも苦手なんですけど、プリンス的なものはすごい好きなんですよね。単に顔と声が苦手なのか(笑)。特にこのライブパフォーマンスビデオは、ラストJBになっちゃうところも含めて、超かっこいいです。

第6位 The Marias - Ruthless

The Marías - Ruthless

プエルトリコ出身の女性ボーカルを中心とした5人組。艶かしくてけだるくてロマンティックなボーカルとサウンド。こんなの好きに決まってるじゃないですか。


第5位 Bye Bye Badman - Daisy

바이바이배드맨 / Bye Bye Badman - Daisy (Feat. 윤주) (Official M/V)

高橋芳朗さんがラジオで紹介していて気にいった曲。韓国のネオアコというか、渋谷系というべきか。バンド名はストーンローゼズの曲名からですかね。パーカッションのリズムから始まり印象的なギターリフが鳴り響くイントロで、一気に心を掴まれました。リアルタイムでは渋谷系って、あんまりハマらなかったんだけど、K渋谷系はなんかグッと来て、今年はずいぶん聴きましたね。


第4位 Benny Sings - LATE AT NIGHT

Benny Sings - LATE AT NIGHT

今年は、シティ・ポップ、AOR的な曲もよく聴きました。もともと好きなんですよ。中学・高校とパンク/ニューウェーブと平行して、ナイアガラ系のシティ・ポップを愛聴していたもので。ベニー・シングスの「CITY MELODY」は、この秋に一番聴いたアルバムですね。すんごい「ちょうどいい」サウンドなんですよ。心地よい。


第3位 Vulfpeck - Half of the Way

VULFPECK /// Half of the Way (feat. Theo Katzman)

LAの変態ファンクバンド、Vulfpeck。どファンクなインスト曲から、超ポップなR&Bまで、レパートリーはグチャグチャなんですが、そのどれもがかっこいいんですよね。ギターのテオ・カッツマンが歌いまくるこの曲なんか、かなりAOR的なんですが、メロディもフレーズもいちいちカッコイイ。気がつくと頭の中で鳴ってます。


第2位 boy pablo - Losing You

boy pablo - Losing You

ノルウェー出身の若干19歳、パブロ君率いるboy pablo。爽やかさと切なさの正に青春そのものなサウンド。しかも印象深いフレーズやメロディを必ず入れてくるんですよね。「Feeling Lonely」のギターリフとかもたまらんなぁ。ルックスが垢抜けないのも、またよし。


第1位 Ben Browning - Even Though

Ben Browning - Even Though (official video)

オーストラリアのエレクトロ・ポップ(?)バンドCut Copyのベーシスト、ベン・ブラウニングのソロ。Cut Copyも結構好きだったけど、こっちの方がストレートなポップで超ハマりました。でもところどころひねくれたアレンジだったりしてるのもツボ。あー、シンセってつくづく気持ちいい音だよなーと、改めて思ったり。わけのわかんないPVも最高。

という感じで、まぁ、今年はホント、ポップな曲ばっかり聴いてたなー。

次点としては以下の10曲(順不同)

Angelique Kidjo - Once in a Lifetime
高橋ユキヒロ - VOLARE (NEL BLU DIPINTO DI BLU)
kero kero bonito - Time Today
The Lemon Twigs - If You Give Enough
キリンジ - 時間がない
A Certain Ratio - Make it Happen
Theophilus London - Only You (feat. Tame Impala)
STIIR - Free Yourself
Parquet Courts - Almost Had to Start a Fight/In and Out of Patience
The 1975 - Give Yourself A Try

でも、実は今年一番よく聴いてたアルバムは、テーム・インパラの「Currents」だったんですよね。2015年発売なんだけど当時はスルーしてて、今頃聴いて、「うわ、これ、おれ、めちゃくちゃツボ!」って聴きまくってました。これ聴くと、本当に多幸感に包まれちゃう。


Tame Impala The Less I Know The Better (no intro) Optional Subs

というわけで、今年もお世話になりました。
来年もよろしく。
また新刊出る予定です(笑)。今度のは、僕がずーっと書きたかった本です。

結局、Google Play Music一択! のはずがSpotifyも少々……

 定額制音楽ストリーミングサービスが大好きです。
 昨年の6月にAWA、LINE MUSIC、7月からApple music、9月からGoogle Play Musicと試用して、その後、Apple musicのファミリープランとGoogle Play Musicを有料で併用していたのですが、Google Play Musicのファミリープランが始まったこともあり、Google Play Musicに一本化してみました。料金はどちらもファミリープランは1,480円で家族(Appleは6人 Googleは5人)まで利用できます。

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 なぜ、Apple musicを辞めてGoogle Play Musicを選んだのかと言えば、やはり使いやすさです。Apple musicをPCで使う時はiTunesを立ち上げなくちゃいけないのですが、こいつが非常に不安定なアプリなんですよね。天下のAppleの圧倒的シェアを誇るアプリがどうしてこんないい加減な作りなんだろうと思うほどに不安定(それはWindows版のEvernoteにも言えますが)。なので、Webブラウザから使えるGoogle Play Musicの方が断然便利なのですね。まぁ、徹底してダサいUIだけは、どうしても慣れないのですが(笑)。

 そしてGoogle Play Music最大のメリットとも言えるのが、自分の持っている音楽ファイルを最大5万曲(!)もアップロードできるというサービス。これでGoogle Play Musicに無い曲も一緒に聴くことが出来るし、バックアップ代わりにも使えるというわけです。
 ただ、残念なことに、なぜか仕事場でメインで使っているPCだと「安全な接続を確立できませんでした」とのメッセージが出て、アップロードできないんですよね。んー、色々試してみたんですが、どうしてもダメ。ま、自宅のノートパソコンだと大丈夫みたいなので、そっちからアップロードする予定です。

 またApple musicとGoogle Play Musicの違いはレコメンドサービスでしょうか。Apple musicの方はアルバムの他にセレクターが選曲したプレイリストをオススメしてくるんですが、Google Play Musicの方はアルバムとアーチストラジオ(他に「秋の行楽シーズン」とか「マイホームでリラックス」とかいうプレイリストも出てくるんですがダサすぎるので無視。これ表示させない機能が欲しい!)になっています。

続きを読む

Google Play Musicにもハマる

 はい、あれだけApple Music最高!と言っておりましたが、9月からGoogle Play Musicが始まると、今度はそっちを使い倒しておりました。ま、無料期間ですからね。
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 曲数は、Appleが3000万曲に対してGoogleが3500万曲とのこと。この辺の数字となるとあまり比較してもしょうがないですね。結局、自分が聴きたい曲があるかどうか、なので。
 色々聴いてみた結果としては、どっちかにしか無いアルバムってのがチョコチョコありましたね。例えば僕のフェイバリットアーチストであるジャズブッチャーの最愛聴盤である「A Scandal In Bohemia」は、AppleにはなくてGoogleにはある。THE VACCINESはなぜか1stアルバムの「What Did You Expect from The Vaccines?」だけがGoogleには無いけど、Appleには全部あるとか。
 なので、この一ヶ月は基本的にはGoogleを使っていたんですが、検索して無かった時はAppleも調べてみてそっちで聴いたり、なんてこともありました。

 使い勝手としては、Googleに軍配が上がるかなぁ。やっぱりいちいちiTunesを立ち上げないでもWebブラウザから操作できるというのは便利だし楽ですね。iTunesは結構不安定だったりするけど、Google Play Musicはそういうことは無かったですね。
 アーチストのページに飛びやすいのと、Wikipediaとリンクした紹介文があるのも助かります。アーチスト名や曲名などをコピペできるのも便利(Apple Musicはこれが出来ないのが結構マイナス)
今回は使わなかったんですが、自分の持っている音楽ファイルをアップロード、しかも5万曲!もできるというのは、かなり嬉しい機能ですね。
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 Googleの弱点としては、デザインがダサいこと。一番目につくところにある「ピッタリくるものをセレクト!」のアイコンがダサいことこの上なし。Google Play Musicを開く度にうんざりしますね、これは。
 そしてApple Musicで一番気に入っていたレコメンテッド(オススメ)機能も、ちょっと弱いかなぁ。プレイリストはなくて関連曲をかけるラジオがメインになっているんだけど、曲のセレクトにセンスが感じられず(たぶんオートでセレクトしてる)あんまり聴く気がしない。

 データ通信量で見ると、Appleメインの8月が3.25GBでGoogleメインの9月が3.67GBと、そんなに変わらない感じですね。LTE通信は一日1~2時間くらい使ってたわけですが、それでこんなもんだから、特に気にするほどではないですね。むしろたまにYouTubeとかニコ動とか見た時の方が影響が大きい。

 もう定額制音楽ストリーミングサービス無しでは生きていけない身体となってしまったわけなので、有料でどっちを続けるかが悩ましいところです。使い勝手的には今のところGoogleに惹かれてるんですが、Appleにはファミリープランがあるんですよね。妻子もApple musicを愛用してるので家族4人で一ヶ月1,480円というのは超お得。一方、Googleにはファミリープランはないけど、10月18日までに登録すると、その後もずっと月額780円。ううむ、悩ましい。Googleは、もう明日で無料期間が終了。Appleも今月いっぱいで終了。しばらく両方払っちゃおうかしら……。

 参考までに9月中に僕がGoogle Play Musicで聴いたアルバム一覧です。41枚聴きました。無料でこんなに聴かせていただいちゃいました。ありがたい、ありがたい。

Special A.K.A「In The Studio」
The Monkees 「HEAD」
!!!「Strange Weather, Isn't It?」
Jellyfish「Bellybutton」
10cc「10cc」
10cc「Sheet music」
10cc「the Original Soundtrack」
10cc「How Dare You」
CUT COPY「In Ghost Colours」
Hot Chip「Why Make Sense?」
Metronomy「Love Letters」
STONE FOUNDATION「To find the Spirit」
The Fratellis「Costello Music 」
The Fratellis「WE NEED MEDICINE」
The Fratellis「Here We Stand」
Battles「Mirrored」
Battles「Gloss Drop」
Animal Collective「Merriweather Post Pavilion」
Animal Collective「Centipede Hz」
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA「The Very Best of ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAOut of the Blue
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA「ElDorado」
KASABIANKASABIAN
THE VACCINES「Come of Age」
THE VACCINES「English Graffiti」
Arcade Fire「The Suburbs」
Arcade Fire「Reflektor」
Marine Girls「Lazy Ways/Beach Party」
Television Personalities「And Don't The Kids Just Love It」
Dislocation Dance「Music Music Music/Slip That Disc!」
Dislocation Dance「Midnight Shift + Singles」
Young Marble Giants「Live At The Hurrah」
LCD Soundsystem「This Is Happening」
Yeasayer「All Hour Cymbals
Battles「La Di Da Di」
Arcade Fire「The Suburbs (Deluxe Edition)」
Disclosure「Settle」
Inspiral Carpets「The Singles」
Happy Mondays「Loads」
Game Theory「Dead Center」
FELT「The Splendour Of Fear」

ついでにApple Musicではこれだけ聴きました。

Manfred Mann「The Very Best of the Fontana Years」
JELLYFISH「Spilt Milk」
「ヒットメーカー:ノーマン・ホイットフィールド
Public Image Ltd「What the World Needs Now」
THE VACCINES「What Did You Expect from The Vaccines?」

いやー、ホント、定額制音楽ストリーミングサービス最高。

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