ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

マイホームパパ・ゴーズ・トゥ・あらかわ遊園

 あらかわ遊園は、荒川区が運営している小規模な遊園地です。遊園地といっても、ファミリー向けというかお子様向け。浅草の花やしきよりも乗り物はずっと少なく、のんびりした雰囲気なんですね。遊園地というより、公園という方がイメージとしてはぴったり。最寄り駅は、都電荒川線の「荒川遊園地前」駅。チンチン電車で行くというのが、またいいんですよ。
 区営ということで、入園料も激安。大人200円、小中学生100円。乗り物もそれぞれ同額。最近、導入されたのが電子マネー。僕らも今回は使ってみましたが、最初にカードを借りて、そこに現金をチャージ。このカードで園内の乗り物や売店、自動販売機で支払いができるというわけなんですが、なんと電子マネーなら、乗り物が3割引きになるんですよ。乗り物が大人140円、子供70円! これはお得ですね。でも、なんかフリーパス気分になっちゃって、ついつい使い過ぎちゃうので注意が必要です。
 あらかわ遊園の乗り物というのは、小さなジェットコースター、小さな観覧車、小さなメリーゴーランド、小さなコーヒーカップ、豆汽車、スカイサイクル、まぁ、可愛らしいものばかりなんですね。スリルとか爽快感とか、そういうものを期待してはいけません。でも幼児にはピッタリ。ウチも数年前に子供たちが小さかった時には、ずいぶん喜んでくれました。
 でも、子供たちも今は小学5年生と1年生。こんなの幼稚で遊んでられないよ〜なんて言われるかなとも思ったんですけど、意外に楽しんでくれました。特に新規で出来たらしい「ふあふあランド」が大好評。正式名称わからないんですけど、あの空気でふくらんだドームみたいな中でピョンピョン跳ねて遊ぶヤツ。あれが4種類もあるんですね。これはかなり喜んでくれました。電子マネー使えば一回70円ですから、ケチなお父ちゃんだって、何回もやらせてあげちゃいますよ(笑)。
 その他、モルモットやウサギ、ヤギ、ヒツジ、鹿に触れる「ふれあい広場」や、ウシやサル、ミーアキャットがいるミニ動物園。さらにポニー乗馬や釣り堀なんかもありまして、一日十分楽しめるんですよ。
 注意点としては、ちゃんとした食堂は無く、売店で焼きそばだのカレーだのを食べるしかないんで、お弁当を持っていくか買っていくかして行った方がベターかも。
 まぁ、とにかく安く上がります。ちなみにこの日は大人2人子供2人で、たっぷり遊んで2890円ですよ(飲食代別)。としまえんなら一人あたりこれくらいかかっちゃいますよ。ディズニーランドなら子供料金にもなりません…。
 そして楽しみは「あらかわ遊園」だけじゃないんですね。「荒川遊園地前」駅と「あらかわ遊園」間は徒歩3分ほどなんですが、その途中には駄菓子屋やらもんじゃ焼き屋やら公園やらがあるんです。僕らは、あらかわ遊園で遊んだ帰りには、ふく扇の「たこせん」(たこ焼き2つをえびせんで挟んだもの。100円!)や、駄菓子を公園のベンチで食べるというのが決まりになってます。たこせん、美味いんだよなぁ。
 んで、本当は「こどもの家」で激安もんじゃ焼き(300円!)を食べるのが、本日の目的のひとつだったんですが、臨時休業。残念。なので、都電駅近くの「ちえり」でもんじゃ焼きを食べました。
 ここも、雷ショーで有名な店。一時間に一回、店内が暗くなり雷の轟音と光、そして入り口に豪雨が! 当然のことながら子供、大喜び。あと店内のあちこちにドラゴンボールが隠されているという細かい遊びも子供に大受けです。
 明太子もちチーズもんじゃも美味しかったけど、やっぱりベビースターもんじゃの方が美味い。ので、ベビースターをおかわりしちゃいましたよ。 荒川流だと、もんじゃは土手を作らないと聞いたけど、そのやり方はわからないんで土手作っちゃいました。
 まだ5時だったというのに、ビールとレモンサワーをたっぷり飲んじゃいましたよ。ああ、大変気持ちがいい。 幸せ〜。

 しかし、我が家はこんな「ちぃ散歩」みたいな休日ばかり過ごしていてよいのでしょうか? 誰もディズニーランドとか興味ないしなぁ。

 ちなみに武蔵丘陵森林公園小金井公園、あらかわ遊園が我が家の公園レジャー、ベスト3ですかね。

 とは言え、上のムスメが一緒に出かけてくれるのも、あと数年というところでしょう。家族揃ってあらかわ遊園ってのも、これがもう最後かもしれないですね…。

Amazon 【最大70%OFF】ミュージックセール