インフィニティチェアとOculus Quest 2の組合せは最強ではないだろうか?
Oculus Quest 2を買って、リクライニングチェアが欲しくなった。
Oculus Quest 2でVRではなく、映画を見てみたくなったのだ。仕事場においてある32インチのテレビよりも大画面で見ている気分になれそうだ。しかし仕事をする時にデスクで使っている椅子だと、あまり後ろに倒れないので、くつろげない。仕事場には余計なスペースがないので、折りたたみのサマーベッドみたいのがいいのかなと考えていた。これならゴロンと仰向けになってOculus Quest 2をかぶれる。
そんな時に、ふとコールマンのインフィニティチェアの記事を読んだ。「雲の上の座り心地」だの「人間をダメにする椅子」だの、やたらと気持ちよさそうだ。調べてみると1万円しない価格。意外に安いじゃないか。もちろん折りたためる。
あ、これいいじゃん、と深夜に衝動的にAmazonでポチってしまった。そして翌々日に到着。
大きい、重いとは聞いていたが確かに箱も大きく、出してセッティングするまで一苦労。しかも、物が多すぎて空きスペースがほとんどない仕事場での作業だから、かなり大変だった。それでも、なんとか広げて、腰を下ろして見る。
おお、これはいい座り心地だ。メッシュ状になっているポリエステル生地のシートは適度な柔らかさで背中と腰を包み込んでくれる。
そしてグッと後ろに重心をかけるとフルリクライニング状態に。この時のスムースな動きも気持ちいい。
なるほど、これが「雲の上の座り心地」か。いや、寝心地か。ほとんど仰向け状態になるのだけど、お尻と足先が、頭と膝より沈み込む、つまり「N」の字を伸ばして広げたような態勢なのだ。フラットに仰向けになるよりもゆったりと楽だ。
フルリクライニング態勢になってしまうと、もうずっとこのままでいたくなる。起き上がりたくない。「人間をダメにする椅子」とはこういうことか!
さて、では目的のOculus Quest 2をかぶってみよう。NetflixやAmazonプライム、You Tubeなどを、この態勢でOculus Quest 2で見ると、映画館の超VIPシートで寝転びながら見ているような気分が味わえる。仰向けに近い態勢なのでゴーグルの重さもそれほど気にならない。
VRソフトだと逆にこの姿勢(仰向け)が視点にマッチしない時があるのだが、そういう時はリクライニングの角度を変えればいい。派手に動かないといけないVRゲームには向いていないが、単に見るだけのものならば快適な座り心地が没入感を邪魔しないのがいい。
というか、VRよりも普通にYou Tubeをあれこれ見ていくのが楽しい。意外にFacebookとか見てるのも楽しい。パソコンやスマホより、操作性悪いのに、なぜか楽しい。
インフィニティチェアとOculus Quest 2の組み合わせって、もしかして最強ではないだろうか?
もちろんインフィニティチェアは昼寝をするのにも向いているし、だらだらと音楽を聞いたり、読書したりするのにもいいだろう。読書の時はあんまり倒さない方が読みやすいが。
使わない時は折りたたんでおけるし、そこから開いて設置するのもワンタッチで面倒臭さはない。ということで、まだ届いて数日だが、かなり気に入っている。
暖かくなって来たら、ベランダでくつろぐのもよさそうで、今から楽しみだ。
しかし、物が山積みのこの仕事場に無理やりインフィニティチェアを置いて、VRゴーグルかぶってるのって、なんかすごくサイバーパンク感あるな(笑)。
2021年京王駅弁大会 個人的ベスト3
というわけで、今年も京王駅弁大会楽しませていただきました。この厳しい状況の中で無事開催して下さった関係者の皆様に感謝します。もう今年はやってくれるだけで嬉しいという感じでしたからねー。
しかし自分としては例年のように「みんなで駅弁大会行こうぜ~!」と無邪気に盛り上がっていいものか、いや、それでも少しでも購入して貢献するべきなのか、葛藤がありまして、モヤモヤしたままだったというのが正直なところ。やっぱり楽しみ切れなかったんですよね。いつもなら大会自体よりも楽しみなチラシ飲みにも、つい足が遠のいてしまいました。
結局、食べたのは13個(家族用に買った分は除く)と、ここ十数年で最も少なかったですね。
そんな中でもベスト3を選ぶとすれば、
1位 御食国若狭 海鮮鯖づけ丼
rioysd.hateblo.jp
2位 あぶらぼうず伝説
rioysd.hateblo.jp
3位 浜ベん
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というところでしょうか。次点で越後ニャがおか あふれ海鮮かんぴょう巻寿司。これも本当に美味かった!
rioysd.hateblo.jp
来年は心おきなく楽しめる駅弁大会であればいいなぁ、と祈っております。
浜ベん(1480円/福島県/輸送)
さて今大会ラストに選んだのは、正式名称「令和ニ年 常磐線全線開通 記念弁当 浜べん」です。
一部で話題になっていたこの駅弁、見た時からこれはもう「酒が必須だな、しかも日本酒」と思っていたので、飲みながら食えるタイミングを狙っていたのでした。
五区画に区切られた容器の中央には貝焼きウニがドーンと鎮座。その周囲には鮭イクラご飯、牛しぐれ煮ご飯(with錦糸玉子)、さつま揚げ、メリカリの唐揚げ、帆立ヒモの唐揚げ、ワカメの唐揚げ、鰹おろし煮、人参と椎茸の煮物が配置されてます。どうですか、この鉄壁の布陣。
八海山の小瓶をお供にいただいたわけですが、いやー、これは酒が進む、進む。種類といいボリュームといい、これだけでかなり飲めますよ。個人的にはさつま揚げとメヒカリの唐揚げ、ワカメの唐揚げが気に入りましたね。
酒のお供弁としては、最強なんじゃないですか?
というわけで、今年もご苦労様でした!>関係者各位。
佐渡産・ぶりかつ弁(980円/新潟県/B-7)
「のどぐろ天麩羅と海老づくし弁当」などを販売しているブースにあって、チラシ未掲載なれど、ずっと気になっていた駅弁。仲間内での評判もよかったので、最終日に行ってみました。
ご飯の上に、ブリのカツが6個ものってます(大きなによって個数が変わるみたいです)。そして、新潟のカツ丼が玉子とじではなく甘辛いタレというのに準じたように、これもタレがかかってます。
これが実に美味いんですね。ブリ自体は、それほど濃い味ではないんですが、この甘辛いタレと、それからご飯との間に挟まっている海苔がまたいい味わいになるんですよ。
販売ブースのおばちゃんに「レンジでチンして温めると美味しいよ」と言われたので、後半は温めて食べてみたんですが、おお、確かにグンと美味しくなる。
駅弁は冷たくても美味しくなくちゃダメだ! という意見もありますが、やっぱり温めた方が美味いよね(笑)。
しかし、ブリカツというのは、盲点でしたねぇ。もっと食べてみたいな、ブリカツ。揚げたてのブリカツ出してくれる店、ないのかな。
鰹づくし弁当(1000円/福島県/A-4)
本日は今大会のチラシを入手してから気になってたコイツを行ってみました。
いわき駅の「常磐線全線開通記念 鰹づくし弁当」です。
いわきは鰹の食文化が発展しているということで、竜田揚げ、おろし煮、フレークの三種類の調理法の鰹が堪能できるという駅弁。
なるほど、どれも美味しいです。どうしてもボリュームのある竜田揚げが目を惹きますが、個人的にはおろし煮が好きでした。
ひたすら鰹で勝負だ! という感じの駅弁ですが、一本だけ入ってた大根しそ巻もなかなか光ってました。
まぁ、鰹ってちょっと独特の味があるので好き嫌いが出ちゃうかもしれないですが、その分、鰹好きにはたまらないですな。ご飯が進む味付けもよいです。
あぶらぼうず伝説(1300円/神奈川県/輸送)
そのインパクトのある名前に惹かれて購入。
「小田原のソウルフードとも言われている深海魚のあぶらぼうず!! 『白身魚の大トロ』の異名をもつほど脂ののった濃厚で美味しい魚です。小田原城下では、別名『おしつけ』と呼ばれています。この魚は、見た目と脂の多さゆえに殿様が御殿女中に毒味をおしつけたことからこの呼名になったと言われています(諸説あります)。」(パッケージより)
ちなみに脂が多すぎて食べ過ぎると下痢をするとも言われているようです。
さて、そのあぶらぼうずの味噌ゆう庵焼きをメインにした駅弁です。あぶらぼうず(たぶん)初めて食べましたが、おお、これは美味しい。カサゴ目ギンダラ科ということで、脂ののった銀鱈という感じで、旨味も強いです。でもそれほど脂っこさはないですね。ご飯がたくさん食べれそうでオカズには最高です。
付け合せも酢蓮根やはじかみ生姜、梅干しと、脂っこさを中和するような酸っぱめのものになってるんですが、あぶらぼうず、そこまでしつこくはないです(笑)。
うん、焼き魚系の駅弁では、一番美味しかったかも。