ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

突然フレッツ光が繋がらなくなった!

 仕事場で仕事をしていたら、突然BGMにしていたYou Tube Musicが突然途切れて、なかなか次の曲がかからない。気がつけば、Chromeでもサイトが見れなくなっている。慌ててチェックすると「ネットワークがつながっていない」。
 システム障害かと思ってスマホで「ネットワーク障害」とTwitter検索してみると、あちこちで障害は起きているようだ。まぁ、それならしばらく待てば復旧するかな、とその日は諦めて帰宅。

 翌日出勤してPCを起動しても、まだ繋がらない。これはネットワーク障害ではないのかな。
 NTTのサイトをチェックしてみるけれど、特にこの地域での障害は無いようだ。
 ううむ、とうなりつつ、NTTのフレッツ光のサイトでサポート窓口を調べる。電話番号やら住所やらを入力すると、「該当の契約者はいません」と出た。
 あれ? そこで思い出す。ああ、そうだ。ずっと使っているプロバイダ経由でNTT光に申し込んだっけ。「光コラボレーションモデル」というヤツです。「某withfレッツプラン」みたいな名称になってるわけですね。
 で、そういうプランの契約者はそれぞれの会社の方で調べてくれ、とNTTは言うわけです。まぁ、そりゃそうですね。
 で、某プロバイダのサイトに言って調べてみると、お問い合わせ電話窓口は無いんですよ。電話でのお問い合わせはあることはあるんですが、数日前に予約する、みたいなシステム。いや、今、直してもらえないと仕事できないんですけど!
 とりあえず、「昨日の夕方から突然ネットが繋がらなくなりました。大変困っているので至急対処お願いします」と午前中に受付サイトから入力。
 でも、まぁ、当然のように「お問い合わせフォーム受付完了のお知らせ」が来たっきりですよ。

 これは自力でなんとかしないと早期復旧は望めない。スマホで色々検索します。いやぁ、スマホがあってよかった。これでこの回線しかなかったら、どうなってたことか。
 モデムのチェックランプを見てみると、VDSLってランプが点滅している。「モデムの名前+繋がらない」で検索して調べてみると、「VDSLが点滅しているのは、リンク接続動作停止中、または本製品故障」ということがわかりました。
 電源を抜いて、パソコンなどの接続している機器も一度落として、再起動というのも試してみますが、やっぱり直らず。
 モデムを初期設定に戻すという方法も試してみましたがダメでした。
 もうどうしていいかわからなくなりました。こういう時、電話でのサポート窓口がないというのは厳しい。やっぱりネットもライフラインのような存在になっているわけなので、いつでもつながる電話窓口が必要だ。もう、某プロバイダとの契約解除しちゃおうかな、とも思いました。

 最後の手段として、電話回線モジュラーとモデムをつなぐケーブルを新しいものに替えてみるというのもありました。でも、まぁ、調子悪いところから段々悪くなったわけでもなく、いきなり落ちたので、ケーブルの劣化というのは考えづらい。
 それでも、一応やるだけはやってみるか、と新宿行ってビックカメラで「テレホンコード平型タイプ」1メートルというのを買いましたよ、260円。
 モジュラー口が本棚の裏にあったので、本を全部出して本棚を動かして、という重労働。でも、まぁ、ダメだろうな、と思っていたわけなんですが、ケーブル指し直して、モデムを再起動してみたら、あれ、VDSLライトが点灯したぞ……。
 一度モデムを初期設定にしちゃってるから、パスワードの設定などをもう一度しなくちゃいけなかったんですが、それを済ますと、あれ、無事つながった……。
 え、「テレホンコード」が劣化してただけなの……?! それで、いきなり接続しなくなるの……?!
 というわけで、こういう時は「無駄だろうなぁ」と思っても、一応やってみることが大事なのだなぁ、と思い知りました。

 ちなみに某プロバイダからは8時間経って、「それ、NTTの故障受付窓口に連絡してみて」というメールが来ました。でも、その窓口の連絡先って書いてないんだよね……。
 サポートのことを考えると、やっぱりNTT直の契約の方がいいのかなぁ、などと思ってしまいましたよ。
 そして、それにしても今はネットがつながってないと仕事が全然できねぇもんだなぁ、ネットに頼りまくってるなぁ、ということも再認識した次第であります。
 いっそ電源につなぐだけでいいというシンプルな5G対応ホームルーターにしちゃおうかな、なんて考えましたもんねぇ。実際に調べてみると、まだまだ固定回線の方がメリット大きいみたいだけど、数年経つとわかんないよね。
 ところで、フレッツ光が落ちると、ひかり電話も使えなくなるんですが、これは全く問題ありませんでした。もう、電話契約いらねぇよなぁ。全然かかって来ないし。うち、まだFAX回線もひいてるんですが、ここ数年FAX送られて来てないや……。

レコードをつまみに飲む

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 レコードがブーム、CDの売り上げを上回った、なんて話を聞いても「ふーん」と他人事でした。

 レコードプレーヤーを手放したのは、たぶん二十代半ばくらい。引っ越しの時に、もう使わないと思って処分しました。思い入れがあったり、貴重だったりするものを数十枚だけ残して、レコードのコレクションも売るなりあげるなり捨てるなりして一気に処分。
 それから三十年ほど、レコードプレーヤーを持たない生活を続けていました。
 もともとレコードは色々と面倒くさくて好きではなかったのです。ジャケットから出して、内袋から出して、クリーナーでホコリを取って、おっとレコード針もクリーニングして、そっと針を落としてようやく聴ける。さらにA面が終わったら、ひっくり返さないとB面も聴けない。そして、かけている間はおとなしくしてないと針飛びしてしまう。下手すれば盤面に傷をつけてしまう。そうしたら、もうおしまいだ……。
 そうした面倒臭さを解消するために、レコードを買ったらすぐにカセットテープに録音して、もっぱらそっちを聴いていました。90分テープの片面に録音すればAB面をひっくり返す手間もいらないですし(昔のアルバムは45分以内がほとんどだったのです)。

 ということで、当時からレコードよりもカセットテープの方が思い入れがありました。貸しレコード屋を愛用していましたしね。とにかく一枚でもたくさん聴きたかったのです。
 80年代後半にCDが普及してくると、その手軽さに飛びつきました。そして、前述のように、あっさりとレコードプレーヤーも手放して、レコードとは無縁の生活を三十年過ごしてきたわけです。
 カセットテープには思い入れがあったので、ネットオークションで整備済みの古いラジカセを入手して、カセットテープをコツコツと集めたりしてました。
 どうせアナログなら、レコードよりもカセットの方がいいや。そんなスタンスだったのです。

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SONY CF6500。1977年発売のジルバップシリーズ第一号。

 ところが少し前に、仲良しのDJフクタケさんと「80年代洋楽を聴きながら飲みましょう」という話になり、フクタケさんが大量の7インチレコードと共にポータブルプレーヤーを持参して遊びに来ました。
 ポータブルプレーヤーでシングル盤をかけながら飲む。これが実に楽しかったんですね。一曲ごとにチマチマとレコードを変えていく。面倒くさいけど、それが面白い。酒やつまみと同じテーブルに載せられたプレーヤーの上で、くるくると回るレコードが実に愛らしい。

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2021年度上半期個人的ベスト10曲

なんか今年は年が開けてから、ピンと来る新曲が少ない気がしたんですよね。色々聴いてはいるんですが、「いいな」と思った曲はみんな去年リリースだったり、もっと前だったり。とは言うものの、それでも上半期で10曲選ぶとなると、悩むくらいは当たりの曲もあったわけですが。
ここ数年、シンガーソングライター系のしっとりとした美メロの曲ばかり気に入ってたんですが、今年上半期で選んだら、ちょいニューウェーブ風味な曲が多かったりして、自分の中のトレンドも変わってきてるのかな。

というわけで順不同で10曲選んでみました。

Lou Hayter - Time out of Mind
ディスコロック・バンドのNEW YOUNG PONY CLUBなど様々なバンドやユニットで活動してきたイギリスの女性シンガーLOU HAYTERがスティーリー・ダンの「ime Out Of Mind」をカバー。ちょいテクノポップ風の可愛らしいアレンジになってて心地よいです。

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The Lazy Eyes - Where's My Brain???
オーストラリアのティーンエイジャー4人組、The Lazy Eyes。トリップ感満点のサイケデリックナンバー。後半どんどんヤバく盛り上がっていく演奏がたまりません。若い子が古臭い音楽やってんの、好きなんですよね。

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エロの現場におけるハダカの意味

 担当がH氏からS君に変わった。ライターが個人事務所を持っていると聞くとすぐに「女連れ込むんでしょ、いいですねぇ、うらやましい」と妄想を暴走させることはあっても、直接的にはエロに興味はなさそうだったH氏と違って、S君はかなりAV好きと聞く。

「はい、休みの日はだいたい2~3本は見てますね。素人ものが好きです。特にギャルがやられるのがいいですね」
 おお、若者のエロ離れが進む今、なかなか有望な青年ではないか。そんなS君も風俗には足を踏み入れたことは無いという。
「だって怖そうなんですもん」
それは偏見だ。そりゃ一部に怖い店も無いでは無いが、たいていの店はちゃんとした客商売。怖い思いをすることは滅多にないのだ。
 よし、僕がその偏見を無くしてあげよう。とりあえずこれから風俗店に取材に行くから、ついて来なさい。

 と、いうわけで高田馬場の某性感ヘルスへの取材にS君を同行させた。
 20歳のあいこちゃん(T148B84W59H89)にインタビュー。小柄ながらも出るところは、しっかり出たナイスバディな女の子に「プライベートで何人くらいとやった?」とか「性感帯は? クリと中だと、どっちが感じる?」とか、まぁ普通だったらセクハラどころの騒ぎじゃない露骨な質問を浴びせ、その後、ヌード撮影。あの風俗店の狭い個室の中で、すぐ目の前に全裸の女の子が横たわっているという、考えてみれば、かなり刺激的な状況ではある。それを、じーっと見学するS君。さぁ、健康な二十代男子、どう感じた?

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「エロ本とエロ漫画の「猥褻」歴史学」参考図版

「エロ本とエロ漫画の「猥褻」歴史学」参考図版

これは、【#KEMNOMA 無観客無料配信】「ヘアヌードの誕生」発売記念「エロ本とエロ漫画の『猥褻』歴史学」の参考図版です。
otb.hatenablog.jp
You Tubeにもアップしました。
youtu.be


※対談での登場順に変えました。

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K01 ダビンチ 世界初の断面図
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Y02 蝴蝶 渡辺省亭
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新刊「ヘアヌードの誕生」と配信イベントのお知らせ

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 6月6日、単著としては「日本エロ本全史」以来の新刊「ヘアヌードの誕生 芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる」イースト・プレス)が発売になります。
 日本人と陰毛表現の歴史を検証したという本です。ええ、真面目です。すごく真面目な本です。たとえ最初が永井豪『イヤハヤ南友』の耐冷テストでの冷東麗造子ちゃんのヌードの話から始まったとしても!

 んで、本を出す度にいつもは色々イベントをやるのですが、今はこんなご時世なので、配信イベントをやります。実はもうたくさん決まっております。

 その第一弾として、発売日の6月6日に美少女コミック研究家の稀見理都さんと、実写と漫画における「猥褻」の定義と境界線の歴史を語り合うという「エロ本とエロ漫画の『猥褻』歴史学という配信イベントをやります。
 こちらは無料配信となっておりますので、お気軽にご覧下さいませ。
otb.hatenablog.jp

 なにしろ相手が稀見理都さんですから、かなりディープなトークとなると思われます。


 以降のイベントも解禁になり次第告知させていただきます!


 それから「ヘアヌードの誕生」関連以外でも、いろいろなトーク動画がアップされております。

 まず、若手バンドのソノシータ@の内田君がやっている「くるくるラジオ!」に、花田健哉と出演しました。モデルプランツ~野獣のリリアンと30年以上に渡って活動を共にしている花田君と、懐かしい話などをしておりますよ。

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 ちなみにこの番組、前回のゲストがじろうと野獣のリリアン濃度高すぎ(笑)。


 姫乃たまとやっていた「実話BUNKAタブー」チャンネルも再開しております。現在、姫乃たまはお休み中なので、「実話BUNKAタブー」編集のソレンさんとトークしております。

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 お楽しみ下さい!

誰もいない居酒屋でノンアルコールビールを飲む

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 池袋北口の「D都会」といえば、24時間営業で激安とあって、昼飲みどころか朝飲みの聖地として、池袋周辺の飲兵衛の間では愛されている店です。
 しかし、緊急事態宣言でお上から、「酒類の提供禁止」と言われてしまったら、他の飲み屋同様、さすがの「D都会」も休業するしかないでしょう。

 と思ってたんですが、たまたま前を通ったら、あれ、やってる? 外の看板にはいつもの通りに「昼居酒屋できます24時間営業中」「生ビール4杯券1000円」「酎ハイ3杯券600円(各種)」なんて書いてあります。
 え、通常営業? と階段を降りていけば、「営業案内 緊急宣言により当店は朝9:00~夜8:00までとさせて頂きます。尚、酒類は販売中止とさせて頂きます」
との張り紙が。
 まぁ、そうですよね……。

 覗き込んでみると、営業はしているようですが、お客の姿は見えません。
 でも、酒類以外は通常営業なのかな。ちょっと興味を持って入ってみることにしました。
 店内に入ると、女性の店員さんが少し慌てたように
「アルコールはないんですけど」
「ノンアルコールとおつまみはあるんですよね」
「はい」
「じゃ、いただきます」

店内は他にもう一人男性店員がいるだけで、客の姿は無し。
 このD都会、いつ行っても客がいっぱいなんですよ。早朝に行っても、昼に行っても、深夜に行っても。他に客のいない貸し切り状態なんて初めてですよ。なんか不思議な気分です。

 食券の自動販売機を見ると、ドリンクのところは軒並み「売り切れ」の赤い文字。ようやくノンアルコールビールを探し出します。
 え、350円もするんだ、ノンアルコールビール。生ビールが4杯1000円、酎ハイ3杯600円なのに……。
 そして煮込み350円も頼んで合計700円。なんかD都会にしては、ずいぶん高くついたような気持ちになりますが、まぁ、そこはしょうがないですね。

 二人がけ用のテーブル席に座って、ノンアルコールビールの小瓶をチビチビ飲みながら、煮込みをつまみます。テーブルにはちゃんとアクリル板の仕切りもあります。
 がらんとした無人のD都会店内を眺めながらノンアルコールビールを飲む。貴重といえば貴重な体験ですね。
 さすがにおかわりをする気にはならず、これでおしまいにすることに。
 僕がいる間、他のお客さんは来ませんでした。もしかしたら、僕は初めての客だったのかな。だからあんなに驚かれたのかな。
 ずっと、ノンアルコールビールなんて、と思っていたんですが、こうやって飲み屋の雰囲気の中で飲めば、それなりに気分は味わえます。

 結局のところ、僕らが飲み屋を応援するのって、こういうことしか出来ないのかな、という思いました。
 一人で、黙ってノンアルコールビールを飲み、ちょっとつまんで、サッと出る。もちろん、モヤモヤとした欲求不満は残るんですけど、それで少しでも飲み屋さんの力になるのだったら……。
 まぁ、ほとんどの飲み屋さんは休業してるようですが、その中でも営業してる店を見つけたら、ちょいとノンアルコールビールでもひっかけてみようかな、そんな気持ちになっております。

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