ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

鯖寿し四種味比べ(1404円/福井県/B-6)

「御食国若狭 海鮮づけ丼」を購入しようとした時に、一緒に売っていたコレが目に入り、とっさに「これも下さい!」と言ってしまいました。だって、サバ好きなんだもん。身が厚くて美味そうだったんだもん。
 買って帰って、昼ごはんとして「海鮮づけ丼」をいただきまして、十分満足したので、「鯖寿し」は持ち帰って家で食べようかな、と思ったのでしたが、その後に編集者と打ち合わせをしていたら、ちょっとお腹が空いたので、一緒に食べちゃいました。

 そんなわけで、写真撮るのを忘れたので、チラシの画像など(笑)。
f:id:rioysd:20210113175103j:plain
 四種となっていますが、特に説明がないので発売元の「若廣」のホームページを見ると、「鯖寿し3種食べ比べセット」というのが出ていて、これは「焼き鯖すし」「醤油かおる焼き鯖すし」「鯖寿し匠」の三種。もう一種はなんだろう? 
 いや、どれも鯖の身が分厚くて、脂がのっていて、それでいてしつこさはなく、鯖好きにはたまんないですね。身と酢飯の間に大葉とガリが挟んであるのが、また美味しい。
 んー、鯖ってやっぱり魚類最強だな!

御食国若狭 海鮮鯖づけ丼(1500円/福井県/B-6)

f:id:rioysd:20210113122517j:plain
 昨日、日本テレビの「news every.」で京王駅弁大会を取り上げていたらしく、それを見た妻が「美味しそうだった」と言っていた福井県の「海鮮づけ丼」。テレビの影響か、今大会では珍しく少しだけ行列が出来ていましたね。
 今大会オリジナルの丼に入った海鮮丼です。寒サバの漬け、越前ガニ、サーモン、イカイクラなどがのっております。ちょい甘のタレをぶっかけていただきます。いやぁ、これは美味い。一口ごとに色とりどりの海の幸の味覚が口の中で爆発。メインの鯖はもちろん美味しいんだけど、角切りのイカがねっとりとしつつも心地よい歯ごたえもあり、特に光ってたなぁ。シソとゴマも効いてます。ワシワシと一気にかきこんでしまいましたよ。
f:id:rioysd:20210113122537j:plain
 食べ終わると、丼の底に「56回記念 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」の文字が。今大会はいろんな意味で印象深いわけですが、この丼を見る度に思い出すんだろうなぁ。
 丼がついて、この豪華さで1500円はお値打ちだと思いましたね!

常磐街道味めぐり(1500円/茨城県/B-5)


今回の特集である「常磐線復旧記念」から、「常磐街道味めぐり」行ってみました。
仙台駅からは牛タン、原ノ町駅からは川俣シャモ、水戸駅からは常陸牛と、常磐線各駅の名物の三種の肉を詰め込んだ駅弁ですね。
味付け焼き牛タン、塩麹焼きシャモ、甘辛いしぐれ煮牛肉と、味付けもそれぞれ違っていて飽きません。ボリュームも十分、そして確かに肉自体がかなり美味い。特に常陸牛しぐれ煮が気に入りました。ああ、肉弁食った!という満足感がありますな。

高原野菜とからあげの弁当(1100円/山梨県/B-6)

 例年通り、混雑する週末はお休みしてるのですが、今年は休日でも人出はずいぶん少ないということなので成人の日の今日は駆けつけてみました。午前11時くらいでも、ううむ、確かに空いている。例年の平日よりも少ない感じ。このご時世ですから、混雑するのはまずいとは思うんですが、これはちょっと切ない気持ちになっちゃいますね。どうなるのが正解なのかは、わからないんですが。

 さて、本日は山梨県小淵沢駅の新作「高原野菜とからあげの弁当」を行ってみます。「元気甲斐」「甲州かつサンド」で有名な「丸政」さんですからハズレるはずがないという安心感がありますね。
2018年にも「高原野菜とカツの弁当」をいただきまして、駅弁なのに生野菜が美味しい!とびっくりしたわけですが、その姉妹弁当となれば、これはどうしたって生野菜に期待が高まりますね。
 生野菜がドーン! そして巨大な唐揚げが二つドーン! という迫力ある弁面。スパゲティの付け合せもうれしいですね。生野菜はレタス、セロリ、きゅうり、ミニトマト、カリフラワー、そしてコーン、しめじ、山ごぼう、わらびにデザート的にリンゴ。「高原野菜とカツの弁当と同じラインナップですね。添付されているキューピーのレインボードレッシングをかけていただくわけですが、うん、シャキシャキとしたフレッシュさ。駅弁とは思えない生野菜の美味しさは「高原野菜とカツの弁当」同様です。
 そして鶏の唐揚げ。いつもブースで売ってる山賊焼きと同じかなと思ってたんですが、駅弁に合うように味付けを変えているようです。しっかりとした醤油味で、鶏肉のジューシーさといい、ボリュームといい、これは満足感が大きいです。

 肉! 野菜! めし! なんというシンプルな食の魅力を訴えかけてくる駅弁なのでしょうか。個人的にはカツよりも、こっちの方が好みかな。

肉めし(1100円/兵庫県/B-4)

さて二日目。家族の夕食分も頼まれたので夕方に会場へ。
今日も空いてます。この状況だと空いてるのがいいことなのかわからないけれど、やっぱり少しさみしい。
ムスコに頼まれたのは、夫婦あなごめし(1300円/広島県/B-3)、ムスメに頼まれたのは、昨日僕が食べたあふれ海鮮かんぴょう巻寿司(1180円/新潟県/B-6)、妻に頼まれた山海三昧(1400円/大分県/輸送)は売り切れだったので、湖北のおはなし(1200円/滋賀県/輸送)にしました。
さて、じゃあ、僕は何にしよう。今日は肉弁行くかな、と考えて、神戸駅淡路屋のブースへ。肉めしはノーマルと、500円高神戸ビーフ肉めしがありました。悩んだ末に半世紀以上の歴史を誇る定番のノーマルに。

肉めし、タレに漬け込んだ肉が5枚。かなり薄いですが、柔らかくて美味しいです。しかしこの弁当、肉よりもその下のカレー味のバレンシアライスの美味さが際立ちますね。カレー味ってなんでこんなに心をつかむのでしょうか。 この飯、もっと食いてぇ! そして錦糸玉子はともかく、アスパラ、くるみ甘露煮、パイナップル、チェリーというちょっと変わった付け合せ。甘系に寄りまくってます。この辺に時代を感じますね。

家族の分の駅弁もちょこちょこ食べさせてもらいましたが、やっぱりあふれ海鮮かんぴょう巻寿司がダントツだな。現時点での優勝候補!(まだ二日目だけど)


 

岡山デミカツプレミアム サーロイン牛カツ重(1280円/岡山県/輸送)

 


2弁目は輸送から行きましょうか。今回は5階に設置された輸送駅弁コーナー。従来より狭くはなってますが、それほどの混雑はなく、ゆったりと見ることが出来ました。
 1弁目が海鮮だから肉弁行くかなーと思って、ゴージャス感のあるこれを選びました。
 牛カツ、大きい。この値段でこのボリュームはなかなかなんじゃないですか。牛カツならではの旨さもちゃんとありますし。
 しかし、デミカツというわりに、デミソースが少なすぎ。結局、添付されてるカゴメウスターソース頼りになっちゃうのは看板に偽りありだよなぁ。あとご飯もちょっと美味しくない……。
 付け合せが茹でキャベツだったり、フライドガーリックのスライスがトッピングされたりしてるのはポイント高いんだけど、うーん、ちょっと惜しい感が拭えませんな。

 しかし、今大会は初日に緊急事態宣言発令に東京都感染者2400人超えという状況でのスタート。なんとか無事最終日を迎えてくれることを祈ります……。

越後ニャがおか あふれ海鮮かんぴょう巻寿司(1180円/新潟県/B-6)


 はい、あけましておめでとうございます。今年も新年そうそうやってきましたよ、京王百貨店新宿店の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。
 新型コロナ禍の影響で今年は開催されるかどうか心配していたんですが、様々な対策を施して、無事開催となりました。
 まず、実演とうまいものが7階で開催。輸送は5階で開催と会場が分けられました。それから、一部で「第三会場」と呼ばれていた中地階も今回は公式な会場として認められたようです。
 またお休み処の廃止、入場制限、ネット予約など、これまでとは違う点が色々ありますので、参戦の際は事前にご確認を!
 まぁ、こんな状況なので、僕自身も例年のように、はしゃいで盛り上がっていていいものだろうかと悩んでいたんですね。
 そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら迎える初日なんて初めてですよ。いつもワクワクしていたのに。

 開店前に現地に到着。あれ、人が少ない。初日開店前の正面玄関は毎年大行列なのですが、今日はポツポツといる程度で、ちゃんとした列も作られていません。
 さて10時になり開場。ちょっと拍子抜けしながら店内に入り、エレベーターに乗ります。エレベーター内も密にならない程度でした。
 本会場の7階に到着すると、そこには行列が。フロアの端から端を横断するような長い行列です。これで入場制限してるのか、会場に入るまで相当な時間がかかるのか? と思ってたら、列はスルスルと動いていき、すぐに会場に入れました。余裕をもった並びにしてたから、列が長くなってただけみたいです。
 さて、会場。初日の開場直後でこんなにガラガラな会場を見たことがないです。平日の夕方でも、もう少しいるのでは? という感じ。京王側のコントロールも上手く行ってるのでしょうが、やはり来場を控えた客が多かったようですね。特に高齢者。まぁ、これなら密の心配はないのでは?
 行列が出来ているブースもほとんど無し。ぐるっと一周して、「越後ニャがおか あふれ海鮮かんぴょう巻寿司」を購入して7階から5階へ。

 例年、輸送ブースは入場するのに結構な時間並ぶんですが、あれ、すぐに入れたぞ。細長ーく配置された輸送駅弁。狭いので、やや混雑しているように感じられますが、例年に比べればゆったりとチェックできる程度。さっと「岡山デミカツプレミアム サーロイン牛カツ重」を購入して5階から離脱。

 今度は中地階へ向かいます。ここでは通常からお惣菜を販売してるんですが、その一角が「実演駅弁・輸送駅弁・うまいもの」を販売する第三会場となってるわけです。
 でも、あれ、無いぞ? と探し回ってしまいましたよ。だって、すごい小規模なんだもん。「え、これだけ?」と驚いちゃいましたよ! 
 ここで何を買うべきか。実は今回のオリジナル特典グッズは、合計5千円以上購入のレシート、しかも当日のみ有効。つまり一日で5千円買わないといけない! 毎日少しずつ買う派の自分にはハードル高いぞ。でも、駅弁ロゴ入りステンレスボトルって、ぜひ欲しいんです。
 現在の合計は2460円。あと2540円か。うーん、駅弁は一人で食べるのは二つが限度。ここは日持ちするうまいものを探すか。
 で、炙りいわしとか、たこかまとかの珍味を見つけました。一袋1080円で三袋買うと一袋オマケ。んー、乾き物珍味なら日持ちするしな! と三袋3240円を購入。これで5700円。目標をちょっとオーバーしたけど、まぁ、いいか。この珍味のメーカー、赤羽だけど、それもまたよし!(笑)。

 さて、ステンレスボトルもらってこよう、と思ってここで気がつきました。いけねぇ、今回は駅弁大会以外でも買い物しないといけなかったんだ! 
 え、何買う? 何買う? 慌ててお酒コーナーに飛び込んで、缶入り菊水一番しぼり353円を購入。6千円超えちゃったよ。しまった、珍味二袋にして、お酒をもうちょい高いのにして調整すればよかったか……。
 ま、買ってしまったものはしょうがない。諦めて一階引き換えコーナーで4枚のレシートを差し出し、駅弁ロゴ入り真空ステンレスボトルを入手したのでありました。つや消し黒とメタリックがありましたが、僕はメタリックを選択。

 そして、会場離脱。今回は特にヒット&アウェイを心がけないといけません。

 さて、お待たせしました。今年の一発目はチラシで気になってた「越後ニャがおか あふれ海鮮かんぴょう巻寿司」です。
 パッと見にはサーモンとイクラカニの海鮮丼ですが、ネタの下はかんぴょう巻になっているんですね。

f:id:rioysd:20210107152124j:plain
ネタの下はこんな感じにかんぴょう巻が並んでます。

 サーモン、イクラカニもなかなか食べごたえがあって美味しいし、その下が単なる酢飯じゃなくてかんぴょう巻だというのは、楽しいんですよ。
 いや、ま、正直言ってネタの旨さにかんぴょうが消されちゃって存在感が薄い感もあるんですが(笑)、それでもかんぴょうの歯ごたえがいいアクセントになってます。
 名前どおりにあふれんばかりのネタがこぼれ落ちて、食べづらいのもご愛嬌。
 うん、これ、オススメですよ。一発目から大当たりだ!

Amazon 【最大70%OFF】ミュージックセール