ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

「3代目のいかめしde丼!!」(1800円/北海道/B-7)

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 今年も開幕しました、京王百貨店新宿店の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。実は今回は今までになく自分の中でも盛り上がりがなかったんですよね。コロナ禍と言うのが一番大きな原因でしょうが、特集の「新作豪華駅弁合戦」をはじめとして、駅弁が高価になり過ぎてるんじゃないか、とか、まぁ、色々ありまして。チラシも12月27日にゲットした日と開幕前日しか見てないんですよ。全然検討してない。こんなこと、初めてなんですよね。
 とは言え、会場に行くとそれなりに気持ちも高まりますね(笑)。

 最初に買う記念すべき駅弁を何にするのかは、いつも悩ましいところでありまして、今回は事前に決めることが出来ず、会場に行ってみて気分で買おう!と出たとこ勝負にしました。候補のひとつである「3代目のいかめしde丼」ブースには長蛇の列。うーん、このご時世並ぶのはなぁ……と会場を一回りしたのですが、やっぱりあの特製丼は欲しい。正直なところ、急激なオミクロン株感染の拡大を考えると、大会が最後まで無事に開催できる確証もない。欲しいものは早めにゲットしておいた方が後悔しなくて済むな、と行列に並ぶことにしました。ネット予約では完売してたし、これだけ並んでると、自分の番まで残ってるかな、と心配にもなりましたが、見ていると通常のいかめしだけを買っていく人も多いんですね。そうだ、通常だっていかめしは人気なんだもんね。
 というわけで無事、「3代目のいかめしde丼」1800円をゲット。ついでにこれも新登場の「いかめしおかき」270円も買いました。
 さらにご当地パンコーナーで、妻が気にしていた牛乳パン(長野県)とサラダパン(滋賀県)も購入して会場離脱。

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ご当地パンは「秘密のケンミンSHOW」とかで知って食べてみたかったんですよね。こちらのレビューは後ほど。

 森駅の「いかめし」が50回大会連続実演販売個数1位を記録し殿堂入したことを記念して作られた「3代目のいかめしde丼」。3代目とは、いかめしの製造元である阿部商店の3代目社長・今井麻椰さんのことで、彼女が考案した洋風丼なんですね。今井麻椰さん、『バスケットLIVE』のレポーターとしても活躍しているそうです。美人です。
hokkaidolikers.com

 チラシで見た時から、「いかめし」デザインの特別丼は欲しいと思ったんですよ。この手の駅弁丼、意外に重宝して普段から使えるので。でも、洋風いかめしというところが、ちょっとひっかかってた。え? いかめしにチーズと野菜? なにそれ? 正直いって、それほど美味しそうには思えなかったんですよね。だからもう完全に丼目当てで購入したのですよ。
 買った時に「温めて食べて下さいね」と言われたので、素直に電子レンジでチン。プラスチックのフタを開けると、茶色いご飯の上に煮イカの輪切り。ここまではいかめしですが、そこのプチトマト、じゃがいも、グリーンアスパラが載せられ、そして上からとろけたチーズがかけられています。ううむ、明らかにいかめし部とその他の部分がミスマッチに思えます。
 せっかくなので、煮イカをチーズにからめて食べてみます。ううむ、イカとチーズが見事なマリアージュ、という感じではない。合うような合わないような。でも、それほど悪くはない。というか、チーズがもう強引にすべてをねじ伏せていくという感じ。チーズの暴力性。イカと野菜たちを「ほら、お前ら仲良くしろよ。しないと、わかってんな!」と無理やり手をつながせたという感じ。でも、嫌いじゃない。いや、食べ終わった後は「意外に美味かったな、これ」と思ってました。
 絶対に美味しいからオススメ!と万人に言える味ではないけれど、少しでも興味を持ったら食べてみて下さい。おれ、こういうの結構好きなんだよね(笑)。

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「いかめし」のパケデザインは、実にキュートなのでグッズはつい欲しくなりますよね。
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丼のそこには、誇らしげに金文字で『50回連続1位 殿堂入記念」と書かれています。

 いかめしおかきの方は、えーと、いかめしどこだ? という感じでした(笑)。

追記
翌日、3代目とツーショット撮らせていただきました!

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