ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

浜ベん(1480円/福島県/輸送)

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 さて今大会ラストに選んだのは、正式名称「令和ニ年 常磐線全線開通 記念弁当 浜べん」です。
 一部で話題になっていたこの駅弁、見た時からこれはもう「酒が必須だな、しかも日本酒」と思っていたので、飲みながら食えるタイミングを狙っていたのでした。
 五区画に区切られた容器の中央には貝焼きウニがドーンと鎮座。その周囲には鮭イクラご飯、牛しぐれ煮ご飯(with錦糸玉子)、さつま揚げ、メリカリの唐揚げ、帆立ヒモの唐揚げ、ワカメの唐揚げ、鰹おろし煮、人参と椎茸の煮物が配置されてます。どうですか、この鉄壁の布陣。
 八海山の小瓶をお供にいただいたわけですが、いやー、これは酒が進む、進む。種類といいボリュームといい、これだけでかなり飲めますよ。個人的にはさつま揚げとメヒカリの唐揚げ、ワカメの唐揚げが気に入りましたね。
 酒のお供弁としては、最強なんじゃないですか?

 というわけで、今年もご苦労様でした!>関係者各位。

佐渡産・ぶりかつ弁(980円/新潟県/B-7)

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「のどぐろ天麩羅と海老づくし弁当」などを販売しているブースにあって、チラシ未掲載なれど、ずっと気になっていた駅弁。仲間内での評判もよかったので、最終日に行ってみました。
ご飯の上に、ブリのカツが6個ものってます(大きなによって個数が変わるみたいです)。そして、新潟のカツ丼が玉子とじではなく甘辛いタレというのに準じたように、これもタレがかかってます。
 これが実に美味いんですね。ブリ自体は、それほど濃い味ではないんですが、この甘辛いタレと、それからご飯との間に挟まっている海苔がまたいい味わいになるんですよ。
 販売ブースのおばちゃんに「レンジでチンして温めると美味しいよ」と言われたので、後半は温めて食べてみたんですが、おお、確かにグンと美味しくなる。
 駅弁は冷たくても美味しくなくちゃダメだ! という意見もありますが、やっぱり温めた方が美味いよね(笑)。
 しかし、ブリカツというのは、盲点でしたねぇ。もっと食べてみたいな、ブリカツ。揚げたてのブリカツ出してくれる店、ないのかな。

鰹づくし弁当(1000円/福島県/A-4)

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 本日は今大会のチラシを入手してから気になってたコイツを行ってみました。
 いわき駅の「常磐線全線開通記念 鰹づくし弁当」です。
 いわきは鰹の食文化が発展しているということで、竜田揚げ、おろし煮、フレークの三種類の調理法の鰹が堪能できるという駅弁。
 なるほど、どれも美味しいです。どうしてもボリュームのある竜田揚げが目を惹きますが、個人的にはおろし煮が好きでした。
 ひたすら鰹で勝負だ! という感じの駅弁ですが、一本だけ入ってた大根しそ巻もなかなか光ってました。
 まぁ、鰹ってちょっと独特の味があるので好き嫌いが出ちゃうかもしれないですが、その分、鰹好きにはたまらないですな。ご飯が進む味付けもよいです。

松阪牛めし弁当(1340円/愛知県/C-3)

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 今日は肉の気分かなぁ、と肉弁を色々検討していたんですが、これに決めました。掛け紙にどーんと「松阪牛」と一言と牛のシルエットだけ書いた掛け紙も潔い、名古屋駅の「松阪牛めし弁当」です。
 牛だし炊き込みご飯の上に、松阪牛のすき煮を敷き詰めています。これがけっこう甘口で、牛丼というより、正にすき焼きという感じ。さらに半熟玉子がついていて、これを絡めて食べるとさらにすき焼き感がアップします。おおぶりの筍や椎茸も味わい深い。
 ああ、肉食った、すき焼き食ったという気分が味わえますね。

あぶらぼうず伝説(1300円/神奈川県/輸送)

f:id:rioysd:20210115133310j:plainそのインパクトのある名前に惹かれて購入。

「小田原のソウルフードとも言われている深海魚のあぶらぼうず!! 『白身魚の大トロ』の異名をもつほど脂ののった濃厚で美味しい魚です。小田原城下では、別名『おしつけ』と呼ばれています。この魚は、見た目と脂の多さゆえに殿様が御殿女中に毒味をおしつけたことからこの呼名になったと言われています(諸説あります)。」(パッケージより)

ちなみに脂が多すぎて食べ過ぎると下痢をするとも言われているようです。

さて、そのあぶらぼうずの味噌ゆう庵焼きをメインにした駅弁です。あぶらぼうず(たぶん)初めて食べましたが、おお、これは美味しい。カサゴギンダラ科ということで、脂ののった銀鱈という感じで、旨味も強いです。でもそれほど脂っこさはないですね。ご飯がたくさん食べれそうでオカズには最高です。
付け合せも酢蓮根やはじかみ生姜、梅干しと、脂っこさを中和するような酸っぱめのものになってるんですが、あぶらぼうず、そこまでしつこくはないです(笑)。

うん、焼き魚系の駅弁では、一番美味しかったかも。

純系名古屋コーチンとりめし(1000円/愛知県/輸送)

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はい、本日より後半戦です。たまには第三会場の駅弁でも買ってみるか、と中地階へ。
食品売り場の中で、うっかり見落としてしまいそうな慎ましやかなコーナーなんですけどね。
昨日が海鮮系だったので、鶏肉行ってみるか、と「純系名古屋コーチンとりめし」にしてみました。税込千円と(今となっては)リーズナブルなお値段。
名古屋コーチンのダシで炊いたご飯の上に、照焼、つくね、味噌焼きという三種類の名古屋コーチン。さらに錦糸卵と山菜。漬物は守口大根漬け。
冷えちゃうと、ちょいご飯が固いかなーという気もしますが、まぁ許容範囲。鶏肉は美味しいです。つくねが一番好きかな。
容器の中が舟型に湾曲していて食べやすいのもよかったですね。

ところで、これ、駅弁リストに掲載されてないんだけど、どうも第三会場で販売されている駅弁は載ってないみたい。やっぱり、まだ第三会場は正式に認められてないの?

鯖寿し四種味比べ(1404円/福井県/B-6)

「御食国若狭 海鮮づけ丼」を購入しようとした時に、一緒に売っていたコレが目に入り、とっさに「これも下さい!」と言ってしまいました。だって、サバ好きなんだもん。身が厚くて美味そうだったんだもん。
 買って帰って、昼ごはんとして「海鮮づけ丼」をいただきまして、十分満足したので、「鯖寿し」は持ち帰って家で食べようかな、と思ったのでしたが、その後に編集者と打ち合わせをしていたら、ちょっとお腹が空いたので、一緒に食べちゃいました。

 そんなわけで、写真撮るのを忘れたので、チラシの画像など(笑)。
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 四種となっていますが、特に説明がないので発売元の「若廣」のホームページを見ると、「鯖寿し3種食べ比べセット」というのが出ていて、これは「焼き鯖すし」「醤油かおる焼き鯖すし」「鯖寿し匠」の三種。もう一種はなんだろう? 
 いや、どれも鯖の身が分厚くて、脂がのっていて、それでいてしつこさはなく、鯖好きにはたまんないですね。身と酢飯の間に大葉とガリが挟んであるのが、また美味しい。
 んー、鯖ってやっぱり魚類最強だな!

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