これもずっと気になってた駅弁です。たこ焼きをおかずにご飯? 前にも「富士宮焼きそば弁当」なんてのもありましたし、関西ではたこ焼きやお好み焼でご飯を食べるのは当たり前らしいし、まぁ、それほど変な駅弁ではないのかもしれませんが、やっぱり食べておかなければ、という気になります。
「ごはんのおともはたこやきでっせ!!」と書かれたパッケージを外すと、たこやきが8個、そしてたこが炊き込まれたご飯。付け合せはサツマイモとカボチャの煮物、茹でキャベツ、そしてここにもタコ。ソースとかつお節は別添えで袋入です。なぜかソースが二袋あります。ちなみにオリバーソース中濃。
さっそくたこ焼きから行ってみましょうか。ソースとかつお節をトッピングしてパクリ。
……うむ、これは冷えたたこ焼き。ねっちょりとまとわりつく歯ざわりが、ちょっと気持ち悪いんですよね。たこ飯の方は、なかなか美味しいんですが、おかずになるか云々よりも、冷えたたこ焼きって美味しくないな、という話なんですよ。冷えても美味しいたこ焼きというのもあるみたいですが、少なくともこれはそういう感じじゃない。
ところが、これを電子レンジでチンしてみたら、たちまち美味しいたこ焼きになるわけですよ! あの歯ざわりも温かくなれば全然印象が変わる。ねっちょりが、トロリ、になるんですよ。たこ飯もグッと味がアップ。
温めないと美味しくない駅弁というのは、どうなのよ、という問題もありますが、少なくとも温めたら、かなり美味しい駅弁になりました。ソースが二袋ついていて、たっぷりとかけられるのもポイント高いし。
しかし、それなら「うまいもの」で出店してる会津屋のたこ焼き(12個580円)食べた方がいいんじゃないか、という気持ちも拭いきれないんですよね……。
ちなみに今年会場に初出店した梅田ジュースコーナーのミックスジュースも、大阪つながりということで飲んでみました。すごく甘そうだなと思って敬遠してたんですが、飲んでみたらそれほど甘くなく、細かく砕いた氷が冷たくて、暑い会場で飲むと最高でした。駅弁大会のドリンクといえば、菅原ぶどう園のぶどうジュース一強でしたが、ライバルが登場しましたよ!