ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

岡山名物デミカツ丼(1100円/岡山県/B-6)

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 駅弁には、器物と言われるジャンルがあります。器に入っていて、食べ終わった後にもその器が使えるものなんですが、代表的なところだと、「有田焼カレー」でしょうか。あの有田焼の器は、立派で実用性高いんですよね。
 個人的には鬼太郎丼の丼が好きで、5個ほど揃えています。お茶碗より大きくて、普通の丼よりは少し小ぶりというサイズが絶妙なんですよね。本当は新絵柄が出る度に買いたいのですが、妻からもうこれ以上買っちゃダメと怒られてしまうので、買えません。
 2010年におなじみ「ながさき鯨カツ弁当」のバリエーションで出た「龍馬が愛した望龍椀」もよかった。なんでも「龍馬が愛した」をつける商売はどうかと思うんですが、これもちょうどいいサイズで、しかも蓋付というのが使い勝手がよいんですよね。

 そんなわけで今回も「岡山名物デミカツ丼」は気になってたわけですよ。京王駅弁大会第55回記念の特製丼!
 でも、すぐ売り切れてたり、丼が荷物になったりするという理由で、買いそびれてたら、もう大会の残り2日じゃないですか。
 朝イチで『フォードVSフェラーリ』を見て、12時チョイ過ぎに京王に行ったら、もう丼付は売り切れ。しょうがない、プラ容器入りの通常版を買うことにしましょう。
 こちらは1100円。丼付は1500円ということは、丼が400円ということですね。

 で、仕事場に持ち帰って食べたわけですが、実は先日のロマ弁で、このデミカツ丼を食べてる人がいまして、見せてもらったら、なんとご飯の底に角煮が埋まってるんですよね。ご飯に蒲焼きがもう一枚埋まっている「びっくりウナ丼」なんてのもあるんですが、いわば「びっくりカツ丼」。こういうのうれしいじゃないですか。
 でもプラ容器の通常版は、容器の構造上、角煮は横におかずとして添えてあるんですよね。これはつまらない。
 そこで思いついたのが、この通常版を丼に移して食べること。ちょうど仕事場には、龍馬丼があるじゃないですか。
 よし、龍馬丼に移して食べることにしましょう。
 まず、底に角煮を入れてから、ご飯を入れ、その上に茹でキャベツを並べ、そしてデミカツを並べ、横に漬物を添えて出来上がり。
 うん、サイズもちょうどよかった。デミカツ丼の出来上がりです。
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 トンカツは衣サクサク、豚肉も食べでのある厚みで、デミグラスソースもいい感じに合ってます。茹でキャベツの歯ごたえもナイスアクセント。ご飯が進みます。
 そして食べ進んでいくとご飯の中から角煮が登場。自分で埋めたのに、うれしい(笑)。
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 あと、駅弁としてはアレですが、電子レンジでチンすると美味さ倍増。特に角煮がグッと美味しくなります。
 ということなので、できれば丼版を、チンして食べるのがオススメです。
 

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