五食目は輸送で、三重県は伊勢本線の松阪駅の「元祖特撰牛肉弁当」行ってみました。
まず、箱の大きさにびっくりしましたね。大会出場駅弁の中で一番大きいんじゃないですかね。測ってみたら横27.6センチ縦18センチ。参考にカセットテープを置いてみましたが、これだと若者にはわかりづらいかもしれないですね(笑)。
パッケージはDD51型ディーゼル機関車の写真が全面に貼られていて、これが実は掛紙。剥がすと下にイラストのパッケージがあります。いずれにせよ、レトロ感ばりばりで、歴史ある駅弁だという雰囲気が伝わってきます。
さて、フタを開けると、裏に昭和三十四年に「日本初の牛肉駅弁」として発売されたこの駅弁の誕生秘話など書かれています。こういうの読みながら食べると、美味しさが増す気がしますね。ほう、当時は日本で一番高い駅弁だったのか。
主役の牛肉は二枚。付け合せはフライドポテトにごぼう、タケノコ、漬物など。正直、箱のイメージほどのボリューム感はないかな。
では、お肉をパクリ。おお、柔らかい。そして美味い。甘辛いタレもいいけれど、それ以上に肉の味が素晴らしい。これ、今まで食べた駅弁の牛肉の中で一番美味しいかも!
付け合せも、ご飯もしっかりと美味しくて、うん、あんまり注目してなかったんだけど、これいい駅弁だわー。
あとで調べたらこの「元祖特撰牛肉弁当」、駅弁好きなら、知らない人はいないくらいの有名駅弁なんですね。おれ、駅弁には詳しくないから知らなかった!
牛肉好きなら、新作牛肉駅弁対決もいいけど、こちらもチェックしていただきたいです。